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掲載日:2023年5月10日

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知事記者会見 令和5年5月9日

知事記者会見動画【全体:YouTube】
知事会見パネル(PDF:1,416KB)

知事発表 

コバトンベビーギフトについて 【該当部分動画(YouTube)】

知事

 私の方からまず何点か御報告をさせていただきたいと思います。まずは、「子育てファミリー応援事業について」であります。埼玉県では、核家族世帯の割合が全国でも高くなっており、子育て中の御家庭は自分の親からのサポートを受けることがなかなか難しいという状況になっております。さらには、コミュニティの希薄化に加え、新型コロナウイルス感染症の影響により、様々な交流の機会が減少したことなどによって、子育てにおいては、これまで以上に孤立感や不安感を感じている御家庭が増加していることが想定をされます。こういった状況の中、「子育てファミリー応援事業」として、県と市町村が連携をして「埼玉県に生まれてきてくれてありがとう」、この思いを込めてベビーギフトをお送りするものであります。ちなみにこのベビーギフトですが、愛称は「コバトンベビーギフト」、そのままであります。当該事業を通じて、市町村と子育て世帯が確実につながり、孤立した子育てや、あるいはワンオペ育児を防止し、育児の負担を少しでも軽減していただければ、この思いで始めるものであります。

 具体的な事業内容でありますけれども、子育て支援は県だけではもちろんできません。県と市町村が一体となって進めていくことが重要であることから、市町村が実施する子育て支援事業に、市町村が一緒に加わっていただける場合には、市町村が行っている事業に対して県が上乗せをして、ベビーギフトとして贈呈をさせていただくものであり、その中身は赤ちゃんの用品等であります。この対象となる方々ですけれども、まずは、この事業に参加をしていただく、県と市町村とが協力するということを市町村の方で合意をいただいた市町村にお住まいの方であり、令和5年4月1日から令和6年3月31日の間に生まれたお子様がいる御家庭であり、お子様が1歳になられる誕生日の前の日までに申請をすることができるというものであります。次に、申請書とベビーギフトの配付方法でありますけれども、申請書を兼ねたチラシがあるのですが、これを棚等に置いておくのではなく、市町村の職員が、窓口を訪れた当該の方に対しお配りをする、あるいは訪問をしたときにお渡しをすることによって、対象となる御家庭に直接手渡しができるようにし、合わせて、この事業について丁寧な説明を行うというものであります。このベビーギフトそのもの、これ今申請書の話をしましたが、ベビーギフトの方については、市町村の職員が手渡すか、あるいは委託の事業者である「パルシステム」から配送によって配付を行うことといたしております。ちなみにこのパルシステムは、多くの市町村と既に「見守り」等の締結をしており、これまでも商品お届け時の異変の気付きや住民の人命救助等、多くの実績を積み重ねてきているため、万が一お子様がいる家庭に行ったときに、緊急時になった際にも適切な対応が期待できるものであります。また、この事業は、申請をいただいた御家庭にベビーギフトを送付するという仕組みになっているため、市町村が申請を行っていない御家庭がある場合には、これを把握できる、こういったものでもあります。申請を行っていない御家庭については、社会とのつながりが希薄になっている可能性があるため、各市町村がこれをフォローアップし、その後に生活状況の確認を行うなどの「見守り」を実施することとしています。次に、本事業への参加状況ですけれども、現時点で39の市町村が参加をしており、今後補正予算を組むなどして、新たに7つの市町が参加する予定です。特徴をもう1回申し上げますけれども、直接申請書を手渡し、そしてベビーギフトも直接もしくは見守りが期待ができる事業者が持っていき、そして、万が一申請がない場合には、市町村がこれを把握し、その御家庭に、例えば伺うなどのフォローアップを行う。こういった、正につながりを作るためのシステムでもあるということであります。

 現時点で、ベビーギフトが受け取れるのは、(パネル上の)この地図に黄色に示してある市町村にお住まいの方であります。市町村と支援を必要とする御家庭を確実につなぎ、孤立した子育てやワンオペ育児を防止できるよう、引き続きこれ以外の市町村に対しても働きかけを強めてまいります。

