トップページ > 県政情報・統計 > 県概要 > 組織案内 > 環境部 > みどり自然課 > 野鳥における鳥インフルエンザについて

ページ番号:4732

掲載日:2023年12月1日

ここから本文です。

野鳥における鳥インフルエンザについて

 県内の野鳥における鳥インフルエンザに関するお知らせ(発生状況等)

令和5-6年シーズン

過去のお知らせ

 野鳥における鳥インフルエンザの検査について

埼玉県では、環境省が高病原性鳥インフルエンザ発生状況に応じて設定する「対応レベル」と「検査優先種(野鳥の種類)」に基づき死亡野鳥等を回収し検査を実施しています。対応レベルにより、検査対象となる羽数が変更になります。

怪我をしているなど鳥インフルエンザ以外の死因が明らかな場合や、死後数日が経過し腐敗している場合には、検査は行いません。

国内発生状況及び現在の対応レベルについては、こちら(環境省HP)を御確認ください。

対応レベルの実施内容

対応レベル

鳥類生息状況等調査

ウイルス保有状況の調査

死亡野鳥等調査

検査優先種1

検査優先種2

検査優先種3

その他の種

対応レベル1

情報収集、監視

1羽以上

3羽以上

5羽以上

5羽以上

対応レベル2

監視強化

1羽以上

2羽以上

5羽以上

5羽以上

対応レベル3

監視強化

1羽以上

1羽以上

3羽以上

5羽以上

野鳥監視重点区域

監視強化

1羽以上

1羽以上

3羽以上

3羽以上

※死亡野鳥等調査は、同一場所(見渡せる範囲で)おおむね3日間程度の合計羽数が表の数以上の死亡個体等が

検査優先種

  • 検査優先種1(19種)
分類(目) 分類(科) 鳥の種類
カモ カモ

ヒシクイ、マガン、シジュウカラガン、コクチョウ、コブハクチョウ、コハクチョウ、オオハクチョウ、オシドリ、ヒドリガモ、キンクロハジロ

カイツブリ カイツブリ カイツブリ、カンムリカイツブリ
ツル ツル マナヅル、ナベヅル
チドリ カモメ ユリカモメ
タカ タカ オオジロワシ、オオタカ、ノスリ
ハヤブサ ハヤブサ ハヤブサ

※重度の神経症状が観察された水鳥類も、検査優先種1とする。

 

  • 検査優先種2(8種)
分類(目) 分類(科) 鳥の種類
カモ カモ マガモ、オナガガモ、トモエガモ、ホシハジロ、スズガモ
タカ タカ オオワシ、クマタカ
フクロウ フクロウ フクロウ

 

  • 検査優先種3
分類(目) 分類(科) 鳥の種類
カモ カモ カルガモ、コガモ等(優先種1,2以外全種)
カイツブリ カイツブリ ハジロカイツブリ等(優先種1以外全種)
コウノトリ コウノトリ コウノトリ
カツオドリ カワウ
ペリカン サギ アオサギ
トキ クロツラヘラサギ
ツル ツル タンチョウ等(検査優先種1以外全種)
クイナ オオバン
チドリ カモメ ウミネコ、セグロカモメ等(検査優先種1以外全種)
タカ ミサゴ ミサゴ
タカ トビ等(検査優先種1,2以外全種)
フクロウ フクロウ コミミズク等(検査優先種2以外全種)
ハヤブサ ハヤブサ チョウゲンボウ等(検査優先種1以外全種)
スズメ カラス ハシボソガラス、ハシブトガラス

 

  • その他の種

上記以外の鳥種すべて

 死亡野鳥を見つけたら

野鳥は餌不足や寒さ、あるいは壁や電線にぶつかるなど、病気以外の様々な原因でも死亡することがありますので、死亡していても直ちに鳥インフルエンザを疑う必要はないと考えられています。

一方、埼玉県では、高病原性鳥インフルエンザ発生を早期に把握し感染拡大の防止を図るため、死亡野鳥等を回収し検査を実施しています。検査は、環境省が設定する「対応レベル」と「検査優先種(野鳥の種類)」に応じて実施します。

以下に当てはまる場合は、検査を実施する可能性があるため、発見場所の住所地を管轄する環境管理事務所に連絡してください。

  • 同じ場所で怪我のない野鳥が複数羽死亡している
  • 怪我のない水鳥(カモ、ガン、ハクチョウ、カイツブリ等)、怪我のない猛禽類(ワシ、タカ、フクロウ等)が死亡している

上記に当てはまらない場合は、基本的には検査は実施しません。死骸は自治体の決まりに従い一般廃棄物として処分してください。

環境管理事務所連絡先

事務所名

 電話番号

 管轄市町村

 中央環境管理事務所  048-822-5199

さいたま市、川口市、鴻巣市、上尾市、蕨市、戸田市、桶川市、

北本市、伊奈町

 西部環境管理事務所  049-244-1250

川越市、所沢市、飯能市、狭山市、入間市、朝霞市、志木市、

和光市、新座市、富士見市、日高市、ふじみ野市、三芳町

 東松山環境管理事務所  0493-23-4050

東松山市、坂戸市、鶴ヶ島市、川島町、吉見町、滑川町、嵐山町、

小川町、毛呂山町、越生町、鳩山町、ときがわ町、東秩父村

 秩父環境管理事務所  0494-23-1511

秩父市、横瀬町、皆野町、長瀞町、小鹿野町

 

 北部環境管理事務所  048-523-2800

 熊谷市、深谷市、本庄市、美里町、上里町、神川町、寄居町

 

 越谷環境管理事務所  048-966-2311

 草加市、越谷市、八潮市、三郷市、吉川市、松伏町

 

 東部環境管理事務所  0480-34-4011

行田市、加須市、春日部市、羽生市、久喜市、蓮田市、幸手市、

白岡市、宮代町、杉戸町

野鳥との接し方について

  • 死亡した野鳥など野生動物の死亡個体を片付ける際には、素手で直接触らず、使い捨て手袋等を使用してください。
  • 日常生活において野鳥など野生動物の排泄物等に触れた後には、手洗いとうがいをしていただければ、過度に心配する必要はありません。
  • 野鳥の糞が靴の裏や車両に付くことにより、鳥インフルエンザウイルスが他の地域へ運ばれるおそれがありますので、野鳥に近づきすぎないようにしてください。特に、靴で糞を踏まないよう十分注意して、必要に応じて消毒を行ってください。
  • 不必要に野鳥を追い立てたり、つかまえようとするのは避けてください。

参考

お問い合わせ

環境部 みどり自然課 野生生物担当

郵便番号330-9301 埼玉県さいたま市浦和区高砂三丁目15番1号 第3庁舎2階

ファックス:048-830-4775

より良いウェブサイトにするためにみなさまのご意見をお聞かせください

このページの情報は役に立ちましたか?

このページの情報は見つけやすかったですか?