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掲載日:2026年10月8日

「ヒヤシンスの夢」
宮田 愛 / MIYATA Ai
この絵は家で育てていたヒヤシンスからインスピレーションを受けて制作したそうだ。
宮田さんは見たものから湧いてきたイメージを作品にしている。
画面中央に大きく手を伸ばすバレリーナ、その身体を覆うヒヤシンスの花、花瓶の中も球根から出た根で覆われている。そして背景には明るい色の夜の景色があり、画面下に柔らかそうな雲の道が続いており、全体にキラキラとした星が散りばめられている。
この作品は優しい色鉛筆の色彩で描かれている。それはヒヤシンスの球根が見る夢であるからだ。
球根には人間になりたいという願いがある。現実には無理な話であるが夢の中では実現できる。
宮田さんは、この夢を見ている球根と自分とを重ねて描いたそうだ。
宮田さんはバレリーナになって手を大きく伸ばし、空に浮かぶ星を掴む。
そんな淡い色の夢を見ているのだ。
武蔵野美術大学 彫刻学科 3年
秋山 理子