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埼玉県立がんセンター > 当施設について > 平成30年度 埼玉県立がんセンター病院指標 > 平成30年度 診断群分類別患者数等(診療科別患者数上位5位まで)

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掲載日:2023年9月8日

平成30年度 診断群分類別患者数等(診療科別患者数上位5位まで)

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胸部外科  

 

DPCコード DPC名称 患者数 平均在院日数(自院) 平均在院日数(全国) 転院率 平均年齢 患者用パス
040040xx97x0xx 肺の悪性腫瘍 手術あり  手術・処置等2なし

212

12.57

11.87

0

67.55

 
040150xx97x00x 肺・縦隔の感染、膿瘍形成 手術あり 手術・処置等2なし 副傷病無し

12

19.92

31.09

0

66.92

 
040040xx9910xx 肺の悪性腫瘍 手術なし 手術・処置等1あり 手術・処置等2なし

10

2.8

3.43

0

82

 
040030xx01xxxx 呼吸器系の良性腫瘍 肺切除術 気管支形成を伴う肺切除等

-

-

9.29

-

-

 
040040xx9900xx 肺の悪性腫瘍 手術なし 手術・処置等1なし 手術・処置等2なし

-

-

14.58

-

-

 

解説

平成30年度、当科で最も多かったのは、肺癌または転移性肺腫瘍に対する肺切除症例でした。平均在院日数はクリニカルパスで11日または13日であり平均在院日数が12.57日はある程度、パス通りに治療が行われたことを示しています。
2番目に多かったのは、術前に肺癌や転移性肺腫瘍との鑑別が出来なかった肺化膿症や膿胸の症例で、感染のコントロールに時間を要し、在位期間がパスどおりにはいかず、19.92日と通常手術より、長期化している。3番目に多いのは、胸水や気胸など、術後処置目的に入院した症例で、短期間の入院となっています。
4番目に多いのは、肺癌や転移性肺腫瘍と術前に鑑別できなかった肺の良性腫瘍であり、肺切除後は順調に経過し11日で退院され、パス通りの入院期間でした。
5番目は術後再発などの理由で再入院した症例でした。

乳腺外科 

DPCコード DPC名称 患者数 平均在院日数(自院) 平均在院日数(全国) 転院率 平均年齢 患者用パス
090010xx02x0xx 乳房の悪性腫瘍 乳腺悪性腫瘍手術 単純乳房切除術(乳腺全摘術)等 手術・処置等2なし

244

5.66

6.23

0

59.39

 
090010xx01x0xx 乳房の悪性腫瘍 乳腺悪性腫瘍手術 乳房部分切除術(腋窩部郭清を伴うもの(内視鏡下によるものを含む。))等 手術・処置等2なし

194

9.58

10.59

0

60.91

 
090020xx97xxxx 乳房の良性腫瘍 手術あり

18

3.17

4.02

0

49.61

 

090010xx97x0xx 乳房の悪性腫瘍 その他の手術あり 手術・処置等2なし

15

4.27

6.52

0

62

 
090010xx99x00x 乳房の悪性腫瘍 手術なし 手術・処置等2なし 副傷病なし

15

8.73

8.37

0

57.13

 

整形外科 

DPCコード DPC名称 患者数 平均在院日数(自院) 平均在院日数(全国) 転院率 平均年齢 患者用パス
070010xx010x0x 骨軟部の良性腫瘍(脊椎脊髄を除く。) 四肢・躯幹軟部腫瘍摘出術等 手術・処置等1なし 副傷病なし

119

5.05

5.59

0

47.5

 
070041xx01x00x 軟部の悪性腫瘍(脊髄を除く。) 四肢・躯幹軟部悪性腫瘍手術 手術・処置等2なし 副傷病なし

36

16.33

17.50

0

61.53

 
070041xx99x3xx 軟部の悪性腫瘍(脊髄を除く。) 手術なし 手術・処置等23あり

26

5.31

10.53

0

55.96

 
070040xx99x4xx 骨の悪性腫瘍(脊椎を除く。) 手術なし 手術・処置等24あり

20

6

16.89

0

27.3

 
070010xx970xxx 骨軟部の良性腫瘍(脊椎脊髄を除く。) その他の手術あり 手術・処置等1なし

17

5

4.86

0

47.76

 

