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掲載日:2026年3月24日

「龍」
M i
社会福祉法人彩凜会 ひだまり
SNSで年賀状用として載せるため、干支の作品を数年前から描き始めたMiさん。今では施設の職員から依頼されるようになり、年末に近づくと翌年の干支を描くのが恒例となっている。
この龍も2024 年の辰年に向けて制作された。龍のからだのうねりに合わせて描かれた幾何学模様が観る者の目を奪う。
龍の顔、うろこ、と描いていき、いざ、このうねるお腹を描くとなったときMiさんは、どう表現するかとても悩んだと話す。
そこで原画にお腹の模様を描き入れる前にコピーをとり、何パターンか試し描きをした。試行錯誤の結果、龍の動きの流れに沿いつつ、単調になりすぎない模様を創り出したという。
Miさんは「幾何学模様は正解がないから好きだ。」と語った。描かれた模様は全てオリジナルである。
繊細でありながらも、力強く存在感のある龍の姿。思わず惹きこまれてしまうのは私だけだろうか。
埼玉大学大学院 教育学研究科 1年
平良 瑞希