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埼玉県立がんセンター > 当施設について > 平成29年度埼玉県立がんセンター病院指標 > 診断群分類別患者数等(診療科別患者数上位5位まで)

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掲載日:2023年9月8日

診断群分類別患者数等(診療科別患者数上位5位まで)

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胸部外科  

 

DPCコード DPC名称 患者数 平均在院日数(自院) 平均在院日数(全国) 転院率 平均年齢 患者用パス
040040xx97x0xx 肺の悪性腫瘍 手術あり  手術・処置等2なし

272

12.65

12.35

0.37

68.31

 
040040xx9910xx 肺の悪性腫瘍 手術なし 手術・処置等1あり 手術・処置等2なし

18

3.72

3.59

0.00

76.89

 
040150xx97x00x 肺・縦隔の感染、膿瘍形成 手術あり 手術・処置等2なし 副傷病なし

17

11.53

31.43

0.00

65.47

 
040040xx97x10x 肺の悪性腫瘍 手術あり 手術・処置等21あり 副傷病なし

-

-

21.34

-

-

 
040040xx99000x 肺の悪性腫瘍 手術なし 手術・処置等1なし 手術・処置等2なし 副傷病なし 

-

-

14.60

-

-

 

乳腺外科 

DPCコード DPC名称 患者数 平均在院日数(自院) 平均在院日数(全国) 転院率 平均年齢 患者用パス
090010xx03x0xx 乳房の悪性腫瘍 乳腺悪性腫瘍手術 乳房部分切除術(腋窩部郭清を伴わないもの) 手術・処置等2なし

248

6.01

6.37

0.00

56.44

 
090010xx02x0xx 乳房の悪性腫瘍 乳腺悪性腫瘍手術 単純乳房切除術(乳腺全摘術)等 手術・処置等2なし

125

9.56

10.15

0.00

59.74

 
090010xx01x0xx 乳房の悪性腫瘍 乳腺悪性腫瘍手術 乳房部分切除術(腋窩部郭清を伴うもの(内視鏡下によるものを含む。))等 手術・処置等2なし

88

10.41

11.45

0.00

56.41

 
090020xx97xxxx 乳房の良性腫瘍 手術あり

-

-

3.96

-

-

 
090010xx99x00x 乳房の悪性腫瘍 手術なし 手術・処置等2なし 副傷病なし

-

-

9.58

-

-

 

解説

乳腺外科対象疾患の大部分は乳房の悪性腫瘍であり、これに対して年間470例を上回る定型的手術を施行した悪性腫瘍の入院患者数が認められました。
最も多かったのは、腋窩部郭清を伴わない乳房部分切除術を行った乳房の悪性腫瘍でした。この対象には腋窩治療としてのセンチネルリンパ節生検施行群と非施行群とがあり、いずれも短期入院での治療が可能でした。

整形外科 

DPCコード DPC名称 患者数 平均在院日数(自院) 平均在院日数(全国) 転院率 平均年齢 患者用パス
070041xx99x3xx 軟部の悪性腫瘍(脊髄を除く。) 手術なし 手術・処置等23あり 122 4.16 10.35 0.00 62.48  
070010xx010x0x 骨軟部の良性腫瘍(脊椎脊髄を除く。) 四肢・躯幹軟部腫瘍摘出術等 手術・処置等1なし 副傷病なし 77 7.16 5.80 0.00 47.88  
070010xx970xxx 骨軟部の良性腫瘍(脊椎脊髄を除く。) その他の手術あり 手術・処置等1なし 50 5.56 4.86 0.00 51.24  
070040xx99x4xx 骨の悪性腫瘍(脊椎を除く。) 手術なし 手術・処置等24あり 47 6.51 16.86 0.00 45.72  
070041xx01x0xx 軟部の悪性腫瘍(脊髄を除く。) 四肢・躯幹軟部悪性腫瘍手術 手術・処置等2なし 43 20.58 19.70 2.33 59.35  