解説

 当院において診療する骨軟部腫瘍患者のおよそ3分の2は良性骨軟部腫瘍である。これらの中には、無症状で緩徐な発育を示す疾患の場合経過観察となることも多いが、一方で、骨脆弱性や疼痛、あるいは神経症状といった腫瘍起因の症状がある場合、手術の適応となる。これら良性腫瘍が発生頻度的には結果として最多症例となる。
 骨軟部悪性腫瘍とは、様々な組織診断の肉腫を指す。疾患発生頻度がきわめて低いため、希少がんに分類される。年間診療数は80から90例程度であり、この中にはいわゆる悪性腫瘍に対する広範切除手術を行う場合と、術前後あるいは進行性骨軟部肉腫に対して行うがん薬物療法、放射線治療や緩和的治療が含まれる。軟部悪性腫瘍に対して、骨悪性腫瘍の発生頻度は少ない。骨悪性腫瘍には他の診療科が扱うがんの骨転移も含まれる。

形成外科 

DPCコード DPC名称 患者数 平均在院日数(自院) 平均在院日数(全国) 転院率 平均年齢 患者用パス
090010xx04xxxx 乳房の悪性腫瘍 組織拡張器による再建手術(一連につき) 乳房(再建手術)の場合等

33

7.33

8.23

0

48.91

 
090010xx01x0xx 乳房の悪性腫瘍 乳腺悪性腫瘍手術 乳房部分切除術(腋窩部郭清を伴うもの(内視鏡下によるものを含む。))等 手術・処置等2なし

30

12.87

10.59

0

49.07

 
090010xx97x0xx 乳房の悪性腫瘍 その他の手術あり 手術・処置等2なし

10

9.7

6.52

0

51.9

 
070570xx970xxx 瘢痕拘縮 その他の手術あり 手術・処置等1なし

-

-

6.08

-

-

 
070570xx010xxx

瘢痕拘縮 瘢痕拘縮形成手術 手術・処置等1なし

-

-

5.72

-

-

 

 解説

 形成外科では乳房再建を目的とした乳癌患者がほとんどを占める。再建方法による分類で、組織拡張器による再建、ゲル充填人工乳房を用いた再建、自家組織による再建、乳頭乳輪再建に分類される。再建時期による分類では、乳癌切除と同時に行う一次再建と、切除後時間がたってから行う二次再建がある。
その他には手術後の瘢痕、瘢痕拘縮などの治療も適宜行っている。

脳神経外科

DPCコード DPC名称 患者数 平均在院日数(自院) 平均在院日数(全国) 転院率 平均年齢 患者用パス
010010xx99030x 脳腫瘍 手術なし 手術・処置等1なし 手術・処置等23あり 副傷病なし

31

9

16.98

3.23

68.29

 
010010xx01x00x 脳腫瘍 頭蓋内腫瘍摘出術等 手術・処置等2なし 副傷病なし

21

17.24

21.16

9.52

66

 
010010xx99000x 脳腫瘍 手術なし 手術・処置等1なし 手術・処置等2なし 副傷病なし

-

-

11.45

-

-

 
010010xx01x3xx 脳腫瘍 頭蓋内腫瘍摘出術等 手術・処置等23あり

-

-

50.25

-

-

 
010010xx9904xx 脳腫瘍 手術なし 手術・処置等1なし 手術・処置等24あり

-

-

28.19

-

-

 

解説

 脳神経外科の取り扱う疾患は、原発性及び転移性脳腫瘍にほぼ限定され、手術、放射線、化学療法を行っています。良性脳腫瘍は治癒を目標とします。
悪性脳腫瘍は、早い社会復帰を目指して、外来で可能な治療としてできるだけ通院化学療法を行うように努めています。

頭頸部外科

DPCコード DPC名称 患者数 平均在院日数(自院) 平均在院日数(全国) 転院率 平均年齢 患者用パス
03001xxx99x3xx 頭頸部悪性腫瘍 手術なし 手術・処置等23あり

169

12.6

36.03

0

60.8

 
03001xxx01000x 頭頸部悪性腫瘍 頸部悪性腫瘍手術等 手術・処置等1なし 手術・処置等2なし 副傷病なし

75

12.33

13.57

0

66.09

 
100020xx010xxx 甲状腺の悪性腫瘍 甲状腺悪性腫瘍手術 切除等 手術・処置等1なし

61

8.9

8.68

0

54.41

 
03001xxx0111xx 頭頸部悪性腫瘍 頸部悪性腫瘍手術等 手術・処置等1あり 手術・処置等21あり

47

41.32

42.23

6.38

65.4

 
03001xxx99x00x 頭頸部悪性腫瘍 手術なし 手術・処置等2なし 副傷病なし

46

17.2

13.20

4.35

70.37

 

