掲載日:2025年6月30日
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5月25日(日曜日)、天皇陛下御臨席のもと、秩父ミューズパークで「第75回全国植樹祭」を開催し、招待者・関係者含め約4500人にご参加いただきました。大会の開催に向けご協力を賜りました皆様には、厚く御礼申し上げます。大会当日の様子をお届けします。
令和7年5月25日(日曜日)
秩父ミューズパーク(秩父市・小鹿野町)
「プロローグ」では秩父市長による歓迎のあいさつを皮切りとして、第75回全国植樹祭の大会概要、埼玉の森林・林業紹介や、埼玉県における「人・森・川のつながり」を表現したプロローグアトラクションを行いました。また、感謝状の贈呈や、記念切手の贈呈を行いました。
「記念式典」では、天皇陛下をお迎えし、(公社)国土緑化推進機構副理事長から開会のことばが述べられ、その後、国歌独唱とともに三旗掲揚が行われました。つづいて、大会会長及び埼玉県知事が主催者あいさつを行い、天皇陛下からおことばを賜りました。そして、緑化功労者等への表彰、苗木の贈呈を行ったのち、天皇陛下にお手植え・お手播きいただき、あわせて代表者記念植樹を実施しました。また、プロローグアトラクションの物語を受け継いだ「大会テーマの表現」にて、森林資源の活用、木材の利用拡大を図る『活樹(かつじゅ)』の重要性を埼玉から全国に発信しました。大会宣言につづき、リレーセレモニーにて次期開催県である愛媛県知事に、木製地球儀を引き継ぎました。埼玉県議会議長による閉会のことばを経て、参加者全員がお見送りする中、天皇陛下が御出発されました。
「エピローグ」では小鹿野町長による感謝のあいさつが行われました。そして、エピローグアトラクションとして、大会テーマソングの歌唱が行われたあと、出演者が一同にラインナップし、感動的なフィナーレを迎えました。
招待者の皆様には、式典会場に入る前に植樹会場にお立ち寄りいただき、クヌギやコナラ等の苗木合計約3500本を植樹していただきました。
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式典会場に隣接した「おもてなし広場」では、特産品や工芸品の販売、埼玉県の森林・林業や観光などに関する様々な展示や伝統芸能などのステージ披露を行い、埼玉県の魅力を発信しました。
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お机・おしぼり受け | |
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お手植え箱・お鍬 | |
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お手播き箱・お種入れ |
招待者の皆様が座るベンチは、秩父地域のスギを使用し製作しました。
県内で生産が盛んなカーネーションのほか、埼玉県農業大学校の学生や県内の農業高校の生徒が育成したペチュニアやマリーゴールドを配置し、会場に彩りを添えました。また、木製のプランターカバーは、秩父地域のスギを使用し製作しました。
埼玉県農業大学校/県立川越総合高等学校/県立熊谷農業高等学校/県立児玉高等学校/県立杉戸農業高等学校/県立秩父農工科学高等学校/県立羽生実業高等学校
お野立所の両脇を彩ったフラワーアレンジメントは、県内の農業高校の生徒が県のブランド推進品目であるユリを基調に制作しました。
県立鳩ヶ谷高等学校/県立いずみ高等学校
県内3か所にサテライト会場を設け、式典のライブ中継のほか、ステージイベントやワークショップなどを実施し、多くの県民の皆様に県産材や森林の魅力に触れていただきました。
エミテラス所沢(所沢市)、深谷テラスパーク(深谷市)、モラージュ菖蒲(久喜市)の3会場で合計4,550人にご参加いただきました。
アーカイブ配信は7月24日(木曜日)までとなります。
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