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掲載日:2023年4月27日

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知事記者会見 令和5年4月25日

知事記者会見動画【全体:YouTube】
知事会見パネル(PDF:1,051KB)

知事発表 

ゴールデンウィークに向けた観光情報について 【該当部分動画(YouTube)】

知事

 本日は、私の方から「ゴールデンウィークに向けた観光情報」について、まずお知らせをさせていただきたいと思っています。この時期の観光イベント、あるいは美しい花等を紹介したいと思っています。今年のゴールデンウィーク、県内の観光地に実際に足を運んでいただき、イベントや美しい花々を目や心で楽しみ、そしてその地域のおいしいものを舌と胃袋で味わい、皆さんの五感で埼玉の魅力を是非とも堪能していただきたいと思っています。具体的にお話します。加須市におきましては、5月3日、「加須市民平和祭」が開催され、全長100メートルものジャンボこいのぼりが空を泳ぐ姿を御覧いただけます。春日部市におきましては、5月3日及び5日に、こちらは空に上がるのは凧でありまして、「春日部大凧あげ祭り」が開催されます。重さ、何と約800キログラムもあるそうですが、この大凧が数百人の引き手によって空に舞い上がる様子は勇壮であると聞いております。このお祭りの中で、昨年7月に埼玉県が、秋田県・熊本県との間で日本で初めて締結したクレヨンしんちゃんの「家族都市」協定を生かした取組の一環として、家族都市の秋田県・埼玉県・熊本県、そして春日部市の観光PRブースも同時に設けられる予定であります。次に、行田市になりますけれども、毎月1日から14日は、「行田花手水(はなちょうず)week」であります。八幡神社周辺の商店街の軒先には、色とりどりの花手水が飾られ、訪れた方々をもてなしております。最後に、今が旬ですけれども、秩父の羊山公園では「芝桜まつり」が開催をされています。芝桜を愛でていただくのはもちろんですけれども、羊山公園ではご当地グルメ、あるいはお土産が買える「ちちぶマルシェ」も開催されております。なお、秩父観光協会のホームページ等で芝桜の開花状況を事前に確認の上、お越しいただきたいと思います。イベントやお花を楽しんでいただくと同時に、各地域の美味しいグルメを楽しんでいただきたいと思います。代表的なものを御紹介しますが、加須の加須うどん、あるいは春日部の藤うどん、そして行田の古代米カレー、あるいは秩父地域のわらじカツ等も御堪能をいただきたいと思います。県内にはこの他にも様々な見どころがあります。本年のゴールデンウィークは是非、実際にお出かけいただいて、県内のイベントや美しい花々を目や心で、その地域の様々なグルメを舌や胃袋で楽しんでいただき、充実したお時間を過ごしていただきたいと思います。ただ、旅行される方にお願いです。旅先でも「新しい旅のエチケット」にのっとった感染対策を行い、安心安全な観光をお楽しみいただきたいと思います。新しい旅のエチケットについて、御承知になりたい方は、是非「ちょこたび埼玉」、そこでは、埼玉の旅の情報もございます。是非確認をしていただきたいと思います。