解説

整形外科において診療する骨軟部腫瘍患者のおよそ3分の1は、良性骨軟部腫瘍である。これらの中には、無症状で緩徐な発育を示す疾患の場合経過観察となることも多いが、一方で、骨脆弱性や疼痛、あるいは神経症状といった腫瘍起因の症状がある場合、手術の適応となる。これら良性腫瘍が発生頻度的には結果として最多症例となる。
 骨軟部悪性腫瘍とは、様々な組織診断の肉腫を指す。疾患発生頻度がきわめて低いため、希少がんに分類される。年間診療数は80から90例程度であり、この中にはいわゆる悪性腫瘍に対する広範切除手術を行う場合と、術前後あるいは進行性骨軟部肉腫に対して行うがん薬物療法が含まれる。軟部悪性腫瘍に対して、骨悪性腫瘍の発生頻度は少ない。骨悪性腫瘍には、他の診療科が扱うがんの骨転移も含まれる。軟部悪性腫瘍の手術治療は時に、複雑な再建後の創部治癒遅延や術後リハビリ期間の必要性から、在院日数が他の項目よりも長く、20日程度となっている

形成外科 

DPCコード DPC名称 患者数 平均在院日数(自院) 平均在院日数(全国) 転院率 平均年齢 患者用パス
090010xx02x0xx 乳房の悪性腫瘍 乳腺悪性腫瘍手術 単純乳房切除術(乳腺全摘術)等 手術・処置等2なし

27

14.33

10.15

0.00

47.89

 
090010xx05xxxx 乳房の悪性腫瘍 組織拡張器による再建手術(一連につき) 乳房(再建手術)の場合等

23

5.57

8.02

0.00

44.35

 
090010xx97x0xx 乳房の悪性腫瘍 その他の手術あり 手術・処置等2なし

-

-

5.96

-

-

 
180040xx97x0xx 手術・処置等の合併症 その他の手術あり 手術・処置等2なし

-

-

15.25

-

-

 
070570xx972xxx 瘢痕拘縮 その他の手術あり 手術・処置等12あり

-

-

9.31

-

-

 

 解説

形成外科では乳房再建を目的とした乳癌患者がほとんどを占めます。
再建方法による分類では、組織拡張器による再建、インプラント、自家組織による再建があります。
再建時期による分類では、乳癌切除と同時に行う一次再建と、切除後時間がたってから行う二次再建があります。
その他には、手術後の瘢痕、瘢痕拘縮などの治療も適宜行っています。

脳神経外科

DPCコード DPC名称 患者数 平均在院日数(自院) 平均在院日数(全国) 転院率 平均年齢 患者用パス
010010xx01x00x 脳腫瘍 頭蓋内腫瘍摘出術等 手術・処置等2なし 副傷病なし

20

20.80

21.61

10.00

64.95

 
010010xx99030x 脳腫瘍 手術なし 手術・処置等1なし 手術・処置等23あり 副傷病なし

17

12.24

9.59

0.00

68.24

 
010010xx01x7xx 脳腫瘍 頭蓋内腫瘍摘出術等 手術・処置等27あり

-

-

69.07

-

-

 
010010xx99000x 脳腫瘍 手術なし 手術・処置等1なし 手術・処置等2なし 副傷病なし

-

-

11.14

-

-

 
010010xx01x3xx 脳腫瘍 頭蓋内腫瘍摘出術等 手術・処置等23あり

-

-

49.40

-

-

 

解説

脳神経外科の取り扱う疾患は、原発性及び転移性脳腫瘍にほぼ限定され、手術、放射線治療、化学療法を行っています。良性脳腫瘍は治癒を目標とします。悪性脳腫瘍は、早い社会復帰を目指して、外来で可能な治療としてできるだけ通院化学療法を行うように努めています。

頭頸部外科

DPCコード DPC名称 患者数 平均在院日数(自院) 平均在院日数(全国) 転院率 平均年齢 患者用パス
03001xxx99x3xx 頭頸部悪性腫瘍 手術なし 手術・処置等23あり