解説

 平成30年度、当科の診断群別患者数で最多であったのは、シスプラチンを用いた化学放射線同時併用療法を行った患者群であった。この治療は咽頭、喉頭癌で治癒が見込める場合、あるいはQOL低下を伴う手術を拒否した場合に根治目的に施行された。また、手術後の再発転移に関して高リスク群であった患者にも予防的に施行された。第2位に位置したのが組織移植等を行わずに原発巣と頸部、あるいは頸部のみの手術を施行した患者群、第3位は甲状腺癌に対する手術を行った患者群、第4位が原発巣が大きく拡大切除となった場合に、口腔や咽頭の欠損部に対して自家組織を移植する手術を行った患者群であった。この患者群は術後に中心静脈栄養や人工呼吸器管理を要し、いわゆる集中治療室に入室した方々である。第5位は、頭頸部癌終末期の緩和医療を目的に治療した患者群、あるいは、頭頸部の炎症、高カルシウム血症、経口摂取不良、脱水、化学放射線同時併用療法に伴う副作用のために症状コントロール目的で入院を要した患者群であった。

放射線科

DPCコード DPC名称 患者数 平均在院日数(自院) 平均在院日数(全国) 転院率 平均年齢 患者用パス
100020xx99x2xx 甲状腺の悪性腫瘍 手術なし 手術・処置等22あり

20

5.85

6.51

0.00

62.85

 
040040xx9900xx 肺の悪性腫瘍 手術なし 手術・処置等1なし 手術・処置等2なし

-

-

14.58

-

-

 
040040xx9902xx 肺の悪性腫瘍 手術なし 手術・処置等1なし 手術・処置等22あり

-

-

23.14

-

-

 
060050xx97x00x

肝・肝内胆管の悪性腫瘍(続発性を含む。) その他の手術あり 手術・処置等2なし 副傷病なし

-

-

10.42

-

-

 

皮膚科

DPCコード DPC名称 患者数 平均在院日数(自院) 平均在院日数(全国) 転院率 平均年齢 患者用パス
080006xx01x0xx 皮膚の悪性腫瘍(黒色腫以外) 皮膚悪性腫瘍切除術等 手術・処置等2なし

14

5.43

8.16

0

67.07

 
080005xx01x0xx

黒色腫 皮膚悪性腫瘍切除術等 手術・処置等2なし

12

7.67

13.72

0

65.58

 
080006xx97x0xx 皮膚の悪性腫瘍(黒色腫以外) その他の手術あり 手術・処置等2なし

-

-

10.44

-

-

 
130030xx97x00x 非ホジキンリンパ腫 手術あり 手術・処置等2なし 副傷病なし

-

-

8.73

-

-

 
080005xx99x2xx 黒色腫 手術なし 手術・処置等22あり

-

-

14.76

-

-

 

解説

 皮膚科の入院症例で最も多いのは悪性黒色腫です。手術の他に化学療法導入は入院で行い、以後外来にて治療を行っております。次に多いのは有棘細胞癌で、続いて基底細胞癌、ボーエン病です。このうち基底細胞癌とボーエン病は、当科では外来で治療される方が多い疾患です。乳房外パジェット病も増えております。高齢化が進んでおり当科での患者さんの平均年齢は高い傾向を示しています。短期入院にてADLの低下を防ぐ対応をとっています。

泌尿器科

DPCコード DPC名称 患者数 平均在院日数(自院) 平均在院日数(全国) 転院率 平均年齢 患者用パス
110080xx991x0x 前立腺の悪性腫瘍 手術なし 手術・処置等1あり 副傷病なし

189

2.93

2.53

0

70.9

 
110070xx0200xx 膀胱腫瘍 膀胱悪性腫瘍手術 経尿道的手術 手術・処置等1なし 手術・処置等2なし

139

6.96

7.20

0

73.42

 
110080xx01xxxx 前立腺の悪性腫瘍 前立腺悪性腫瘍手術等

109

12.61

12.63

0

66.99

 
110070xx99x0xx 膀胱腫瘍 手術なし 手術・処置等2なし

40

8.8

10.13

2.5

69.58

 
110070xx99x20x 膀胱腫瘍 手術なし 手術・処置等22あり 副傷病なし

35

9.29

10.97

2.86

70.71

 