 次に、ベビーギフトの申請の受付ですが、明日5月10日水曜日午前9時より開始いたします。申請の手順でありますけれども、まずは、先程御説明したとおり、申請書をお住まいの市町村、申請書を兼ねたチラシを市町村から受け取ってください。次に、この申請書に記載されている二次元コードを、スマートフォン等で読み取っていただき、そこから「申請受付サイト」にアクセスをしていただきます。そして、お名前や住所等、必要事項等を記入し、御希望のベビーギフトを選択していただきたいと思います。ちなみに、私の横に一部このように示してございますが、このコバトンベビーギフトという箱の中に、これは一例ですけれども、様々な赤ちゃんが必要とするであろう、御家庭が必要とするであろう品目がありますけれども、これは幾つか選択ができます。例えば、お尻拭きや食器等、赤ちゃんが必要な主な日用品、この「赤ちゃん用品セット」や、あるいは親子で使える「スキンケアセット」、さらには離乳食をはじめとし、体にやさしい「食品セット」等の複数のメニューを用意しており、各御家庭のニーズに合わせて選ぶことができます。また、県産材を利用した「木製玩具」も用意しておりますので、是非この機会にお申込みをいただき、県産木材の素晴らしさも御確認いただきたいと思います。このほか、パルシステムの扱う商品から、これ以外にも自由に選択できるメニューを用意しておりますので、詳しくは専用サイトを御覧いただきたいと思います。引き続き、全ての子育て家庭が地域で安心して育児ができるよう、市町村と協働しながら、切れ目のない支援を行っていきたいと思います。

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ワクチンバスによる高齢者施設等への出張接種について 【該当部分動画(YouTube)】

知事

 そして、次には新型コロナウイルスの関連でありますが、まずワクチン接種です。昨日5月8日で、新型コロナウイルス感染症の感染症法上の位置付けが5類となりました。しかしながら、ウイルスがなくなったわけではありません。新規陽性者につきましても、4月に入ってからは少しずつ増加傾向にあります。昨日からは、ワクチンについて「令和5年春開始接種」がスタートをしたところであり、感染予防及び重症化予防のため、対象となる方につきましては、ワクチン接種を御検討いただきたいと思います。この春接種でありますけれども、どういったものかと言うとですね、いわゆるオミクロン株対応ワクチンの追加の接種であります。春から行えるのは、12歳以上の方については、65歳以上の高齢者、若しくは基礎疾患のある方、あるいは医療介護従事者等が、この春から5月8日から接種することができます。そして、5歳から11歳の方については、基礎疾患のある方であります。それ以外の方々はお待ちをいただきたいのですが、オミクロン株対応ワクチンを未接種の方については、5歳から11歳の方について接種可能、あるいはまだ1度も従来型ワクチンを打ったことがない、こういった方については生後6ヶ月以上全ての方が対象となります。そして、こちらの上記以外の方、12歳以上の多分多くの方が12歳以上の方の中ではここに入るかもしれませんが、この方々については、9月以降に接種を予定しております。現時点では少なくとも、これらの新型コロナワクチンの接種、どれもそうですが、どの接種も引き続き無料となっております。対象者となる方は、お住まいの市町村から接種券が送付をされることになります。あるいは、対象とならない方でも、接種券が送付されて、その後、各市町村にこれを照会いただくというやり方をとっている市町村もありますので、まずは、市町村からの接種券をお待ちいただきたいと思っていますが、是非御検討をいただきたいと思います。

 次に、県が行うワクチンの接種促進策としての「ワクチンバスによる高齢者施設等への出張接種」であります。県では、先ほど申し上げた春開始接種に合わせて、ワクチン接種の実施主体、これは市町村なんですが、これを補完するために、機動性があるバスに医師や看護師を乗車させて出張接種を行う、いわゆるワクチンバスを高齢者施設や障害者施設に出動させることといたしました。対象は、県内の高齢者施設や、あるいは障害者施設の入所者の方及び当該施設の従業員の方であります。使用ワクチンは、モデルナ社のオミクロン株対応ワクチンとなっております。このワクチンバス、5月20日以降に出動を予定しております。申込み方法は、県のホームページから施設単位で申請をいただくことになりますので、もし必要な施設がありましたら積極的にお申込みをいただきたいと思います。

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NHK

 まずは、ベビーギフトの方について伺います。御説明の中で、参加市町村が39市町村、新たに7市町が参加予定ということですけれども、この7市町村を足しても、まだまだ参加していない市町村が多いというふうな印象を受けていますけれども、これについてなぜなのかと、また、まだ参加していない自治体について、県としてどのように対応していきたいとお考えになっているか教えてください。

知事

 県としては、もちろん全市町村を対象としており、市町村には参加をいただきたいと考えていますけれども、現時点では、これらの例えば、直接つながる制度等について御検討いただいている市町村もあるということで、先ほどの39(市町村)プラス7(市町)以上に広げることを、今はまずは御理解をいただく段階だと思っていますが、やはりそれだけ上乗せをしていくだけじゃなくて、孤立していく家庭は残念ながら今多いので、そういったところにもより私どもとして、子育てへの負担を少しでも軽減するために、是非参加をいただきたいというふうに考えており、今後も機会を見ながら、様々な機会を捉えてですね、これは1年間という短い期間ですから、当面ですね、考えているのが、様々な機会を捉えて、積極的に参加を働きかけたいというふうに考えています。

