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掲載日:2024年1月5日

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株式会社ハルファ (川口市)

「デザインと社会課題を高度に結びつけて解決する」をミッションとする動画制作やAIコンテンツなどを展開する先端的なクリエイティブスタジオ

ハルファは、「デザインと社会課題を高度に結びつけて解決する」をミッションとする動画やAIコンテンツの制作会社です。
2021年 4月に合同会社HALFAとして設立され、2022年10月に業務拡大に伴い、株式会社ハルファに組織変更し、廣瀬敦氏が代表取締役に就任しています。同年、動画事業部・クリエイティブ事業部・プロダクト事業部を設置しています。
2023年 9月に、埼玉県から「川口市内の製造業の企業と日本をはじめ世界の中のクリエイターとを効果的に結ぶマッチングサイトを運営し、ものづくりの街である川口市の発信を新たに行います。」という内容で、経営革新計画の承認を受けています。
また、2023年11月に、川口商工会議所主催の第3回川口の元気経営大賞の小規模企業部門において優秀賞を受賞しています。


        
         ハルファのホームページのトップ画面     ※クリックすると会社H.Pに画面遷移します。
 

社名の「ハルファ」は北アフリカなどに存在するイネ科の多年草「HALFA」が由来であり、砂漠のように、どんな過酷な環境でも長い間存在し続ける多年草のようになりたいという願いが込められています。
映像業界歴20年を超える経験を生かし、最新のAI生成系コンテンツや先端的な映像制作を展開しています。
具体的には、動画制作・デジタルコンテンツ制作であり、「デザインと社会課題を高度に結びつけて解決する」をミッションとする動画制作やAIコンテンツ、プロダクトを展開する先端的なクリエイティブスタジオとして、川口の魅力発信の原動力となり、効果的な作品を生み出しています。
これからの未来を作る企業として日々、社会課題の解決に向けてデザイン思考を磨き、技術の向上に努めています。また、川口市の発展のため、メディアとしての役割を発揮し、地域との連携強化も図り、魅力的な発信ができるような環境構築も行っています。
活動実績として、AIによる画像・動画生成、大手自動車会社のYouTube制作、Bリーグ さいたまブロンコスのユニフォームデザインやWEB制作、川口信用金庫の創立100周年 MOVIEの制作、IT上場企業で株式会社スカラグループのNFTを活用したファンサービス「Fanique」の説明動画の制作、川口商工会議所からの依頼でまちこうば芸術祭2023の展示記録動画の制作やi-mise大賞のPR MOVIEの制作等に携わっています。
その他にも、「川口i-mono(いいもの)・i-waza(いいわざ)ブランド認定制度」のPR動画の作成については、廣瀬代表取締役が前職時代からずっと手掛けており、3年間でPR動画の数は約120社※にも及ぶそうです。PR動画の撮影をとおして、ハルファと川口市内の企業との間に大きなネットワークが構築されています。
    ※R5.12.18発表の令和5年度分の認定分を含む。

 

ホームページには、ハルファが川口市において携わってきた事業が動画とともに紹介されていますので、是非ともご覧ください。
    【ハルファ・ホームページ/works】 https://halfa.jp/works-2/

 

今回、ハルファへ訪問したきっかけの一つが、川口商工会議所が主催する「第3回川口の元気経営大賞」優秀賞の受賞です。
川口の元気経営大賞とは、企業の発展と地域経済の活性化を図るため、地域の経済・産業発展に貢献する”川口の元気な企業”を讃え、表彰する制度です。
ハルファが展開する川口市内の製造業とクリエイター・デザイナー・企業を結ぶサービス「Made in K」が高く評価され、小規模事業者部門において優秀賞を受賞しました。
これまでに川口市内の企業と築いてきた大きなネットワークを強みとし、「Made in K」が今後どのように展開されていくのかが非常に楽しみです。

    
                                                                                                ハルファ・ホームページ/Newsから引用

 

【参考/川口商工会議所:川口の元気経営大賞】

        https://www.kawaguchicci.or.jp/keieitaisyo2023/

                          優秀賞の盾                               (第3回  川口の元気経営大賞のホームページ)

 