146

14.08

37.90

0.00

62.64

 
03001xxx01000x 頭頸部悪性腫瘍 頸部悪性腫瘍手術等 手術・処置等1なし 手術・処置等2なし 副傷病なし

69

12.94

13.70

0.00

69.03

 
03001xxx0111xx 頭頸部悪性腫瘍 頸部悪性腫瘍手術等 手術・処置等1あり 手術・処置等21あり

59

39.17

43.27

1.69

67.27

 
100020xx01x0xx 甲状腺の悪性腫瘍 甲状腺悪性腫瘍手術 切除等 手術・処置等2なし

55

10.00

9.20

0.00

55.38

 
03001xxx99x00x 頭頸部悪性腫瘍 手術なし 手術・処置等2なし 副傷病なし

48

10.58

12.60

2.08

71.40

 

解説

頭頸部外科の診断群分類別患者数で最多であったのは、シスプラチンを用いた化学放射線同時併用療法を行った患者群であった。この治療は咽頭、喉頭癌で治癒が見込める場合、あるいはQOL低下を伴う手術を拒否した場合に根治目的に施行された。また、手術後の再発転移に関して高リスク群であった患者にも予防的に施行された。
第2位に位置したのが原発巣と頸部郭清術を併施した手術を行った患者群、第3位はこの術式に加え、原発巣が大きく拡大切除となった場合に、口腔や咽頭の欠損部に対して自家組織を移植する手術を行った患者群であった。
第4位が甲状腺癌の手術治療群。甲状腺は頻度的に頭頸部悪性腫瘍の中で最多であるので第4位になっている。第5位は、頭頸部癌終末期の緩和医療を目的に治療した患者群、あるいは、頭頸部の炎症、高カルシウム血症、経口摂取不良、化学放射線同時併用療法に伴う副作用のために症状コントロール目的で入院を要した患者群であった。

放射線科

DPCコード DPC名称 患者数 平均在院日数(自院) 平均在院日数(全国) 転院率 平均年齢 患者用パス
100020xx99x2xx 甲状腺の悪性腫瘍 手術なし 手術・処置等22あり

20

5.25

6.51

0.00

58.80

 
040040xx9902xx 肺の悪性腫瘍 手術なし 手術・処置等1なし 手術・処置等22あり

-

-

23.68

-

-

 
070040xx99x2xx 骨の悪性腫瘍(脊椎を除く。) 手術なし 手術・処置等22あり

-

-

23.73

-

-

 
060010xx99x2xx 食道の悪性腫瘍(頸部を含む。) 手術なし 手術・処置等22あり

-

-

30.84

-

-

 
060050xx97x0xx

肝・肝内胆管の悪性腫瘍(続発性を含む。) その他の手術あり 手術・処置等2なし

-

-

11.44

-

-

 

皮膚科

DPCコード DPC名称 患者数 平均在院日数(自院) 平均在院日数(全国) 転院率 平均年齢 患者用パス
080006xx01x0xx 皮膚の悪性腫瘍(黒色腫以外) 皮膚悪性腫瘍切除術等 手術・処置等2なし

27

4.22

8.50

0.00

72.52

 
070041xx97x0xx 軟部の悪性腫瘍(脊髄を除く。) その他の手術あり 手術・処置等2なし

11

5.36

11.46

0.00

70.09

 
080005xx01x0xx 黒色腫 皮膚悪性腫瘍切除術等 手術・処置等2なし

-

-

14.71

-

-

 
080006xx99x3xx 皮膚の悪性腫瘍(黒色腫以外) 手術なし 手術・処置等23あり

-

-

10.15

-

-

 
130030xx97x00x 非ホジキンリンパ腫 手術あり 手術・処置等2なし 副傷病なし

-

-

8.84

-

-

 