解説

 前立腺癌の増加に伴い、生検目的で入院する症例が増えており、2018年度は入院患者数のトップになっています。膀胱癌は表在性の比較的悪性度の低い癌と、浸潤傾向を有する比較的悪性度の高い癌に分かれます。表在性癌は経尿道的切除と膀胱内抗がん剤注入療法の対象となりますが再発率が高いため複数回の手術が必要になる症例が多く、入院患者数は前立腺生検に次いで多くなっています。平均在院日数は7日弱となっており、平均的なものとなっています。また進行癌の場合は抗がん剤治療が主体になり2週間程度の入院で行っています。
最近増加傾向が著しい前立腺癌は早期の場合手術ないし放射線治療の適応となります。手術件数は109件と前年度より大幅に増加、そのほとんどを負担の少ないロボット支援手術で行い、在院日数も減少傾向で現在2週間を切っています。最近は転移を有する進行膀胱癌も増加しており化学療法目的の入院が増えています。

婦人科

DPCコード DPC名称 患者数 平均在院日数(自院) 平均在院日数(全国) 転院率 平均年齢 患者用パス
12002xxx99x40x 子宮頸・体部の悪性腫瘍 手術なし 手術・処置等24あり 副傷病なし

197

4.77

4.85

0

60.65

 
120010xx99x50x 卵巣・子宮附属器の悪性腫瘍 手術なし 手術・処置等25あり 副傷病なし

176

4.91

4.61

0

60.81

 
12002xxx01x0xx 子宮頸・体部の悪性腫瘍 子宮悪性腫瘍手術等 手術・処置等2なし

161

13.54

12.58

0

56.98

 
120010xx01x0xx 卵巣・子宮附属器の悪性腫瘍 子宮附属器悪性腫瘍手術(両側)等 手術・処置等2なし

80

12.83

13.22

0

57.05

 
12002xxx02x0xx 子宮頸・体部の悪性腫瘍 子宮頸部(腟部)切除術等 手術・処置等2なし

78

3.01

3.20

0

38.41

 

解説

 平成30年度に婦人科治療の診断別患者で最多であったのは、子宮頚癌に対する根治的放射線および放射線化学療法と、子宮体がんに対する化学療法を含む疾患群であった。それぞれ進行した病期に対する治療と術後補助治療とがあり、放射線治療入院は1ヶ月強、化学療法は外来または短期入院が複数回であることが多い。これらには第3位にある子宮悪性腫瘍手術の施行後の患者群の中で補助療法の適応となった患者が多く含まれている。
第2位と第4位は卵巣/卵管原発、一部腹膜がんを含む疾患群に対する化学療法と手術入院患者である。進行した病期で発症することが少なくないため、術前および術後化学療法を標準治療として行われ、比較的高率に認められる再発患者に対する化学療法、症状緩和目的の入院も多く含まれている。手術には消化器外科/泌尿器科などの診療科との合同手術となることも多い。
第5位は子宮頚部異形成および初期子宮頚癌に対する子宮頚部円錐切除手術の患者群であり、治療目的と診断目的がある。

呼吸器内科

DPCコード DPC名称 患者数 平均在院日数(自院) 平均在院日数(全国) 転院率 平均年齢 患者用パス
040040xx99040x 肺の悪性腫瘍 手術なし 手術・処置等1なし 手術・処置等24あり 副傷病なし

167

7.34

10.00

0.6

70.87

 
040040xx9910xx 肺の悪性腫瘍 手術なし 手術・処置等1あり 手術・処置等2なし

120

2.77

3.43

0.83

74.69

 
040040xx9900xx 肺の悪性腫瘍 手術なし 手術・処置等1なし 手術・処置等2なし

103

14.5

14.58

2.91

70.84

 
040040xx9906xx 肺の悪性腫瘍 手術なし 手術・処置等1なし 手術・処置等26あり

75

9.31

16.32

0

66.56

 
040040xx9908xx 肺の悪性腫瘍 手術なし 手術・処置等1なし 手術・処置等28あり

66

7.02

10.62

0

65.67

 

解説

 当科は切除不能進行再発肺癌の診断と治療を行っている。
診断群分類別患者数上位5位には、化学療法のみ、化学療法+放射線併用療法、放射線治療のみ、緩和治療のみ、検査のみの患者が含まれている。

