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掲載日:2023年12月1日
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映画『翔んで埼玉 ~琵琶湖より愛をこめて~』が公開されました。
前作である第1作は、所沢市内に住んでいた漫画家・魔夜峰央先生の原作を実写で映画化し平成31年に公開されました。東京都民に虐げられた埼玉県人が自由を求めて戦うストーリーと、本県を面白おかしくディスり(いじり)つつも、郷土愛に溢れた内容が大きな反響を呼び、観客動員数291万人、37億円を超える興行収入を記録した大ヒット作品となりました。
都道府県別の興行収入では本県が24%を占め、全国一となり、「埼玉ディスりを一番楽しんだのが、ほかでもない埼玉県民」と話題になりました。令和2年に地上波で放送されると、名だたるライバルを抑えて、同年の映画放送で最高の視聴率を記録するなど、根強い人気を誇っています。
前作に続いて、今回もディスられるのは「いい加減にしてくれ」とも思いましたが、実際に作品を見てみるとやはりクスクスと笑ってしまいました。同時に、今回も「埼玉への愛」を強く感じさせられました。
さて、作品それ自体を楽しんでいただくのはもちろんのこと、ぜひこれをきっかけに、皆さんには埼玉県に注目をしていただき、県内のゆかりの場所を訪れていただきたいと思います。今回の「彩の国だより」では、作品の中でカギとなる武蔵野線に注目し、その沿線で楽しめるお出掛けスポットや、各地で行われるイベントを紹介しています。
ご紹介したスポット以外にも、古くから愛される「武蔵野うどん」をはじめとした本県の多彩なうどんを食べ歩いたり、さらに足を伸ばして秩父地域のロウバイや氷柱、越生の梅をご覧いただいたりするなど、埼玉の冬の景色を楽しんでいただきたいと思います。
本県では県内の観光地やグルメなどを紹介する動画を作成し、公開に合わせて映画館などで上映するなど、県内の観光周遊を促すプロモーションを実施し、映画が取り上げる「日本埼玉化計画」を応援してまいります。
映画をご覧になって心に抱いた「埼玉愛」を思い出しながら、本県の多彩な魅力を満喫してください。
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