 次に、「環境科学国際センター」の観光情報であります。この環境科学国際センターは、複雑多様化する環境課題に対応して、総合的・学際的な研究を行う環境研究所というのがありまして、そこに併設した施設として、そこでは、環境を守るための「ヒント」を体感型で学習できる展示館の「彩かんかん」でありますとか、あるいは昭和30年代の埼玉県東部の里山をモデルにした、多様な動植物が生息をしている「生態園」等がございます。この「彩かんかん」におきましては、地球温暖化等、グローバルな環境問題を映像で学べる「大型ドームシアター」や、宇宙から見た地球の状況をリアルタイムで映し出す「デジタル地球儀」が人気であります。また、ゴールデンウィークの特別企画として、4月30日には野鳥や虫たちを探す「春の生態園観察会」を、また、5月5日には空気の性質に関するひみつを学ぶ「サイエンスショー」を開催いたします。また5月6日には、普段入ることができない「環境研究所」の公開も行いますので、是非お越しいただきたいと思います。次に、「彩の国ふれあい牧場」の観光情報について御紹介いたします。彩の国ふれあい牧場におきましては、「おいしい!たのしい!牛のこと、牛乳のこと、酪農のことがよくわかる!!」をコンセプトとして、「乳製品の手作り体験」を行うことができます。5月1日と2日を除くゴールデンウィークの期間中におきましては、「バターづくり体験」を開催します。小さなお子さんから大人まで誰でも体験できますので、是非とも御家族でおいしいフレッシュバターづくりをお楽しみいただきたいと思います。また、この牧場、標高約600メートルです。この高原には、約20頭のヤギ、あるいは約50頭の牛が放牧されており、「ヤギのエサやり体験」や「牛の呼び寄せの実演」を開催しています。ヤギとは自由に触れ合うこともできますので、こちらも是非お楽しみいただきたいと思います。なお、ゴールデンウィーク明けにはなりますけれども、「天空のポピー2023」、これは新型コロナウイルス感染症拡大防止のために3年間開催が見送られておりました。今年こそ開催されますので、約1,200万本のシャレーポピーが高原に咲き乱れ、一面に広がるポピーの赤色は絶賛であります。私も大変残念に思いましたが、コロナの際には、これを全て刈り取ってしまう、こういったこともございました。是非こちら、皆さんには実際にお越しいただいて、お楽しみいただきたいと思います。

 最後に、県立博物館施設の観光情報についてお知らせします。まず、「さきたま史跡の博物館」では、テーマ展「埼玉の遺跡 東松山市反町(そりまち)遺跡~時代を彩る職人のムラ~」を5月28日まで開催しています。東松山市に所在する反町遺跡を紹介する展示で、水晶の勾玉等を作っていた痕跡や、土器、漆製品、木製品等、各時代の生活を彩る道具や装飾品を紹介しています。そして次に、「嵐山史跡の博物館」におきましては、5月5日、こどもの日に記念イベントを行います。小学生、中学生を対象として、中世の武士の兜(かぶと)や、身分の高い女性の着物である小袿(こうちぎ)を着用できる体験イベントを実施いたします。アメリカでも兜が、今有名になっているようですが、子供たちが兜をかぶることができます。また、菅谷館跡(すがややかたあと)内をボランティアが解説をしながら巡るガイドツアーも行います。次に、「近代美術館」でありますけれども、企画展「戸谷成雄(とやしげお)彫刻」を5月14日まで開催しています。秩父地域にアトリエを構える戸谷成雄は、1970年代から彫刻家としてのキャリアをスタートさせ、戦後の日本美術における彫刻表現を牽引してきた人物であります。本展では、初期作品や「森」シリーズ等の代表作を紹介し、その活動の全貌を振り返っていきます。次に、「自然の博物館」におきましては、企画展「自然の色と模様」を6月18日まで開催しています。自然界に存在する色と模様の多様性に焦点を当て、保護色や警戒色等、生きる上で役に立つ色と模様や、顔料や染料としての色の利用等、複数の切り口で紹介をしています。また、体験型の展示も取り入れ、親子連れを中心に楽しめるような、いわゆる「映え(ばえ)」を意識した展示となっています。次に、「川の博物館」では、企画展「荒川今昔写真展」を5月7日まで開催しています。荒川の風景、橋梁、河川工事、川遊び等を記録した古写真や絵はがきを取り上げて、現状と比較し、「埼玉の母なる川」荒川の明治以降の移り変わりを御紹介しています。終わりに、「さいたま文学館」では、企画展「大木実~暮らしの詩情~」を6月4日まで開催しています。埼玉文芸賞選考委員、文芸埼玉編集委員を歴任した詩人、大木実の足跡をたどるとともに、素朴な言葉の中に豊かな詩情が込められた作品の数々を、自筆の原稿や書によって紹介をいたします。以上がゴールデンウィークに向けた観光情報の紹介であり、是非皆様には、県内様々な観光地に足をお運びいただき、多様な埼玉県を楽しんでいただきたいと思います。