NHK

 参加していない市町村からは、具体的に今すぐに参加が難しい理由については、どのように発言がされているんでしょうか。

福祉部

 議会との関係もありますが、(市町の)部局の方では比較的前向きな回答をいただいておりまして、今後検討いただけるものと我々も期待しております。

NHK

 あと、このベビーギフトなんですが、最終的な目標が、市町村と子育て世帯が確実につながるというところで、単にギフトを渡すのが直接の目的ではないというふうに理解していますけれども、ただ、1回の申請書を受け取って、そこできちんとつながるという、非常に難しいことでもあると思いますけれども、その辺りは県としてはどのように対応してもらいたいとか、お考えがあれば教えてください。

知事

 私どもといたしましては、もちろんこのギフトそのものも目的の1つではあるんですけれども、これを活用することによって、まずはつながる端緒にしたいと、まずは一番最初の接点を作るということにしたいということで、直接、そこで必要な方の場合には、例えば相談に乗ることもできるでしょうし、あるいは、もしかすると最も孤立している人は申請もされないかもしれない、そういった方の場合には、フォローアップができるじゃなくて、するシステムになっていますので、そこでつながるという、まずは端緒にするということがとても大切だと思っています。その後のフォローアップといたしましては、先ほど申し上げた、まずは申請の際に一番最初の接触ができて、そして次には、ベビーギフトをお渡しするときに、これは代理の業者も含めて報告がいく、そしてその際に必要な接触先、こういったものをお知らせすることができるということになろうかと考えています。

NHK

 ワクチンバスについてなんですけれども、以前もやってらっしゃいましたけれども、今回はその規模としては大体どれぐらいを検討されているのか教えてください。

知事

 これまではですね、ワクチンバスについては昨年度8月から3月までで、19日間で延べ32施設に伺い、976名に接種を行ったところであります。現時点では、これからの申込みでありますので、どの程度のものになるか分かりませんけれども、事前に利用の希望について調査を取ったところ、高齢者施設20施設、障害者施設は26施設であります。この春開始接種の期間は、当面8月31日までとなっていますので、そこまでに、ニーズに応じてワクチンバスの派遣を調整させていただいて、最終的に件数が決まっていくということになろうと考えていますが、昨年が32(施設)、今年が、現時点の規模、事前の調査が40(施設)を超えていますので、昨年と同規模、あるいはそれ以上の規模になろうかと考えています。

東京

 ギフトボックスの件でお伺いします。新年度予算の当初の発表の時点で取材させていただいたときでは、当時は、手渡しはルール化しているのかと担当課にお伺いしたところ、していなくて郵送でも可の余地があるという答えだったんですが、現時点では、手渡しはルール化されたという認識でよかったでしょうか。

知事

 すいません、これは申請書ではなくてギフトの方ですね。

東京

 申請書ではなくてギフト自体。はい。

知事

 当時すいません、(担当課が)どうお答えしたかはあれですが、今、予算が付いて事業者も決まって、パルシステムの方での郵送と言うと変ですが、パルシステムの宅配はOKと。ただ、この場合にはそういった協定もあるので、万が一の情報等はこれをいただけるようになってる、もしくは手渡しという2択になります。これが現在での制度というように考えていただいて結構だと思います。

東京

 パルシステムさんがお届けに来て、玄関先に置いておくということはあり得なくて、必ず対面で手渡しするというルールにはなっているという(ことでしょうか)。

知事

 はい、必ず手渡しです。

時事

 4点ほど伺いたいのですけれど、まず、ギフトの方で3点なんですけれども、1点目は、先ほど、これは市町村の現金給付又は現物給付に上乗せしてやられるという形でだと思うんですけど、せっかくなので知事の方から、把握してる範囲内でですね、市町村のこんな取組に対してこの上乗せするのか、もしそういうのがあれば、事例を挙げていただきたいのが1点目と。2点目なんですけど、予算上これは、今、39(市町村)プラス7(市町)ということなんですけれども、予算上これは幾つぐらいを、最終的に目途を見られているのかというのと、そこら辺の内訳を伺いたいのが2点目と。3点目は、これは先ほど申請前の家庭には、市町村が訪問等により見守りを実施ということで、サポートはするということで、これは申請を促したりとかそこら辺についてどうなのか、まず3点お願いできますか。

