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掲載日:2021年2月2日

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第19回(令和2年度)渋沢栄一賞の受賞者について

渋沢栄一賞は、多くの企業の設立や育成に携わる一方で、福祉や教育などの社会事業にも尽力した渋沢栄一の生き方や功績を顕彰するとともに、今日の企業家のあるべき姿を示すため、渋沢栄一の精神を今に受け継ぐ全国の企業経営者を表彰するものです。
今回は12名の推薦・情報提供があり、選考委員会の審査を経て3名の受賞者を決定しました。(受賞者は五十音順です。)

受賞者及び受賞理由

辻 信太郎(つじ しんたろう)氏        ※正式には「辻」は一点しんにょう(以下、記載内容についても同様。)

株式会社サンリオ (東京都品川区) 代表取締役会長

辻信太郎氏

会社概要

  ソーシャル・コミュニケーション・ギフト&カード事業   1960年創業   従業員数672人

優れた経営

  • 「みんな仲良く」の理念で創業しハローキティなど多くのキャラクターを生み出す、東京と大分にテーマパークを展開、1984年東証第一部上場
  • 『キタキツネ物語』等の映画・著書多数、1977年『愛のファミリー』で米国アカデミー賞(最優秀長編ドキュメンタリー賞)受賞、1975年創刊『いちご新聞』で友情や平和へ心温まるメッセージを送り続けている

社会への貢献

  • 1990年(公財)辻アジア国際奨学財団(現・辻国際奨学財団)設立、友情重視の理念に基づいて運営し30年間に787名へ総額16億3662万円を支給、発展途上国への協力と親善に貢献

鳥羽 博道(とりば ひろみち)氏

株式会社ドトールコーヒー(東京都渋谷区) 名誉会長

鳥羽博道氏

会社概要

  コーヒーの焙煎加工・卸売販売等   1962年創業   従業員数883人

優れた経営

  • 創業者として、国内グループ総店舗数1,301店を展開する企業に成長
  • 2000年に東証第一部に上場
  • 国民の食生活・食文化の向上に対する功績などにより、旭日小綬章を受章

社会への貢献

  • 「ドトールありがとう募金」により23校の小学校をカンボジアに寄贈、東日本大震災などの各種災害に対する募金活動を実施、総額約2億4,470万円を寄附
  • 2016年障害者雇用野菜農園「D-FARM」を開設し、障害者と高齢者の就労機会を創出
  • 郷土深谷へ多額の私財を投じ、5度にわたり紺綬褒章を受章
  • 渋沢栄一アンドロイドの製作を発案し、深谷市に1億円を寄附

三林 憲忠(みつばやし のりただ)氏

ヤマモリ株式会社(三重県桑名市) 代表取締役社長執行役員

三林憲忠氏

会社概要

  食品製造業   1889年創業   従業員数774人

優れた経営

  • 社長就任時から売上高を2.5倍に成長させ、多分野における食品製造・販売の拡大
  • 1988年タイへ進出、日本同様の事業体制を確立し、海外しょうゆ工場として初のJAS認定工場に
  • 独自の醤油醸造技術により「ギャバ」を生成、醤油では日本初の機能性表示食品に認定

社会への貢献

  • タイと日本の相互の食文化交流に20年以上注力
  • 障害者の雇用に社を挙げて取り組み、2017年度には(独法)高齢・障害・求職者雇用支援機構の理事長努力賞を受賞
  • 桑名市公共施設「ヤマモリ体育館」のネーミングライツ・パートナーシップ制度に登録

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