解説

皮膚科の入院症例で最も多いのは悪性黒色腫です。手術の他に化学療法導入は入院で行い、以後外来にて治療を行っております。次に多いのは有棘細胞癌で、続いて基底細胞癌、ボーエン病です。このうち基底細胞癌とボーエン病は、当科では外来で治療される方が多い疾患です。乳房外パジェット病も増えております。高齢化が進んでおり当科での患者さんの平均年齢は高い傾向を示しています。短期入院にてADLの低下を防ぐ対応をとっています。

泌尿器科

DPCコード DPC名称 患者数 平均在院日数(自院) 平均在院日数(全国) 転院率 平均年齢 患者用パス
110070xx0200xx 膀胱腫瘍 膀胱悪性腫瘍手術 経尿道的手術 手術・処置等1なし 手術・処置等2なし

106

7.19

7.31

0.94

71.05

 
110080xx01x0xx 前立腺の悪性腫瘍 前立腺悪性腫瘍手術等 手術・処置等2なし

74

12.89

12.92

0.00

65.64

 
110070xx99x20x 膀胱腫瘍 手術なし 手術・処置等22あり 副傷病なし

60

9.85

11.31

0.00

66.87

 
110070xx99x0xx 膀胱腫瘍 手術なし 手術・処置等2なし

42

8.21

10.24

4.76

68.55

 
110060xx99x20x 腎盂・尿管の悪性腫瘍 手術なし 手術・処置等22あり 副傷病なし

32

8.28

11.29

0.00

63.44

 

解説

膀胱癌は表在性の比較的悪性度の低い癌と、浸潤傾向を有する比較的悪性度の高い癌に分かれます。表在性癌は、経尿道的切除と膀胱内抗がん剤注入療法の対象となりますが、再発率が高いため複数回の手術が必要になる症例が多く、入院患者数は最も多くなっています。平均在院日数は7日程度となっており、平均的なものとなっています。また、進行癌の場合は抗がん剤治療が主体になり2週間程度の入院で行っています。
最近増加傾向が著しい前立腺癌は、早期の場合手術ないし放射線治療の適応となります。手術はロボット支援手術の導入により患者への負担が減っており、在院日数も減少傾向で現在2週間を切っています。
また腎癌、腎盂癌、尿管癌は、早期であれば手術、進行癌は抗がん剤の適応となります。低侵襲の小切開手術を取り入れており、術後の合併症は少なく、8日程度と在院日数も短くなっています。

婦人科

DPCコード DPC名称 患者数 平均在院日数(自院) 平均在院日数(全国) 転院率 平均年齢 患者用パス
12002xxx99x40x 子宮頸・体部の悪性腫瘍 手術なし 手術・処置等24あり 副傷病なし

184

5.61

4.98

0.00

60.94

 
12002xxx01x0xx 子宮頸・体部の悪性腫瘍 子宮悪性腫瘍手術等 手術・処置等2なし

178

14.57

12.94

0.00

56.16

 
120010xx99x50x 卵巣・子宮附属器の悪性腫瘍 手術なし 手術・処置等25あり 副傷病なし

111

5.47

4.75

0.00

64.41

 
12002xxx99x30x 子宮頸・体部の悪性腫瘍 手術なし 手術・処置等23あり 副傷病なし

73

23.44

20.10

0.00

54.01

 
120010xx01x0xx 卵巣・子宮附属器の悪性腫瘍 子宮附属器悪性腫瘍手術(両側)等 手術・処置等2なし

47

13.81

13.44

0.00

57.81

 

呼吸器内科

DPCコード DPC名称 患者数 平均在院日数(自院) 平均在院日数(全国) 転院率 平均年齢 患者用パス
040040xx99040x 肺の悪性腫瘍 手術なし 手術・処置等1なし 手術・処置等24あり 副傷病なし