福祉部

 1番目の上乗せの事例でございますけれど、多くは現金の場合が多いです。その他にはオムツですとか、そういったものをあげているところもあるようです。あと本ですね。申請の見守りでございますけれども、3番目ですね。これは申請書をお渡しするときに、フェイストゥフェイスの形ができて、しっかりとその制度を説明すると。お渡しするときに、その御家庭の状況が市町村の方で把握できる、お伺いすることで。3つ目に、申請がない方に関しては、何か社会とのつながりが希薄なので、改めて見守りができるという3回の接触で、いわゆる御家庭と近い関係に市町村がなれるというチャンスを作る制度でございます。趣旨です。予算上の積算の根拠はですね、市町村の負担する額におおむね3分の2の額を我々が上乗せするという趣旨で、1万円相当というふうになっております。全市町村が参加しますと、埼玉県1年間で(約)4万5,000人生まれますので、お子さんが生まれる計算になっておりますので、掛ける1万円で4億5,000万円です。

時事

 あと、ワクチンバスで知事に伺いたいんですけれど、これは去年もやったと思うんですけど、これは高齢者施設とかを対象にすることなので、例えばこれは、施設で2人だけとかだと、なかなか出しづらいと思うんです。これは例えば、具体的に何人ぐらい以上を目途に見られてるのかというのと、あと、一応先ほどの話だと、40(施設)ですかね、幾つか決まっているということなんですが、これは予算上、一応何施設ぐらい行く予定で、予算を用意しているのとか、そこら辺について伺えますでしょうか。

保健医療部

 まず、最初の一度に行ける施設ですけれども、やはり1人、2人では、やはり効率性とかございます。そういう方は地元の市町村での接種をお願いしたいと思いまして、施設規模でやはりやっていきたいというところで、1施設当たり20人以上の希望があればというふうに考えております。これからホームページ等で御案内するときもそのようにさせていただきます。それから予算でございますけれども、50施設程度を予定しているところでございます。ですので、今回、事前の調査ですけれども、40(施設)程度ですので、予算の中にはまだ入っているという形でございます。

時事

 予算上ですと、もうちょっと足すと予算いっぱいになって、補正という感じなんですかね。

保健医療部

 予算はあくまで見積もりでございます。業者等ですね、金額の方はこれから調整となりますので、それで上手く経費とか効率的に済めば、その範囲内でできるということも考えております。

東京

 ベビーギフトとワクチンバスの件で1件ずつお伺いしたいことでございまして、まずベビーギフトの方で、今の参加している市町村の地図があったと思うんですけれど、参加していないところを見ると結構南部の方に固まってるのかなというふうに思えるんですが、もし南部の方に何か参加しない市町村が固まってる理由があったらお聞かせいただきたいのと、あと、ワクチンバスの方で、バスの運行が5月20日からを予定しているというふうにあるんですが、県ホームページからの申請はもう可能なのかどうかというのを確認したいと思います。

福祉部

 地図の件で、参加していない市町ですけども、特に理由はございません。先ほどちょっとお答えさせていただきましたが、参加していない市町におきましても比較的前向きな意向を示しておりますので、今後、全市町村に向けて我々も頑張っていきたいというふうに考えています。

保健医療部

 正にこの記者会見の後、14時過ぎからアップしたいと考えておりまして、またホームページを御覧いただければと思います。

読売

 ギフトボックスの件で4点、質問があります。まずですね、この市町村で実際にもうこの現金給付であったり現物給付をやられているところに上乗せする形だと思うんですけども、それが既に始まってないところに対して働きかける、先ほど全部でですね、やっていくために働きかけていきたいという御発言がありましたが、なかなかこうスタートしていないとまずそこから市町村の体制、支給するところから始めなきゃいけない、難しいかなと思うんですけど、そこの辺りどういうふうに働きかけるのかというのが1点。あと、今後検討中の7市町の内訳を教えていただきたいのと、申請の期限の説明があったと思うんですが、いつ開始するか、それは市町村ごとで違うのかというところが3点目。あとは、今回対象を区切っていますけれども、今回の利用状況とかを踏まえて今後もまた更にですね、(事業を)続けていくお考えがあるかどうか、この4点お願いします。

知事

 (7市町については)議会の関係があるので、申し訳ない、言えないという事であります。それから、いつ開始については、これは市町村の判断になりますので、我々としては早急にとは思っていますけど、議会も含めてですね、市町村ごとに異なるということになると思います。それから、今後につきましては、今こども家庭庁が発足したということもあってですね、今後の国の動向を見ながら、県としてどのような役割を果たしていくのか、ちょうど今過渡期でありますので、そこは判断をさせていただきたいと思っています。

福祉部

 働きかけの部分でございますけども、実際には我々が足を運んでですね、各市町村にこの制度の趣旨をもう一度丁寧に説明しようというふうに考えております。制度がまだできたときにはですね、このシステム自体、今知事が発表いただきましたけども、そこまでが出来上がっていないので、市町村の方でもまだ理解が進んでいなかったのではないかと思っておりますので、そこは丁寧に進めていきたいと考えています。