口腔外科

DPCコード DPC名称 患者数 平均在院日数(自院) 平均在院日数(全国) 転院率 平均年齢 患者用パス
03001xxx99x3xx 頭頸部悪性腫瘍 手術なし 手術・処置等23あり

14

14.86

36.03

0

58.21

 
03001xxx0111xx 頭頸部悪性腫瘍 頸部悪性腫瘍手術等 手術・処置等1あり 手術・処置等21あり

11

30.45

42.23

0

62.36

 
03001xxx01000x 頭頸部悪性腫瘍 頸部悪性腫瘍手術等 手術・処置等1なし 手術・処置等2なし 副傷病なし

10

14.3

13.57

0

72.7

 
03001xxx97x3xx 頭頸部悪性腫瘍 その他の手術あり 手術・処置等23あり

-

-

64.22

-

-

 
03001xxx99x00x 頭頸部悪性腫瘍 手術なし 手術・処置等2なし 副傷病なし

-

-

13.20

-

-

 

解説

 歯科口腔外科の入院患者は、口腔領域の粘膜上皮に由来した扁平上皮癌が多くなっています。これらの症例に対して、入院期間12日ほどの化学療法や化学放射線同時併用療法を多く施行しています。また、手術療法として切除と植皮、また形成外科との連携による切除と遊離組織移植術も増えています。続いて、植皮や移植を伴わない手術、放射線治療単独、症状緩和を目的とした入院治療があります。。

乳腺腫瘍内科

DPCコード DPC名称 患者数 平均在院日数(自院) 平均在院日数(全国) 転院率 平均年齢 患者用パス
090010xx99x30x 乳房の悪性腫瘍 手術なし 手術・処置等23あり 副傷病なし

109

3.55

7.44

0

54.81

 
090010xx99x4xx 乳房の悪性腫瘍 手術なし 手術・処置等24あり

94

3.82

4.28

0

53.46

 
090010xx99x8xx 乳房の悪性腫瘍 手術なし 手術・処置等28あり

44

4.5

5.34

0

56.45

 
090010xx99x6xx 乳房の悪性腫瘍 手術なし 手術・処置等26あり

41

3.05

4.15

0

58.9

 
090010xx99x00x 乳房の悪性腫瘍 手術なし 手術・処置等2なし 副傷病なし

29

10.59

8.37

0

58.45

 

解説

 平成30年度の入院は、大きく3つの疾患群に分かれる。(1)乳癌術前・術後の化学療法導入、特にアンスラサイクリン、タキサンや分子標的薬(トラスツズマブ、ペルツズマブ)が使用されている。(2)進行・再発乳癌患者の化学療法導入、化学療法の初回導入とハイリスク患者の見守などが上げられる。(3)症状緩和(疼痛コントロール、放射線照射や胸水ドレナージなど)また在宅困難な終末期患者のケアである。

血液内科

DPCコード DPC名称 患者数 平均在院日数(自院) 平均在院日数(全国) 転院率 平均年齢 患者用パス
130010xx97x2xx 急性白血病 手術あり 手術・処置等22あり

71

37.37

40.13

5.63

55.13

 
130030xx99x40x 非ホジキンリンパ腫 手術なし 手術・処置等24あり 副傷病なし

63

15.6

16.17

0

71.86

 
130030xx97x40x 非ホジキンリンパ腫 手術あり 手術・処置等24あり 副傷病なし

42

30.05

32.36

4.76

68.6

 

130030xx99x00x

非ホジキンリンパ腫 手術なし 手術・処置等2なし 副傷病なし

36

16.14

10.01

0

73.75

 
130040xx99x5xx 多発性骨髄腫、免疫系悪性新生物 手術なし 手術・処置等25あり

25

21.52

23.43

0

65.08

 

解説

 血液内科の入院の中で最も数が多いのは悪性リンパ腫の患者さんの化学療法導入です。治療を要する患者さんが多いので、半数以上の患者さんには入院期間2.内の前半で通院治療に移行して頂いています。再発した悪性リンパ腫の患者さんのうち、若い方には治癒を目指した自家末梢血幹細胞移植を前提とした化学療法を行っています。自家移植の対象にならない患者さんに対しても可能な範囲で強力な化学療法を行い、病気がない期間をできるだけ長くすることを目標にしています。
延入院日数が最も多いのは急性白血病患者さんの寛解導入療法、地固め療法での入院です。強力な化学療法と病状により造血幹細胞移植を併用して、白血病の治癒と社会復帰を実現しています。