166

10.59

11.99

0.00

69.32

 
040040xx9910xx 肺の悪性腫瘍 手術なし 手術・処置等1あり 手術・処置等2なし

120

3.12

3.59

0.00

71.64

 
040040xx99000x 肺の悪性腫瘍 手術なし 手術・処置等1なし 手術・処置等2なし 副傷病なし

117

15.76

14.60

4.27

69.79

 
040040xx9908xx 肺の悪性腫瘍 手術なし 手術・処置等1なし 手術・処置等28あり

63

12.29

11.75

1.59

67.14

 
040040xx9903xx 肺の悪性腫瘍 手術なし 手術・処置等1なし 手術・処置等23あり

57

27.61

30.66

1.75

66.09

 

解説

呼吸器内科では、切除不能進行再発肺癌の診断と治療を行っている。
診断群分類別患者数上位5位には、化学療法のみ、化学療法+放射線併用療法、放射線治療のみ、緩和治療のみ、検査のみの患者が含まれている。

口腔外科

DPCコード DPC名称 患者数 平均在院日数(自院) 平均在院日数(全国) 転院率 平均年齢 患者用パス
03001xxx99x3xx 頭頸部悪性腫瘍 手術なし 手術・処置等23あり

20

8.85

37.90

0.00

55.95

 
03001xxx0111xx 頭頸部悪性腫瘍 頸部悪性腫瘍手術等 手術・処置等1あり 手術・処置等21あり

18

30.22

43.27

0.00

60.83

 
03001xxx01000x 頭頸部悪性腫瘍 頸部悪性腫瘍手術等 手術・処置等1なし 手術・処置等2なし 副傷病なし

11

14.91

13.70

0.00

63.73

 
03001xxx99x2xx 頭頸部悪性腫瘍 手術なし 手術・処置等22あり

10

38.80

34.36

0.00

64.70

 
03001xxx97x3xx 頭頸部悪性腫瘍 その他の手術あり 手術・処置等23あり

-

-

63.89

-

-

 

解説

歯科口腔外科の入院患者は、口腔領域の粘膜上皮に由来した扁平上皮癌が多くなっています。これらの症例に対して、入院期間12日ほどの術前、術後の化学療法や化学放射線同時併用療法を多く試行しています。
また、手術療法として切除と植皮、また形成外科との連携による切除と遊離組織移植術も増えています。続いて、植皮や移植を伴わない手術、放射線治療単独、症状緩和を目的とした入院治療があります。

乳腺腫瘍内科

DPCコード DPC名称 患者数 平均在院日数(自院) 平均在院日数(全国) 転院率 平均年齢 患者用パス
090010xx99x30x 乳房の悪性腫瘍 手術なし 手術・処置等23あり 副傷病なし

116

3.47

8.86

0.00

52.61

 
090010xx99x40x 乳房の悪性腫瘍 手術なし 手術・処置等24あり 副傷病なし

113

3.66

4.49

0.00

50.92

 
090010xx99x6xx 乳房の悪性腫瘍 手術なし 手術・処置等26あり

50

4.66

4.42

0.00

54.26

 
090010xx99x9xx 乳房の悪性腫瘍 手術なし 手術・処置等29あり

25

9.96

6.78

0.00

51.76

 
090010xx99x00x 乳房の悪性腫瘍 手術なし 手術・処置等2なし 副傷病なし

23

7.26

9.58

0.00

59.39

 

解説

乳腺腫瘍内科では、乳癌の薬物療法を行っている。術前・術後・再発乳癌患者の抗癌化学療法や分子標的薬の導入治療を入院で行っている。
また、転移・再発患者の終末期医療も、緩和ケア科や精神腫瘍科の協力のもと、QOLを重視した診療を行っている。

血液内科

DPCコード DPC名称 患者数 平均在院日数(自院) 平均在院日数(全国) 転院率 平均年齢 患者用パス
130030xx99x40x 非ホジキンリンパ腫 手術なし 手術・処置等24あり 副傷病なし