朝日

 ギフトボックスの件で1点目が、市町村とか国がこういう支援をしている中で県がこうした支援をすることの意義を改めてお伺いしたいのと、2つ目が、市町村がやってる支援に県が上乗せする形でやっていて、結果今39市町村参加ということだと思うんですけれども、配送先の情報だとかそういった点で難しいのかと推測するんですけれども、独自で県が全ての市町村に配布するというようなことは難しいんでしょうか。

知事

 まず1つ目の県が上乗せをする意義についてでありますけど、まずそもそもこういった一般論ですけれども、お子様が誕生された御家庭の場合には、様々な形での経済的・物的支援というものは、これ一般論ですけれども、ニーズが高いんだろうと、これがまず1つ目であります。それから2つ目には、市町村と、これは県だけではできませんし、国だけでもできないでしょうし、市町村だけでもやはり限界があると思うので、こういった連携の体制をとるということが必要だと思っています。それから3つ目には、今回県の場合には、現金給付のように全員にとにかく配るということが目的ではなくて、まずはつながるということを、また違う目的が一緒に合わせることによって必要としている家庭、あるいは必要としていてもつながることができない家庭であるとか、あるいは先ほど親御さんと一緒に住んでいないとか、そういった世帯が多いという話をしましたけれども、そういった世帯においても、親御さんと同じではないにしても、必要な支援を受けられるところとつなげられる、こういったことを複合的に重なることによってより効果をもたらすといったことが考えられると思っています。また上乗せで今39の市町村ということになっていますけれども、この39の市町村においてはこれらの効果がより望めるということを我々は考えているところであります。

朝日

 上乗せする形でやっていて39市町村が参加していて、(参加していない)他の市町村にお住まいの方に関して県が直接というのはやはり難しいんでしょうか。

福祉部

 県が上乗せするのは難しいかというお話なんですけど、そこは申請をいただければできないことはないんでしょうけども、そもそもの趣旨は先ほどから知事が御説明させていただいてるとおり、孤立した子育てとワンオペ育児防止、いわゆる各家庭とつながる、保育のサービスは市町村が基本的に実施主体ですので、市町村がつながらないことには、県が仮につながったとしてもそこは担保できないので、いわゆるそこが主旨になっております。

産経

 コバトンのベビーギフトのところで1点お伺いしたいんですけれども、これは市町村がつながることが重要だということで何度も御説明をいただいていたところだと思うんですが、つながった後の市町村に対するフォローと言いますか、県の方で何かそういった部分で現在検討されている、あるいは決まっていることがあれば御説明をいただければなと思います。よろしくお願いします。

福祉部

 市町村がつながりますと、この福祉的なサービス以外に母子保健的なサービスと、いわゆる市町村は多くのメニューを持っていますので、そちらの御利用をしっかりと支援することができるという効果があるというふうに考えております。県といたしましては、やはり子育て世代のですね、孤立やワンオペ育児を防止したいというのがあります。結果的にこの制度も導入することでですね、市町村のそういったサービスに確実につなげていく、いわゆるつながれていない世帯が一定数おりますので、そこを更にですね、フォローできるようにこういった制度でしっかりと県が後押しをしていこうと思っています。

産経

 ちょっと重ねてになるのですが、目標としては家庭とつながっていくというところ、市町村がつながっていくというところを今後押しされるということだったと思うんですが、これは事業評価というかそういうところは何か見据えて、現段階から考えてらっしゃってることとかというのはおありになるんですか。要は、今回の事業の、まだこれから開始されるものになりますけれども、どういったところで成功と言うか、一定の成果が上げられたというふうに今後評価されていくのか、その辺りを、結構重要なポイントになるのかなと個人的には思うんですけれども、つまりただ支援をするだけではなくて何をもってこの事業が成功になったというふうに(評価)をしていくのかそういうところ、目標みたいなものを現時点で作られているのか、その辺りもちょっと教えていただければなと思います。

福祉部

 申請いただいた対象者のですね、全員の申請が最終的な目標ですけれども、そこから申請いただけない方に対してフォローアップを確実にする、この2つが最終的な目標になってくると思います。それがいわゆる我々が言っている、当事者とのつながりの部分だと考えております。

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幹事社質問 

新型コロナウイルス感染症の5類移行後の対応について【該当部分動画(YouTube)】

NHK

 先ほど知事の言及にもありましたけれども、5月8日に新型コロナウイルスの感染症法上の位置付けが5類に移行しました。こうした中で埼玉県では相談窓口や、診療・検査医療機関等、どのような対応に移行したのでしょうか。また、対応の移行が円滑に行われたのでしょうか。お答えいただければと思います。

