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掲載日:2022年12月23日

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専門家会議後の知事発言(12月23日)(テキスト版)

 

知事

私の方からまずご報告をさせていただきたいと思います。本日、第68回になりますけれども、埼玉県の新型コロナウイルス感染症専門家会合を開催をさせていただきました。その中で、主として、県側からは、オミクロン株対応の新レベル分類についてと、それから年末年始の体制についての2点を諮問をさせていただきました。その結果を交えながらご報告をさせていただきたいと思います。

まず、「オミクロン株対応の新レベル分類」でございますが、現在のここに書いてございますけれども、現在のレベル分類といたしましては、レベル2、いわゆる感染拡大初期でございます。これについて、維持することについて適切かどうかを諮問をさせていただいたところ、先生方からは、まず1つは、これだけ経済活動、或いはその夜の飲食等も含めてですね、さらにはインバウンドを含めた外国人の来訪、こういったものを含めて、去年ですとかと比較しても、或いは今年の最初と比較しても大きく激増している状況であると。しかしながら、そういった中で一定程度に陽性者数をコントロールし、或いはその病院の逼迫をコントロールできているのは、これは良いことであろうと。そういう意味ではレベル2でいいんではないかというご意見の方と、それから75%の中等症等の病床の利用、或いはその重症病床の使用率は低いままでありますけれども、しかしながらそれは必ずしも余裕があるというわけではなくて、全体の平均がこの率であっても、地域によっては極めて厳しいところも出てきていると。したがって、先ほど経済との間で一定程度コントロールしてるという先生の評価もありましたが、これは一定程度コントロールしてるってのはぎりぎりのところで、何とか持ちこたえているっていう方のが正しいのではないかと、こういうご意見のが強かった気がいたします。しかしながら、現時点で、レベル、例えば3にするとか4にするとか、そういった状況ではないように考えられるところ、年末年始に向けて急激な変化がある時には、直ちに、これはある先生によると「早く、強く」という言い方でしたけれども、対応するということを念頭に入れて、レベル2のまま維持することで良いのではないかということで、先生方の最終的なご了承をいただきました。これが1点目であります。なお、インフルエンザにつきましても、現時点では流行には至っていないものの、これ昨日お話いたしましたが、南部の保健所管轄地域等では、いわゆる定点観測の医療機関の指針である、流行に入る「1」を超えていますので、これは流行をもうすでに見据えながら動かなければいけない、そういう時期に来ていると考えております。

次に、2枚目でありますが、パネルの2枚目、年末年始に向けた体制の強化についてでありますが、ご説明する前に、先生方からのこういった形でやらせていただいてもよろしいですかという話をさせていただいたところ、医療の専門家の先生方からは、これについては異論がないと、或いは付け加えることも考えられないと、これでいいのではないか、こういったご意見でございました。中身でありますが、まず診療・検査の体制になりますけれども、まずは診療・検査医療機関の体制を強化いたします。年末年始には、どうしてもお休みになる病院が増えることになりますが、臨時に開院する医療機関を募集をし、県のホームページでそのリストを公開をいたします。また、12月15日より発熱等の症状があって、お手持ちの検査キットを用いて自己検査を行った結果、新型コロナ陽性になった方を対象にスマートフォンによるオンライン診療を実施をさせていただいています。また、無料検査について、12月24日に大宮駅西口、そして29日には南越谷ラクーンに臨時検査場を設置をいたします。次に、相談体制でございますが、年末年始、医療機関が見つからずに相談がしたい、そういった方も増える可能性がございます。そこで、県民サポートセンター、そして、受診・相談センター、さらには陽性者相談窓口の相談体制について拡充をいたしました。さらに、救急電話相談#7119、これは小児救急電話相談#8000も含みますが、この相談体制につきましても拡充をいたします。次に、医療提供体制でありますけれども、南部の高齢者支援型の臨時施設を12月12日に再開をいたしました。そして、西部の高齢者支援型臨時施設については増床の予定であります。このことにつきましては、先生方から、特に大体今、8,000人、9,000人、或いは10,000人、こういった新規陽性者になってますけれども、前回、第7波ほど急激ではないものの、これが長い間続いてくると、特に高齢者の入院患者については、入院期間が長いために、どうしても積み上がってくるという傾向がございます。そういった中で、こういった高齢者の支援型の臨時施設については、ぜひしっかりと活用いただきたい、或いはある先生からは予定と言ってるやつをなるべく早く前倒して開設するべきである、こういったご意見をいただきました。なお、引き続き、基本的な感染防止対策、新型コロナワクチンの接種、抗原定性検査キットの事前購入につきましては、引き続き促進をお願いをさせていただきたいと思っています。