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ゴールデンウィーク期間中の電話相談窓口について 【該当部分動画(YouTube)】

知事

 次に、ゴールデンウィーク期間中である4月29日より5月7日までの電話相談窓口について御報告いたします。ゴールデンウィーク中は、多くの医療機関がお休みとなります。発熱等、コロナ感染を疑う症状があった場合に受診先を確認したい方、又は受診を迷う方は、「埼玉県コロナ総合相談センター」にお電話をください。看護師が24時間体制で御相談に応じています。そして、コロナに関する外国人向けの相談、あるいは急な病気やけが、緊急的な精神医療、自殺予防に関する心の健康の御相談を、それぞれ御覧のダイヤルで受け付けております。

 次に、児童虐待については、「児童相談所虐待対応ダイヤル」で受け付けています。また、児童虐待に加えて、高齢者の虐待や障害者の虐待については、「埼玉県虐待通報ダイヤル」で受け付けております。いずれも24時間対応であります。また、性犯罪、性暴力に関する御相談、ドメスティックバイオレンスに関する御相談、思いがけない妊娠に関する御相談も受け付けています。

 いじめ、不登校、学校生活、友人関係の悩み等に関する相談や、その他生活にお困りの方の御相談も受け付けています。これらのゴールデンウィーク中の相談窓口、この電話番号ですが、本日より、県ホームページのトップ画面からワンクリックで御覧いただけるようになっていますので、御利用いただきたいと思います。

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毎日

 ゴールデンウィーク中のイベントは、コロナ禍で数年ぶりに開催されるものもあるとお聞きしましたが、そのことについて知事の感想をお聞かせください。それと、知事はゴールデンウィーク中、どこに出かけたいとかどう過ごすか、予定がありましたら教えていただきたいんですが。

知事

 まず最初のですね、ゴールデンウィーク、これは様々なイベントやお祭りが用意されていますけれども、コロナ禍でありましたので、数年ぶりというものも多いというふうに認識をしています。県内の伝統行事、文化行事等、これまで地元の皆様が長い間築き上げてきたことが、改めて本来の形に戻ることは心から喜ばしいと思っています。特に、先ほどちょっとお話しましたけれども、天空のポピー等はですね、本当に花自体を全部刈り取ってしまう、人が来ないためにですね、そういったことが実はコロナ禍で行われました。こういった地元の方々やあるいは関係者の方々にとっては、私は大変な苦痛だったんだと思います。そういったことを今回は行わなくていいと、行動制限を伴わないということでありますので、私は感慨もひとしおというか、ポストコロナ元年を彩るものにふさわしいと考えております。なお、これまでコロナ禍でですね、御心配になって、なかなかイベントやお祭りには行けないという方もおられたと思います。今回、まだコロナは収まっていませんので、しっかりと感染対策をしていただいた上でのお願いではありますけれども、是非ですね、御家族や御友人と御一緒に、実際に目で見て味わって体験する、正に五感で堪能していただきたいと思っていますし、その際には、埼玉県の観光地を選んでいただきたいと思っています。また、今日、イベントやグルメを御紹介しましたが、それ以外にもたくさんのものがあります。多くの方に、本県の魅力に触れていただいてですね、埼玉県の素晴らしさを感じていただきたいというふうに考えています。また、人の移動に伴う地域経済の活性化も期待をしているところであります。それから2つ目の、私自身のゴールデンウィークでありますけども、確か私の理解だと1日除いて全部公務が入っておりましてですね、1日空いた日は、まだすみません決まってませんけども、孫にでも来てもらおうかなというふうに思っています。