知事

 5月8日に感染症法上の位置付けが5類に移行をいたしました。当面の期間、埼玉県としては、様々な措置を移行期間として準備させていただいています。まず今、言及がありました「埼玉県コロナ総合相談センター」、これに窓口を一本化しましたのが4月21日のことですが、ちょっと前になりますけれども、この4月21日に開設してから昨日5月8日まで、1日平均で約300件の相談がございました。応答率につきましては96パーセントとなっています。連休中、5月3日からは特にお問合せが多く、平均470件、これやはりお休みということで、電話ということだと思いますけれども、その中でも、実は時間帯が朝6時から9時頃が集中をします。朝起きて熱があるということなんだと思います。こういった中で、御相談があって、具体的にどんな相談だったかを少し申し上げると、発熱の症状があるけれども医療機関に行った方がいいですかとかですね、あるいは、子供が発熱したけれどもどう対応したらいいか、こういった相談がございました。対応そのものですけれども、これは4月21日からですけれども、この相談窓口については、昨日、まだ1日ですが、相談件数は394件でありますので、先ほど申し上げた、若干、それまでよりも平均よりはちょっと多い、そして応答率は98.5パーセントと若干良くなっています。相談にはしっかり対応ができておって、また内容もほぼ同じでございました。そして先ほどのですね、診療・検査医療機関については、これは外来診療については幅広い医療機関で、いわゆる発熱外来として受けていただくことが必要ですけれども、埼玉県が今持っている診療・検査医療機関の仕組みを生かしながら、これをまたもちろん公表してこれを広げていくということを我々は考えているところであります。昨日5類移行の初日、まだ1日ですけれども、統計としてお示しできるものはないんですけれども、アプリオリで県内の10の診療・検査医療機関について、私どもから問い合わせをしたところ、診療のひっ迫度、あるいはスタッフの負担感、窓口での問合せ状況等をそれぞれ伺いました。そういたしましたところ、制度変更について患者に説明を要するケースがあったので負担が増えたといった医療機関もあれば、逆に、これから、国、いわゆる公にですね、申請する分量が減ったので、逆に手間が省けた、こういったところもあって、そんなに大きく変わったということでは総合するとないようであります。いずれにしても、昨日1日の状況では、診療のひっ迫や、あるいはトラブル、あるいは混乱、こういったことも現時点では報告をされておりません。いずれにいたしましても、5類に移行した後のですね、状況を我々としてもフォローアップをさせていただきながら、県民の皆さんが安心して受診できる体制に移行したいというふうに考えています。なお、先ほど言及はありませんでしたが、病診連携・病病連携、これが新しくなったわけですけれども、昨日の1日ではありますけれども、1日に関しては、県や保健所に医療機関等から入院できずに困ってるとか、入院先がないといった相談はございませんでした。現時点では、昨日まだ1日ですけれども混乱はなかった。また、重症の場合には、県で重症支援コーディネーターを準備するというお話をしましたが、実は、昨日は新たな重症者がおりませんでしたので、依頼はございませんでした。

埼玉

 昨日で毎日のコロナの陽性者数の発表が終了したと思うんですけれども、今日以降、(陽性者が)何人出ているのかというふうに気になってしまう県民の方がいらっしゃると思うんですが、そういった問合せがあったときにはどういうふうに対応されるお考えなのでしょうか。

知事

 まず御指摘のとおり、5月8日から感染症法上の扱いが今まで2類相当でありましたが、これから5類になるということは、医療機関から届出がなされなくなるということになります。そこで県としては、もう毎日の陽性者を把握する術がないというのが今の現状であります。こういった中で、陽性者数の発表も昨日で終了させていただきました。他方で、今後は定点医療機関、季節性のインフルエンザと同じですけれども、定点医療機関からの報告に基づいて、1医療機関当たり2.幾つとか、10とかという、季節性インフルエンザのときにお示ししましたが、ああいった形で毎週水曜日に県のホームページを更新し、発表させていただく予定であり、最初の水曜日から、5月17日に最初の発表させていただくということになります。このような形で今後はお知らせをさせていただきたいと思います。

埼玉

 定点医療機関での場合、インフルエンザだと30人以上で流行というような指標があると思うんですけれども、コロナの場合は流行の基準というようなものはあるんでしょうか。

保健医療部

 当初、国の方でそういった基準を作るというお話があったんですけれども、これは作らないというふうになりましたので、特にそういった基準はございません。

埼玉

 そうなると県内で流行しているかどうかというのは、最終的に知事が御判断されるのかなというふうに思うんですけれども、そうなったときに何か県の方から県民の方にお知らせして、今、流行の状況にありますので気を付けてくださいというようなお知らせをすることは考えていらっしゃるんでしょうか。