そして、3枚目になりますが、早めのワクチン接種のお願いです。これ、今申し上げた、先の2枚のレベル判断と、それから年末年始についてはこちらから諮問させていただいたことなんですが、実は今回の専門家会議で、先生方の方の側から最も強く打ち出されたのがこのワクチン接種でありました。現在のワクチン接種の対象者でありますけれども、オミクロン株対応のワクチン接種の対象は12歳以上となっておりますが、新型コロナワクチンの接種対象は、生後6か月から11歳のお子様もすでに対象となっております。ワクチン接種については、埼玉県の統計でも、また国立感染研の統計でも、死亡リスクを大きく、極めて大きく低減させる効果が確認をされています。また感染予防効果があることもわかっています。ぜひ、安心して帰省や初詣、成人式にお出かけいただく、或いは田舎に帰るとおじいちゃんおばあちゃんに会われる方もおられるでしょう。ぜひ安心して、そして、愛する方の命を守るためにも、早めのワクチンの接種をお願いをいたします。小さなお子様につきましても、オミクロン株の流行下、陽性者数、お子様の陽性者数も増加をしています。中には、これまであまり見られてこなかったわけですが、重症となる方もおられます。小さなお子様をお持ちの方については、早めのワクチン接種について、かかりつけの小児科の先生にご相談をいただき、ぜひ検討してください。また、それ以外の方については、お住まいの市町村が設置する接種会場に加え、県の接種センターもご利用いただきたいと思います。なお、県の接種センターでは、オミクロン株対応のモデルナ社製ワクチンを使用してますが、12月14日から接種対象が12歳から17歳に拡大をされたことから、現在は12歳以上の方に対して接種をさせていただいています。このうち、東部と南部の会場におきましては、お仕事帰りや学校帰りの方でも立ち寄りやすいよう、金曜日は夜9時までの夜間接種を行っています。今日も夜9時までやっていますので、予約に空きがある場合には、予約なしの当日受付の接種も可能ですので、検討ください。そして、利便性の高いターミナル駅の周辺にある県の接種センターは年内は29日木曜日まで運営しています。県民の皆様におかれては、地元の医療機関や市町村の会場に加え、県の設置センターも選択肢に入れていただきたいと思っています。

そして本日、第68回の新型感染症専門家会議で、特に先生方からあった指摘としては、最近、特にこれは県内でも重症患者を多く受け入れていただいている病院の先生からの指摘ですけれども、最近の、特に8波での運ばれてくるコロナ肺炎での重症患者は、コロナ肺炎の基礎疾患ではなくて、コロナ肺炎での重症患者はすべて例外なく未接種者であったという、その病院の状況があったそうです。また、その他の先生方からも、1度も接種をされていない方が重症になる割合が目立ってきているという話が出ています。ぜひ1度も接種してない方、ぜひ接種を始めてください。また先生方からも話がありましたが、なかなか接種したがらない方もおりますけれども、3回目、4回目接種して、発熱したから嫌だと思う方もおられるかもしれませんが、接種した後、徐々に効果が薄れてきます。周りの方を守るという効果もありますので、ぜひ適切に接種をしていただきたい。特に、最近ではやはり重症者、死亡者の主たる方々、9割以上は高齢者であります。高齢者の方は特に接種を確実に行っていただけるよう、特に年末に年始になる前に打っていただけるように、これあの先生方からも強く話があり、県としてもしっかりと広報しろと、こういう話を今日改めて強くいただいたところでございます。

