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掲載日:2023年7月14日

令和5年6月定例会 一般質問 質疑質問・答弁全文(木下博信議員)

知事公約-これからの4年に向けて-について-アニメ観光の推進について-民間観光資産の活用について

Q 木下博信 議員(自民)

産業振興・地域活性化の視点、これはこれからの4年、先ほどの公約の中に入っていません。もちろん全施策を書き込んでいったら5か年計画の冊子のようにならざるを得ないので、そこを絞り込んでいるんだろうと理解をしており、決して産業振興・地域活性化はやる気がないというふうには受け取っていません。
ですので、そこには表記がなくてもお考えいただいているであろうということで、産業振興・地域活性化の取組のうち、ふんだんにある埼玉のアニメコンテンツを生かしていくことについては、どのように考えていらっしゃるのかと確認させていただきたく、3点伺わせてもらいます。
1点目、通告のアとして、民間観光資産の活用についてです。
県内には、皆さん御存じのようにアニメの聖地とされる場所がたくさんあります。さらに、KADOKAWAが所沢にアニメを含めた拠点サクラタウン、そこには一番札所も整備されております。このように、埼玉のアニメツーリズムのポテンシャルはとても高いものとなっています。
こういうアニメの聖地と民間の取組、いや、これはすばらしい、ありがたいなあと眺めているだけではなく、県もその民間のものを生かし、取組も行うべきことは多数あると考えますが、知事はどのように認識されているのか、お考えをお示しください。

A 大野元裕 知事

アニメには、人を感動させ、人を動かす力があります。作品の舞台となった地を訪れ、その世界感を堪能する「聖地巡礼」は、アニメの楽しみ方の一つとして定着をしています。
そこで、県ではアニメの魅力を発信し、ファンを誘客することで、飲食や物販、宿泊など新たな消費を呼び込み、地域経済の活性化につなげております。
日本最大級の旅行博である「ツーリズムEXPOジャパン」や、2日間で10万人を集客する「京都国際マンガ・アニメフェア」などに出展し、情報発信を行っています。
また、お話しにありました株式会社KADOKAWAとの間では、昨年度、同社が主催するイベントに県も参加をし、アニメの聖地を紹介いたしました。
イベントには、3万人を超える方が来場され、高い発信力や集客力を持つ民間企業と連携することで、より多くの方々に効果的に情報発信ができたと考えています。
株式会社KADOKAWAとは、今年度も引き続き連携した取組を行うよう検討しているところです。
さらに、一般社団法人アニメツーリズム協会が国内外のファン約11万人の投票により、「訪れてみたい日本のアニメ聖地」を88作品選定しましたが、本県は10作品が選ばれており、東京都に次ぎ2番目となっています。
政策集に盛り込んだ産業振興・地域活性化の施策に加え、「アニメといえば埼玉」というブランドイメージを発信し、全国から誘客を図ってまいりたいと考えています。

 

  • 上記質問・答弁は速報版です。
  • 上記質問・答弁は、一問一答形式でご覧いただけるように編集しているため、正式な会議録とは若干異なります。
  • 氏名の一部にJIS規格第1・第2水準にない文字がある場合、第1・第2水準の漢字で表記しています。 

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郵便番号330-9301 埼玉県さいたま市浦和区高砂三丁目15番1号 議事堂1階

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