掲載日:2025年7月1日
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白久串人形芝居は、江戸時代末期、秩父市荒川白久の豆早原(ずさばら)区の人が、宴会で箸に手拭いを巻き付け人形の形にし、説経節に合わせ踊ったのが始まりと言われています。その後、明治7年(1874)、江戸豆人形の頭38個を買い求め、衣装や舞台を作り二人遣いの操り方による人形芝居が生まれ、興行が行われるようになりました。
これは、全国でも例をみない二人遣いの人形芝居です。主遣(おもづか)いは左手で人形の支え棒を持ち、右手で首につながる篠竹や引き栓を操作して、首(頭)や目・眉を動かし表情を付けます。手遣(てづか)いは、主遣いの後ろで人形の腕に差し込んである竹串で人形の左右の手を遣います。この操作方法は串人形の名前の由来にもなっており、二人の呼吸が要求されます。
定期公演では、説経節の語りに合わせた人形芝居が楽しめます。
4月第3日曜日
13:00~15:00
秩父市荒川白久(豆早原区公会堂)又は荒川日野(荒川公民館) ※詳細未定
無し(どなたでもご覧いただけます。)
無料
荒川歴史民俗資料館
電話:0494-54-1058(荒川公民館代表)