知事

 県民の皆様に対して、感染症法もしくは特別措置法に基づいて何らかの要請等を行うとか、あるいはその措置を行うということは残念ながら今、権限として法的にございませんので、それはできません。他方で、お願いをさせていただく、推奨をさせていただく、あるいは様々な形でお知らせをするというのは当然、我々としては考えられると思っています。特に我々としては、新規陽性者はこれまでもほぼ県として重視しないと申し上げてきており、重傷者やとにかく死亡者に特化するということでありますので、我々が、例えば今準備をさせていただいている確保病床の状況ですとかを、例えば引き上げると、フェーズを上げる、こういった形で県としての対応を行うとか、あるいは注意喚起を行うとか、あるいは学校等がですね、これまでも主要な感染経路になったケースもありました。この場合には、学校保健安全法に基づき設置者が措置を取ることができますので、それは、また別途考えさせていただきたい。それから、最後にもう1つ申し上げると、今の我々の想定はオミクロン株においての想定であって、致死率、あるいは重症化率も大きく下がってきています。そういった形で申し上げれば、我々としては、今は、今の体制で対応したいと考えていますが、想定がオミクロン株なので、株が変わる場合等に備えて検査機関からサンプルを適宜入手して、県の衛生研究所においてこれからも新たなDNA分析等を行うことによって、新たな株や変異株等の出現に備えていきたいと考えていますが、その場合にはまた別なフェーズになると思います。

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その他質問 

利根川新橋の状況について 【該当部分動画(YouTube)】

読売

 群馬の千代田町とですね、本県の熊谷市をつなぐ橋の建設について伺いたいんですが、先日群馬県の山本一太知事が、利根川に橋を架ける方針を明らかにしています。事業費は数十億円規模で、埼玉と折半するというふうにしていますけれども、この埼玉でですね、今年度予算に調査費を盛り込んでいますが、この橋を架ける意義とですね、この費用面での調整状況と、あとロードマップはいつ頃作ってですね、建設の着手はいつ頃考えていらっしゃるのか、この辺りお伺いできればと思います。

知事

 埼玉県と群馬県を結ぶ幹線道路としては、国道407号、いわゆる刀水橋(とうすいばし)が主に利用されていますが、上流・下流に架かる橋りょうまでの間隔の長さから、交通が集中をして、そして渋滞が巻き起こっている、あるいは周辺の工業地帯・住宅団地の開発が更にこれに拍車をかけている、こういった状況がございます。そこで更には、事故等で通行止めになるとですね、大きな大動脈が通れなくなる、こういった課題があるために、群馬だけではなくて栃木県の南部地域も含めてですね、これまでここが課題となってまいりました。実はこの新橋の話は新しい話ではなくて、既に平成15年度に、群馬・埼玉両県で群馬埼玉地域連携道路網検討会で調査・検討するということになっており、実際に調査費がもう既に今年度付いております。また、昨年の8月にはですね、利根川新橋建設促進期成同盟会というのがございまして、そこからの要望に対して私がですね、地域の発展や災害に強い県土の形成のために、地元市町の皆さん、あるいは群馬県の皆さんとともに、この要望について、つまり新橋をですね、建設について、検討・調整を進めていくということを既に申し上げておりますので、群馬の知事さんがですね、そうやって前向きになっていただいたということであれば、我々としても、これ当初からの話し合いが進むということになるんだろうというふうに思いますので、歓迎をしたいと思っています。なお、これまでのもちろん経緯もございますので、群馬県と調整は必要になりますけれども、一般論で申し上げると、都や県をまたぐような橋については、両県が費用を折半するのが一般的でございます。また既にですね、そこに測量や調査を進める上で、途中のですね、グライダーの施設がありましたけれども、そういった施設が新橋を造る上で一定の阻害要因になるということでありましたけれども、これ埼玉県側でゴルフ場を閉鎖したこと等によって、1つずつ問題が今、動いているというところでありますので、長年のこれまでの検討や、あるいは着手と言えば着手ですね、既にそういった形ができていますので、これは長い間の懸案でありますので、早期にこれを動かせるように考えていきたいと思いますが、まずは、群馬県とさらなる検討を進め、事業着手時期について現時点ではまだ言える段階ではありませんけれども、そこに持っていけるように努力をしていきたいと思いますが、地元の市町を含めた皆様の御協力を改めてお願いしたいと思っています。

県土整備部

 群馬県とこれまでも、平成11年度頃から検討を進めていたんですけれども、これまでは可能性の検討ということでやってまいりましたけれども、先ほど知事がおっしゃったようにグライダー場の移設等が大きな課題だったんですけれども、ゴルフ場の閉鎖に伴って物理的にその検討が可能になったと、そういう条件の変化がありましたので、今年度というか昨今につきましては、事業化に向けた検討ということで今、検討を進めているところでございます。

