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掲載日:2024年5月17日

令和6年2月定例会 一般質問 質疑質問・答弁全文(野本怜子議員)

ASEAN訪問について-国内消費を高めるために-

Q 野本怜子 議員(民主フォーラム)

とはいえ、輸出には様々なハードルがあります。例えば、マレーシアは宗教上の理由からお酒の輸入認可に1年ほど要しますし、イチゴなどの生鮮品では近隣の韓国や中国と価格競争が生じます。
輸出と同時に、国内や県内での消費を増やすことも重要という視点で、(3)国内消費を高めるためにについて伺います。
今回のASEAN訪問まで、私は埼玉県のお酒が全国でも4位の出荷量であることを知りませんでした。県民でも本県がお酒の名産地であることを知っている人は、まだ少ないのではないでしょうか。
本県は全国でも東京、大阪、神奈川に次ぐお酒の消費県ですが、消費されるお酒のうち県内産は僅か2割です。昨年、小川町で開催した地酒フェアには、遠方からも多くの方が集い、今月、さいたま新都心で行われたいちご祭には3万8,000人が訪れました。それぞれファン層は異なるでしょうが、まだまだ県内での県産品市場拡大が見込めます。
人が集まる駅ナカにアンテナショップを開設する等が考えられますが、併せて産業労働部長のお考えを伺います。

A 目良聡 産業労働部長

県では、県産品の消費拡大に向け、県物産観光協会の行う様々な取組を支援しています。
埼玉県物産観光館「そぴあ」で県内各地の名産品を販売するほか、令和2年度から、優れた技術や土地の恵みを生かした新商品を表彰する「埼玉県新商品アワード」を開始しています。
議員お話の地酒で受賞した企業からも「認知度が向上して新規顧客の獲得につながった」という声をいただいています。
また、大宮駅コンコースなどで埼玉物産展を定期的に開催しており、今年度は5回の開催で約2万人の方に県産品をお買い上げいただきました。
今月は、県産米で作られた甘酒などのアワード受賞商品に加え、全国選手権を3連覇した「あまりん」や「べにたま」など県オリジナル品種のいちごを農林部と連携して販売し、過去最高の売上を記録しました。
ちなみに、「埼玉のいちご」につきましては、さいたま新都心や伊勢丹新宿店でも、知事が先頭に立ったトップセールスを行い、多くのメディアで取り上げられ、知名度の飛躍的向上が図られたものと考えております。
御提案の「駅ナカ」のアンテナショップ開設については、費用対効果を検証したいと考えておりますので、まずは期間限定での大宮駅構内への出店について物産観光協会等と協議してまいります。

 

  • 上記質問・答弁は速報版です。
  • 上記質問・答弁は、一問一答形式でご覧いただけるように編集しているため、正式な会議録とは若干異なります。
  • 氏名の一部にJIS規格第1・第2水準にない文字がある場合、第1・第2水準の漢字で表記しています。 

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議会事務局 政策調査課  

郵便番号330-9301 埼玉県さいたま市浦和区高砂三丁目15番1号 議事堂1階

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