【参考/川口商工会議所:川口i-mono (いいもの)・i-waza(いいわざ)ブランド認定制度】

 
        https://www.kawaguchicci.or.jp/brand/index.html

                       ロゴ                             (川口商工会議所の制度紹介のホームページ)

 

動画撮影を行う際のコツを伺いました。
動画作成のコツは、絵コンテはあえて作らず、企業経営者の皆さまとの打合せの中からイマジネーションを広げ、まずは撮影のポイントを探っていくそうです。その後、実際に工場等の撮影現場に入り、ここぞという場面を見逃さずに撮影しているとのことでした。ともかく、かっこいい動画の作成を目指しているとのことでした。
実際に、今回の企業訪問の前に「川口i-mono(いいもの)・i-waza(いいわざ)ブランド認定制度」のPR動画を幾度となく見る中で、本当にクールでスタイリッシュな動画だなと思っていましたが、今回、この動画の制作に携わった方と直に話をする機会を得ることができ、とても興奮しました。

 

【参考/川口商工会議所:KAWAGUCHIi-mono・i-wazaのYouTubeチャンネル】

        https://www.youtube.com/channel/UCeH02sfgIFFDmhtJAlWty5w

 

第3回川口の元気経営大賞の優秀賞の受賞に先立ち、ハルファは埼玉県から経営革新計画の承認を受けています。
経営革新計画テーマ名は、『クリエイターと製造業のマッチングサイト「Made in K」の企画・運営』となっており、期間は令和5年4月から令和8年3月までとなっています。
その承認内容は、新規事業として川口市内の製造業の企業と日本をはじめ世界の中のクリエイターとを効果的に結ぶマッチングサイトを運営し、ものづくりのまちである川口市の発信に尽力することとなっています。

    
                                                                                               ハルファ・ホームページ/Newsから引用

 

【参考/埼玉県:経営革新計画を策定しませんか!】
        https://www.pref.saitama.lg.jp/a0803/shigoto/sangyo/kigyo/kigyoshien/keekakushin/

          経営革新計画承認書           (埼玉県の経営革新計画の紹介のホームページ)


ホームページを一つ一つ見ていく中で最も印象に残ったことは、2023年3月に開催され大盛況のうちに終了した「まちこうば芸術祭2023」の展示記録映像の制作にハルファが関わっていたことです。
動画の中で、参加した5つの町工場がクリエーターの無限な発想を試行錯誤しながら芸術作品として仕上げていく過程が鮮明に描き出されており、「すごく大変そうだけどなんかすごい!」とわくわくする気持ちが動画のあらゆる場面から溢れ出しています。
是非とも、動画をご覧いただければと思います。
川口がものづくりのまちであることを対外的にアピールしていこうという理念を同じくする者同士のコラボレーションが秀逸です。
「川口まちこうば芸術祭2024」が、令和6年3月28日(木曜日)から3月31日(日曜日)の4日間、川口市立アートギャラリー・アトリアで開催されます。
是非とも会場に足を運んでいただき川口市内の町工場が持つ技術力の高さを実感してみてください。

 
                                                                                             ハルファ・ホームページ/Newsから引用

    ※画像をクリックするとリンク先から展示記録映像を確認することができます。

 

【参考/川口まちこうば芸術祭】
        https://www.kawaguchicci.or.jp/kawaguchifaf/about.html

                      チラシ                     (「川口まちこうば芸術祭2024」開催決定のホームページ)


ハルファの代表取締役であり、かつ、クリエイティブディレクターである廣瀬敦氏について紹介させていただきます。
2002年に大学卒業後、テレビ朝日グループの番組制作プロダクションに入社しています。報道ステーションをはじめ、報道情報番組、TV-CMの映像編集やCG制作に携わり、その後、新規事業開発の立ち上げなどに従事。同時並行してデザインの魅力に取り憑かれ、独学で制作開始しています。
デザインの力で社会をもっと豊かにすることを目的に2022年、株式会社ハルファに入社し、代表取締役に就任しています。
デザインと動画作成についてはこれまでに説明をしてきましたが、今後はAIなどを含め、IT系の企業を目指していきたいとの話を聞かせていただきました。
実際に、今回の企業訪問の現場において生成AIを活用し、AIアートを作成する現場を見せていただきました。

    
                                      作業風景

 