消化器内科

DPCコード DPC名称 患者数 平均在院日数(自院) 平均在院日数(全国) 転院率 平均年齢 患者用パス
060010xx99x40x 食道の悪性腫瘍(頸部を含む。) 手術なし 手術・処置等24あり 副傷病なし

182

9.49

9.58

0

65.96

 
060010xx02x00x 食道の悪性腫瘍(頸部を含む。) 内視鏡的食道粘膜切除術等 手術・処置等2なし 副傷病なし

84

6.12

9.03

0

 

70.73

 

 
060020xx04x0xx 胃の悪性腫瘍 内視鏡的胃、十二指腸ポリープ・粘膜切除術 手術・処置等2なし

78

6.23

8.52

0

75.59

 
060020xx99x50x 胃の悪性腫瘍 手術なし 手術・処置等25あり 副傷病なし

54

10.76

7.61

0

64.72

 
060020xx99x00x 胃の悪性腫瘍 手術なし 手術・処置等2なし 副傷病なし

51

10.47

10.90

0

68.92

 

 解説

 外科手術を行わない消化器内科では、内視鏡治療、抗癌剤治療が主な内容となります。中でも食道の悪性腫瘍への化学療法が182症例となっており、平均在院日数は9.5日となっています。その次に多い症例は、内視鏡を使用した胃・十二指腸ポリープ・粘膜切除術(EMR)が78症例となり、次いで食道(頸部含む)粘膜切除術で84症例となっています。その場合内視鏡処置を行った在院日数は6日から7日です。胃の悪性腫瘍に対する化学療法が54症例となります。

消化器外科 

DPCコード DPC名称 患者数 平均在院日数(自院) 平均在院日数(全国) 転院率 平均年齢 患者用パス
060020xx02x00x 胃の悪性腫瘍 胃切除術 悪性腫瘍手術等 手術・処置等2なし 副傷病なし

109

15.28

16.49

0.92

71.11

 
060035xx01000x 結腸(虫垂を含む。)の悪性腫瘍 結腸切除術 全切除、亜全切除又は悪性腫瘍手術等 手術・処置等1なし 手術・処置等2なし 副傷病なし

82

13.23

15.30

0

68.26

 
060050xx02x00x 肝・肝内胆管の悪性腫瘍(続発性を含む。) 肝切除術 部分切除等 手術・処置等2なし 副傷病なし

47

14.26

15.26

0

70.94

 
060010xx01x0xx 食道の悪性腫瘍(頸部を含む。) 食道悪性腫瘍手術(消化管再建手術を併施するもの) 頸部、胸部、腹部の操作によるもの等 手術・処置等2なし

36

32.53

27.17

2.78

67.39

 
060040xx03xx0x 直腸肛門(直腸S状部から肛門)の悪性腫瘍 直腸腫瘍摘出術(ポリープ摘出を含む。)等 副傷病なし

33

12.18

12.95

0

64.09

 

解説

 診断群分類は癌の罹患率を反映したデータになっている。2位結腸癌、4位直腸癌をあわせた大腸癌が罹患率が1位であり、ついて胃癌、肝胆膵癌、食道癌の順に並んでいる。県内では有数の症例数と思います。

緩和ケア科

DPCコード DPC名称 患者数 平均在院日数(自院) 平均在院日数(全国) 転院率 平均年齢 患者用パス
040040xx9900xx 肺の悪性腫瘍 手術なし 手術・処置等1なし 手術・処置等2なし

11

30.09

14.58

0

68.82

 
06007xxx99000x

膵臓、脾臓の腫瘍 手術なし 手術・処置等1なし 手術・処置等2なし 副傷病なし

-

-

11.79

-

-

 
03001xxx99x00x 頭頸部悪性腫瘍 手術なし 手術・処置等2なし 副傷病なし

-

-

13.20

-

-

 
060040xx99x01x 直腸肛門(直腸S状部から肛門)の悪性腫瘍 手術なし 手術・処置等2なし 副傷病あり

-

-

16.66

-

-

 
070040xx99x2xx 骨の悪性腫瘍(脊椎を除く。) 手術なし 手術・処置等22あり

-

-

23.39

-

-

 

解説

 当緩和ケア病棟へ入棟する患者は、院内からの紹介が約9割、院外からの紹介が約1割である。あらゆるがん種に対応している。
 

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