読売

 そうするとロードマップとかそのあたりの具体的なところはまだで、これから具体的に入っていくという段階ということでよろしいでしょうか。

知事

 場所そのものについては具体的なアクセスルートの検討が進められる段階に来ています。その意味では、先ほど申し上げた最初のやるかやらないかという話、それから次の事業の検討の話、それから具体的なアクセスルートの検討に入る、そういった意味では徐々に進んできているのが今の状況であります。

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浦和レッドダイヤモンズAFC チャンピオンズリーグ2022優勝について 【該当部分動画(YouTube)】

埼玉

 浦和レッズのACL優勝についてお伺いいたします。6日に埼玉スタジアムで行われた試合で勝ちまして、浦和レッズが3度目のアジア制覇を達成しました。まず今回の件の受け止めとですね、あと芝生の張り替えが行われてから初めてのビッグゲームと言っていいんじゃなかろうかとは思うんですけれども、芝生の状態ですとか、知事どのように御覧になったのか、所感をお願いいたします。

知事

 5万3,374名のサポーターの方が、これ有料入場者ですけれども、埼玉スタジアムに集結をして、赤一色となった会場でした。私も実は会場に行ったんですけれども、この熱気には圧倒されたというふうに思いました。これはACL3度目の優勝ですけれども、もちろん選手の力ではありますが、それだけではなくてクラブ関係者・サポーターが一体となって成し遂げた偉業だというふうに考えております。アウェーで貴重な同点ゴールを挙げて帰国をされ、そして大きな期待があったわけですけれども、このホームゲームに臨まれた選手・関係者、随分高いハードルだったと思いますけれども、これをしっかりと受け止められたということで、素晴らしいゲームでした。私も拝見しましたが、アルヒラルというサウジアラビアのチーム、もともと相当お金を使ってきたチームであり、私も中東にいたころから存じ上げてるチームですけれども、優勢だったんですが、後半早々、エンドが変わった後にですね、大きな1点が挙がりました。本当にその後、レッズがピンチを迎えるたびに、大きな声でサポーターの方が声援をされて、長い心臓に悪い時間だったかもしれませんけれども、一喜一憂をしながら見守っていただいたファンの方々とともに、それだけではなく、テレビを御覧の県民の皆様とともにですね、今回の優勝、大いに祝福をしたいというふうに思っていますし、私個人としても大変喜んでいます。それから芝生についてですけれども、埼玉スタジアム2○○2の芝生、昨年11月から今年の3月にかけて張り替えを行わさせていただき、その後約1ヶ月間の養生期間を経て、この4月から利用をさせていただきました。天候に恵まれたこともあって芝生の育成は順調で、浦和レッズのマチェイ・スコルジャ監督からも、非常に良いスタジアム、芝を張り替えて非常に良かったと、攻撃的なサッカーをするのに非常に適したスタジアムだというコメントをいただいています。サッカー場で私がお会いした田島会長や、また井原元選手(※後に修正:宮本元選手)から、ピッチの状況を聞いたのですけれども、本当にベストな状況でACLを迎えることができて、張り替えしていただいて本当にありがたいと、そういう話をいただきました。もし仮に、彼らの言葉どおり、ACLの優勝に埼スタが貢献できたとすれば嬉しいことだと思っています。なお今後、暑い夏の時期においても、地温コントロールシステムを新しくしましたので、芝生を良い状態に保てるというふうに思っています。浦和レッズの選手をはじめとする、スタジアムを利用する全てのサッカー選手が、自分たちの能力を最大限に発揮ができるような、そういったスタジアムであり続けることを期待しています。

埼玉

 彩の国功労賞ですとか、何か今回の件で受賞検討の可能性はございますでしょうか。

知事

 具体的なところは、彩の国功労賞は条例で定められた議決案件なので、そこまでは今の時点では申し上げられませんけれども、私は大変、それぞれの選手、チーム、できればサポーターにもあげたいぐらいですけれども、そういった表彰されるに値する活躍をされたというふうに強く思っています。

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ゴールデンウィークの県内のにぎわいについて 【該当部分動画(YouTube)】

東京

 今年のゴールデンウィークはコロナの影響も少し収まったということで、各地でそのにぎわいが報道されたと思うんですけれど、埼玉県内の観光客の入りというのが、どれぐらいだったのかというのが、もし今、知事の方で把握されてることがあったら教えていただきたいと思います。

知事

 すいません、後ほどでよろしいですか。(後に回答:県全体の観光客数は把握していませんが、主な観光地から聞き取った状況は次のとおりです。川越市では、コロナ前と同程度以上の人出でございました。観光バスの来訪はコロナ前と同程度でありピーク時には3つ設けた臨時駐車場も満車となりました。秩父市では、全体としては、コロナ前には戻っておりませんが、渋滞が発生する等コロナ前の状態に近づきつつあります。長瀞町では、全体としてはコロナ前まで戻っておりませんが、ピーク時はコロナ前同等の賑わいがございました。)(終)

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