令和5年10月14日、15日に、廣瀬代表取締役が御自身の出身地である茨城県筑西市においてAIを用いて描いた作品を展示する個展「AIと人間の調和〜HALFA展〜」が開催されました。廣瀬代表取締役によれば、今までに絵を描いたことがない人でも、生成AIを活用することで個展を開催することができるということでした。
その個展の場では、「マイクラで理科を学ぼう!」と題して、中学生以下を対象にしてマインクラフトで元素などを使ってありえないものを作るというワークショップを開催し、大盛況であったこと等を聞かせていただきました。
「クリエイティブの世界は、AIを避けて通ることはできない。」との話がとても印象に残りました。

    
                                                                                                ハルファ・ホームページ/Newsから引用

 

【参考/「AIと人間の調和〜HALFA展〜」のポスター】

        

 

また、令和5年11月4日、5日にインドのアッサムにおいて「Assam-Japan Gateway 2023」が開催されました。
当イベントは、今後さらなる開発が期待されるインド北東部と日本との交流・連携を加速させるきっかけのイベントで、アッサム州政府の協力を得て開催されましたが、日本の政府関係機関、大使館やJETROも参加しています。
ハルファは、このイベントに参加しAIアートを展示するとともに、プレゼンテーションも実施し、多くの反響を得たとのことでした。
AIという人間の機能を拡張してくれるツールの可能性を信じてコンテンツ制作に取り入れて展開しているが、今回はその一環として、さらに海外で業務展開を行いたいとの想いからインドでの展示を企画したとのことです。
ハルファの経営理念にある「世界中にODOROKIを」の第一歩になったようです。

    
                                                                                               ハルファ・ホームページ/Newsから引用


ハルファが企業として力を入れている項目の一つに、サステイナビリティがあります。
我々の目前に迫りつつある地球温暖化による”気候危機”を、未来のものとしてではなく既に直面している問題と捉え、ハルファが提供するプロセスの中で常に「持続可能性」を大切に考え、地球環境への負荷を抑える取り組みを続けていくことが、ホームページの中で宣言されています。
その中で、SDGsの17の目標のうち、13の目標について個別具体的に取組内容が明記されており、より良い環境づくりのために企業としてできることを1つずつ、確実に継続性を持って歩みを進めていくことが力強く宣言されています。

    
                                                                                              ハルファ・ホームページ/Newsから引用

 

ホームページにおいてハルファが、SDGs宣言書を公開しています。
    【ハルファ・ホームページ/Sustainability】 https://halfa.jp/sustainability/

 

【参考/ハルファのSDGs宣言書】
           
                          ハルファ・ホームページ/Sustainabilityから引用

 

今回、様々な話を聞かせていただく中で、川口におけるものづくりのブランディングに関して、ハルファが今後どのように関わって展開してくのか非常に興味を持ちました。
12月18日(月曜日)の午後に、川口商工会議所で令和5年度の川口i-mono(いいもの)・i-waza(いいわざ)ブランドの認定式が行われ、その場に参加してきました。今回はi-monoが3製品、i-wazaが6技術認定され、記者会見の場でPR動画の紹介がありました。そのどれもが、それぞれの特徴を上手く捉えながら、非常に洗練されたかっこよいものとなっており、川口のものづくりのイメージ向上につながるものでした。
その素敵な紹介動画の作成に関わったハルファの功績は非常に大きいと感じました。
また、ハルファが手掛けるAIコンテンツ、プロダクトにも非常に興味を惹かれました。廣瀬代表取締役から具体的に様々な話を聞かせていただく中で、AIの持つ無限の可能性をいかにして我々の今後の生活の中に取り込んでいくのか、また、いかにして共存していくかといった大きな課題に対して正面から果敢に向かおうとする姿勢に、非常に大きな可能性を感じ、いつもとは一味違った企業訪問となりました。
ご対応いただきました株式会社ハルファの廣瀬代表取締役、ありがとうございました。

 

      
                                          ハルファにて撮影

 

株式会社ハルファ

お問い合わせ

企画財政部 南部地域振興センター  

郵便番号332-0035  埼玉県川口市西青木二丁目13番1号 埼玉県川口地方庁舎2階

ファックス:048-257-0529

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