東京

 ゴールデンウィーク期間中の電話相談窓口を挙げていただいたと思うんですが、この中で、ゴールデンウィーク限定で開設するものなどありましたら教えてください。

知事

 基本的には全ていつも行っている窓口であります。全て普段から行わせていただいている窓口でありますので、通常から御利用できます。お使いいただきたいと思います。

東京

 そうするとゴールデンウィークも普段と同じように利用できるということですね。

知事

 そうです。ゴールデンウィークも同じようにやっておりますので、特にお休みのときは皆さん、何かあった場合には大変迷われると思いますので、是非これは覚えていただきたい、もしくはホームページから見れるということを是非とも御案内させていただきたいと思います。

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幹事社質問 

福島県内の除染で生じた汚染土壌の最終処分について【該当部分動画(YouTube)】

毎日

 福島第一原発事故に伴う福島県内で除染した汚染土について、福島県外で最終処分をするという国の計画があります。県内受入れについて知事はどう考えるのか。また、環境省の計画の中には、再利用の実証事業計画地の中に、所沢市の環境調査研修所を候補として挙げてありますが、それについて知事はどうお考えなのかお聞かせください。

知事

 まず全体の話といたしまして、福島第一原発事故からの環境再生、これは長年、風評被害等に苦しんでこられた福島県だけの課題ではなくて、やはり日本全体で全国的に受け止めなければいけない、こういう深刻な課題だと私は考えています。その一方で、除染土の処分方法、あるいはその安全性等、これ様々な課題がありますので、これについてはやはり国、有識者で構成する委員会を設置し、現在も議論を行っているところと承知していますので、この除染土の減容化・再生利用の厳格なあり方を見据えながら国の動向を注視する、これが大きな私どもの考え方であります。その上で、埼玉県内の関係ですけれども、環境省は、再利用の実証事業計画地の1つとして、御指摘のとおり、所沢市に所在する国の機関である環境調査研修所を候補としていることは承知をしております。この実証事業の実施に当たっては、その一方で先ほど課題もあると申し上げましたので、安全・安心の確保を大前提として、地域住民の方の十分な理解を得る必要があるというふうに私は考えております。

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その他質問 

チャットGPTの行政への導入について① 【該当部分動画(YouTube)】

日経

 今、オープンAI社の対話AIの「チャットGPT」を行政に生かす取組というのは拡大してると思うんですけれども、そういったチャットGPTに限らず、自然言語処理のですね、多様なツールも今後出てくると思われる中で、そういったものを今、県のいわゆる行政運営において導入を検討してるのかどうかとか、そういった観点で知事の見解をお伺いできればと思います。

知事

 便利なツールは、もう既に御存じのとおり、ディクテーションツールとかですね、色んなものを使ってることは事実ですけれども、ただチャットGPT、それはこれから超少子高齢化社会に突入しますし、デジタルを最大限に活用することで業務効率を高める、あるいはそれに伴って生み出した時間をですね、人間にしかできない時間に振り向けていくとか、あるいはデジタル社会と言っても、やはりなかなか、そこには到達できない方もおられますので、フェイストゥフェイス、面と向き合ってやるような仕事にその時間を振り向けるとか、そういったことが必要だという意味合いで言えば、一般論として全体としては、私どもはこういったツールについては、しっかりと対応をしていくことが必要だと思っています。ただですね、このAIのチャットGPTについては、業務効率を向上させる有望なツールとして、私はかねてから注目しておりました。チャットGPT、課金では使ってはいないですけれども、色々聞くと、やはり文章の要約等も得意であるということなので、議事録の要約等、単純作業を任せるのであれば、職員の力をもっと創造的な仕事に振り向けることができるので、そこはやはり私どもとしては前向きに捉えるべきだと思っています。他方で、様々な課題も指摘をされているところでありますけれども、例えば、先ほど申し上げた資料作成だとか要約以外に相談対応等の活用も考えられますけれども、専門的な知識を必要とする対応の場合にはですね、例えば、県における様々な事業や情報を読み込ませるとかそういったことが必要となり、正確性や信頼性だけではなくて個人情報、さらには機密情報の扱いなど、安全性の面がやはり検討されなければならないと思っています。近い将来ですね、例えばローカル生成AIのようなですね、こういった考え方も、つまりその地域ごとに囲い込んでいく、こういった情報の囲い込みを行った上での活用等のアイディアも出てきているので、それは近い将来、そういったことを見ながら考えていきたいと思っています。チャットGPTでは、今年の3月のGPT-4では、回答精度が大幅に向上するなど性能が上がっているようです。また噂のレベルですけれども、GPT-5についても年内とかという噂も出てきていますので、今後の技術の進展、これらのですね、それからAIに関する国際的なルール作りの動きを注視しながらも、私たちとしては、ルールが全部出来上がってからだとですね、チャットGPTのバージョン4でも、利用規約が私の聞いているところでは毎週のように更新されているということですから、アジャイルに、つまり非常に日本の役所が苦手なパターンですけれども、そういったことも考えられますので、その時にはデータのリテラシーとか、あるいは格差問題、こういったことに注目をしながら、それからもちろんプライバシーですね、注目をしながら活用する可能性があるかどうかについて、私は前向きに考える必要があると考えていますが、まずは庁内のDX勉強会等でよく勉強をしていきたいというふうに考えているところであります。