次に、新型コロナ抗原検査キット等の事前購入促進です。埼玉県では「備えましたか、検査キット」を標語に、県民の皆様に対して、発熱等の体調不良時は速やかに自己検査ができるよう、新型コロナ抗原検査キット、また解熱鎮痛剤について事前の購入を呼びかけさせていただいております。抗原検査キットを薬局やドラッグストアで購入する際には、薬剤師による説明を受けてから購入する必要があるなど、注意点がいくつかございますので、改めてお伝えをしたいと思います。まず、購入をする検査キットは、「研究用」と書かれているものではなくて、国が承認をした「体外診断用医薬品」または「第一類医薬品」と書かれてるものを選んでください。そして、薬局やドラッグストアでは、薬剤師から説明を受けてから購入をしていただきたいと思います。休日などで薬剤師が不在の場合には購入ができないので、事前に薬局やドラッグストアなどに取扱いや販売時間等を問い合わせるなど、ご確認をしていただきたいと思います。また、一部の取扱薬局・店舗では、インターネットから購入することも可能です。特にお正月休みは検査キットを買えるところが限られますので、年内の事前購入にご協力をお願いをいたします。なお、先月には、休みの日に、例えば薬剤師がいないとの声もありますので、先月、副知事から、県の薬剤師会、ドラッグストア、関係団体等に対して、検査キットの販売体制の強化等について依頼を行いました。年末年始に、開店する薬局、或いは店舗の情報や検査キット購入時の注意点は県ホームページでご紹介をします。なお、先ほど全国知事会がございましたが、私の方からは、このように薬剤師に問い合わせなくても、薬剤師の説明を受けなくても、今後、何とか実効的にこのキットが手に入るような措置を国に要請をするということを、知事会を通じてお願いをしたところであります。

そして、次のパネルですが、これらについて、12月21日には1都3県の共同メッセージという形で、「準備はしっかり、楽しい年末年始に!1都3県の皆様へ」というものを出させていただきました。人と出会う機会が多いこの期間、「ワクチンの早期接種」、さらには「感染防止対策の徹底」、「いざという時の備え」を行い、感染拡大防止対策にご協力をお願いを申し上げます。

そして、年末年始に向けて、県民・事業者の皆様へのお願いです。令和4年もあと1週間ほどで終わろうとしています。年末年始には、旅行や帰省、忘年会や新年会、初詣、成人式など、様々な行事を予定をしている方も多いことと思います。そういった行事で感染をしてしまったり、愛する人を厳しい状況におくと、せっかくの楽しい集まりも、楽しさが半減、4分の1になってしまうかもしれません。ぜひ、改めて県民の皆様に、或いは事業者の皆様にご協力をお願いいたします。まずは県民の皆様へのお願いであります。「三つの密」の回避を含め、「人と人との距離の確保」、「マスクの着用」、「手洗いなどの手指衛生」など、基本的な感染防止対策をぜひ徹底をしていただきたい。特に帰省や旅行等、都道府県を跨ぐ移動の際や、忘年会や新年会、初詣、成人式などのイベントに参加する際には、ぜひこれをご検討いただきたいと思います。

また、これは特に強くお願いしたいと思いますが、体調がすぐれない場合には、どんなに楽しみにしておられた外出であろうと、イベントであろうと、参加を控えてください。そして、帰省される方については、帰省先で、高齢者のご親族や普段会わない方など、多くの人々との接触があると思います。帰省の前、及び帰省先から戻った際には、先ほど申し上げた通り、県も検査のための場所を臨時に設置しております。ぜひ、検査を行ってください。続いて、オミクロン株対応ワクチン未接種の方は、年内のワクチン接種をお願いいたします。また冬場には、暖房を使うために、どうしても窓を締め切りがちになります。室内の温度に留意しながらではありますが、定期的な換気をお願いをするとともに、こまめな手洗いをお願いします。飲食の際には、「彩の国『新しい生活様式』安心宣言飲食店+(プラス)」の認証店を利用していただくとともに、お食事の際にもなるべく長時間を避けて大声を出さないようにお願いをいたします。

次に、事業者の皆様への要請等であります。業種や施設の種類ごとに、自主的な感染予防のための取り組み等を定めた業種別ガイドラインの遵守をお願いをいたします。これは法に基づく要請であります。施設管理者におかれては、これまでにクラスターが発生しているような施設や、或いは「三つの密」の発生しやすい施設では、徹底的な感染防止対策をお願いをいたします。また、エアロゾル感染に対応した屋内の効果的な換気をお願いをいたします。職場におかれましては、引き続き、テレワーク、時差出勤、自転車通勤等を奨励いただくなど、人と人との接触機会を低減させる取り組みをお願いいたします。たび重なるお願いにはなりますが、ご自身だけではなく、大切な人、愛する人を守るために、「三つの密」の回避など、引き続きの感染防止対策を徹底していただき、安心・安全に年末年始をお迎えお過ごしいただきたいと思います。私からは以上であります。

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