早わかり！統計で見る埼玉県の動き（月刊統計資料 平成22年1月号）

1.県推計人口(1月1日現在)から

県人口717万人、世帯数292万世帯

• 平成22年1月1日現在の推計人口は、7,174,179人（男3,607,443人、女3,566,736人）で、前月に比べ266人(0.00％)増加した。この内訳は、自然増減476人の増加（出生4,930人、死亡4,454人）、社会増減210人の減少（転入22,518人、転出22,728人）であった。なお、世帯数は2,927,277世帯であった。

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2.毎月勤労統計調査(11月)から

賃金指数（現金給与総額）は引き続き減少、労働時間指数（総実労働時間）は増加に転じ、常用雇用指数は引き続き減少

• 毎月勤労統計調査の平成21年11月分によると、事業所規模5人以上調査産業計の1人平均現金給与総額は254,089円、総実労働時間数は142.8時間、推計常用労働者数は1,854,653人であった。
• 各指数を前年同月と比較してみると、賃金指数（現金給与総額）は1.0％減少、賃金指数（定期給与)は0.8％減少、賃金指数（所定内給与）は同水準、労働時間指数（総実労働時間）は0.1％増加、労働時間指数（所定外労働時間）は6.3％減少、常用雇用指数は0.6％減少した。

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3.県鉱工業指数(11月)から

生産指数は低下、出荷指数が上昇

• 平成21年11月の埼玉県鉱工業指数（季節調整済、平成17年平均＝100）は、生産85.6、出荷83.2、在庫63.7、在庫率105.0で、前月と比べ、生産は0.3％低下、出荷は0.6％上昇となり、在庫は6.6％、在庫率は14.0％低下となった。
• 生産指数を22業種別に前月と比べると、輸送機械工業、一般機械工業などが上昇に寄与し、情報通信機械工業、化学工業などが低下に寄与した。

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4.消費者物価指数(11月)から

消費者物価指数（総合）、対前月比は0.2％下落、対前年同月比は1.9％下落

• 平成21年11月のさいたま市の消費者物価指数（平成17年平均=100）は総合で99.5となり、対前月比は0.2％下落、対前年同月比は1.9％下落した。対前月比が0.2％下落となった要因は、「教養娯楽」「食料」などが下落したことよる。

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5.家計調査(11月)から

勤労者世帯の消費支出は前年同月比で8.8％の減少

• 平成21年11月のさいたま市の勤労者世帯1世帯当たりの実収入は、557,951円であった。このうち、所得税等の非消費支出を差し引いた可処分所得は468,122円で、実収入に占める割合は83.9％（前年同月82.3％）であった。
• 消費支出は357,756円で、前年同月に比べて8.8％減少し、実支出に占める割合は79.9％（前年同月79.0％）、可処分所得に占める割合（平均消費性向）は76.4％（前年同月80.9％）であった。