日経

 今おっしゃったDX勉強会というのも、何か実際にもうGPTをテーマにしたものとかというのは、何か検討されてたりとかというのはありますか。

知事

 もう実はチャットGPTについても、担当の部局と私ともこれまでも意見交換をさせていただいたり、あるいは色んな利用されてる方とか専門家の方の御意見も既に伺っています。ただ、チャットGPTで勉強会という形ではこれからになります。

日経

 御予定はされているという理解でよろしいですか。

企画財政部

 具体的には今度の5月にですね、勉強会を開催したいというふうに考えております。

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茶園視察について 【該当部分動画(YouTube)】

読売

 今日午前中に、知事は狭山市の茶園の方を視察されたと思うんですけれども、そちらのですね、見た御感想をお願いします。

知事

 今日は、実は埼玉県知事になって初めて、私、茶園を新茶の時期に訪問させていただきました。これまで実は茶業研究所とか市の単位はあったんですが、いわゆる茶園というのは初めてでありました。非常に特徴的なのは、今回訪問させていただいたのは、茶園のですね、お茶の畑の真ん中にテラスを作って、その上で新茶を見ながら、それを飲ませていただく。そして特に、今回三種類のお茶で、いわゆる伝統的な手摘み茶ですね、これはとても香りが高かったお茶、あるいは深蒸し、これは御存じのとおり狭山茶がとても似合うとされてるものですけども、そのあっさりした味わい、さらには萎凋(いちょう)をかけた、つまり発酵させた紅茶の手前にしたようなお茶、この三種類を飲ませていただきました。それぞれにもちろん美味しかったんですが、私はこうやって飲み比べると全然違うというのがよく分かりましたし、是非、皆さんにも味わっていただきたいというふうに思いました。それ以上に、今日やっぱりものすごく感じたのはですね、今年は例年になく、茶園の方によると、50数年茶業を営んでいて、初めてと言っていいほど育成が早いんだそうです。とても出来が良いというふうに伺っておりますので、楽しみですし、私自身、特にこの茶畑の真ん中で、これ味わうというのは心豊かになってですね、つい2日前まで選挙やっていたというのを全く忘れるほどのですね、すばらしい光景と気分転換させていただいて、是非これは知事だから言うのではなくて、是非皆さんにもお勧めしたいと思うので、是非お茶を飲みに行っていただきたいと思います。

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チャットGPTの行政への導入について② 【該当部分動画(YouTube)】

テレ玉

 先ほどのチャットGPTに関連しての質問ですけれども、戸田市の方でチャットGPTを業務で活用できるかどうかという、検討するための調査研究チームも立ち上がりましたけれども、これについての知事の御所感を伺えますでしょうか。

