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掲載日:2026年1月13日

「ねこ」
小林 大河
社会福祉法人皆の郷 みなのさと
一度見たら忘れられない個性的な猫たち。
作品には小林さんの愛猫「モモちゃん」と仲間たちが描かれている。
水性マーカーのポスカを使用し器用に端から色を塗っていく。
下書きは鉛筆で行い、本や、写真、記憶からイメージを具現化する。背景の色は、猫の色合いと合うように同系色を使ったり、反対色を使うなど、色選びに工夫が凝らされている。また、小林さんのその日の感情が配色、猫の表情や口元に反映されている。
作品には猫に対する好きな気持ちが溢れんばかりに描かれており、見れば見るほど猫の表情や仕草が愛おしく思え、愛情が湧いて興味深い。
途中でポスカを持つ手を止める、動かすを繰り返し、最後に猫のアウトラインを黒色のポスカで囲む。すべての作品が綺麗に色を塗られて丁寧に仕上げられているのが見受けられる。
小林さんにとって、モモちゃんはかけがえのない大切な存在ということが、作品からひしひしと伝わってくる。皆さんもモモちゃんへの想いを感じながら作品を鑑賞してほしい。
東京家政大学 家政学部 造形表現学科 4年
上松 千紘