知事

 私が聞いてる範囲では、文章の要約や議事録の要約、こういった作業については、一定程度信頼ができるというふうに聞いています。ただ、先ほど申し上げた課題の部分ですね、例えば、先ほど申し上げたローカル生成AIみたいな囲い込みもそうでしょうし、あるいはその一定の機微なものを含まない、文書の要約とか、そういった初歩の部分というのは、もう既にできる段階に私はあると考えています。ただ、これらを使うためにはですね、いつもそうですけれども、サイバーにおけるその様々な問題の実は多くは人的な要因からきています。したがって、勉強会というのは正にそういったことで、我々として検討すると同時に、理解をすることによって、例えば、機微な情報がそこで課題となっているような、あるいはその憂慮されているような形で漏れないとかですね、そういったことをしっかりと行うということが必要だと思っています。それともう1つは、専門的な情報と言うのでしょうか、非常に一般的な回答しか出てこないというのが今、よく言われていて、特に専門的な情報については、専門的知識がないものが取り扱ってしまうと、それがあたかも専門的な知識として正しいかのようになってしまうとも言われていますので、その辺りをどう取り扱っていき、何ならば使えるかということを、今後検討するというのは私たちの仕事だと思っていますので、県としても、そこは前向きな形で検討していきたいというふうに考えているところであり、そのレベルでは私はある程度信頼性はあると思っています。

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スーダン情勢について 【該当部分動画(YouTube)】

埼玉

 スーダンの情勢についてお伺いできればと思います。今日官房長官の記者会見がありまして、現地にいらっしゃる在留邦人の退避が、希望される方の退避が完了をされたということですけれど、この中に埼玉関係の方がいらっしゃるのか、例えばその国からしかるべき相談があったのかどうか、もし分かれば教えていただきたいのと、今回の件、知事の受け止めをお聞かせいただけますでしょうか。

知事

 まず事実関係については、別途、正確な情報については後でお伝えしたいと思います。(後に回答:現在、埼玉関係の方がいるとの情報はない。)私自身、スーダンにおけるですね、情勢の悪化に伴って、今回こういった退避を余儀なくされるということになり、ほとんどがスーダンの場合ですと、政府関係とか、技術指導・技術協力、技協(技術協力)関係のスタッフだろうと理解をしていますけれども、非常に厳しい環境の中でも、活動をなさっておられた方々がぎりぎりまで頑張ってくれたというのは、すごくありがたいことだと思っています。私も、実は邦人退避を、イラクのときにやったことありますけれども、本当に精神的にも大変な状況の中で、隣国に着いたときの安堵感と言うんでしょうか、大変なものがありますので、これらの退避された方々には、改めてお見舞いを申し上げたいと思っています。また自衛隊についても、C-2(輸送機)で行ったと聞いてますけれども、アメリカの輸送機なんかに比べて、距離が短い航空機をジブチから、またジブチで既に10年ぐらい運用してるので、一定のものはできたと思いますけれども、よくC-2で、国産の飛行機ですから、行ってくれたなというのは正直ありますし、大変な苦労の中で、特にスーダンの飛行場というのは、非常に設備が悪いと昔から言われているので、そういったところで、優秀な自衛隊の能力を発揮してくれたんだろうというふうに思っています。最後にスーダン情勢としてですね、すいません細かい話はもちろんしませんけれども、残念ながら、南スーダンの独立宣言以降ずっと、不安定な状況が続いていますので、一刻も早く、人道的な観点からも、この情勢が落ち着いてですね、早期に国際社会に歓迎される形で復旧をするとともに、日本との関係が再度構築されることを期待しています。(終)

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お問い合わせ

知事直轄 報道長  

郵便番号330-9301 埼玉県さいたま市浦和区高砂三丁目15番1号 本庁舎1階

ファックス:048-830-0029

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