81

14.90

16.48

0.00

69.73

 
130030xx97x40x 非ホジキンリンパ腫 手術あり 手術・処置等24あり 副傷病なし

52

25.77

33.42

1.92

68.31

 
130010xx97x2xx 急性白血病 手術あり 手術・処置等22あり

51

43.24

40.97

0.00

55.12

 
130030xx99x00x 非ホジキンリンパ腫 手術なし 手術・処置等2なし 副傷病なし

30

12.57

10.28

0.00

73.27

 
130030xx97x3xx 非ホジキンリンパ腫 手術あり 手術・処置等23あり

25

31.68

34.49

0.00

63.08

 

解説

血液内科の入院の中で最も数が多いのは、悪性リンパ腫の患者さんの化学療法導入です。治療を要する患者さんが多いので、半数以上の患者さんには入院期間1.内で通院治療に移行して頂いています。
再発した悪性リンパ腫の患者さんのうち、若い方には治癒を目指した自家末梢血幹細胞移植を前提とした化学療法を行っています。自家移植の対象にならない患者さんに対しても可能な範囲で強力な化学療法を行い、病気がない期間をできるだけ長くすることを目標にしています。
延入院日数が最も多いのは、急性白血病患者さんの寛解導入療法、地固め療法での入院です。強力な化学療法と病状により造血幹細胞移植を併用して、白血病の治癒と社会復帰を実現しています。

消化器内科

DPCコード DPC名称 患者数 平均在院日数(自院) 平均在院日数(全国) 転院率 平均年齢 患者用パス
060010xx99x40x 食道の悪性腫瘍(頸部を含む。) 手術なし 手術・処置等24あり 副傷病なし

163

9.29

9.69

0.00

67.70

 
060020xx04x0xx 胃の悪性腫瘍 内視鏡的胃、十二指腸ポリープ・粘膜切除術 手術・処置等2なし

112

6.13

8.73

0.00

73.71

 
060010xx02x00x 食道の悪性腫瘍(頸部を含む。) 内視鏡的食道粘膜切除術等 手術・処置等2なし 副傷病なし

89

6.72

9.52

0.00

68.40

 
060020xx99x7xx 胃の悪性腫瘍 手術なし 手術・処置等27あり

56

5.45

7.98

0.00

67.73

 
060010xx99x30x 食道の悪性腫瘍(頸部を含む。) 手術なし 手術・処置等23あり 副傷病なし

51

13.14

20.41

0.00

66.73

 

 解説

外科手術を行わない消化器内科では、内視鏡治療、抗癌剤治療が主な内容となります。中でも食道の悪性腫瘍への化学療法が163症例となっており、平均在院日数は9日となっています。その次に多い症例は、内視鏡を使用した胃、十二指腸ポリープ・粘膜切除術(EMR)が112症例となり、次いで食道(頸部含む)粘膜切除術で89症例となっています。その場合内視鏡処置を行った在院日数は6日から7日です。胃の悪性腫瘍に対する化学療法が56症例となります。食道悪性腫瘍への副傷病名なしの治療患者は51例でした。

消化器外科 

DPCコード DPC名称 患者数 平均在院日数(自院) 平均在院日数(全国) 転院率 平均年齢 患者用パス
060020xx02x0xx 胃の悪性腫瘍 胃切除術 悪性腫瘍手術等 手術・処置等2なし

120

15.33

17.27

0.00

69.84

 
060035xx01000x 結腸(虫垂を含む。)の悪性腫瘍 結腸切除術 全切除、亜全切除又は悪性腫瘍手術等 手術・処置等1なし 手術・処置等2なし 副傷病なし

81

12.85

15.61

0.00

68.27

 
060010xx01x1xx 食道の悪性腫瘍(頸部を含む。) 食道悪性腫瘍手術(消化管再建手術を併施するもの) 頸部、胸部、腹部の操作によるもの等 手術・処置等21あり

52

39.27

37.92

1.92

66.00

 
060020xx01x0xx 胃の悪性腫瘍 胃全摘術 悪性腫瘍手術等 手術・処置等2なし

38

19.79

20.09

0.00

66.76

 
060050xx02x0xx 肝・肝内胆管の悪性腫瘍(続発性を含む。) 肝切除術 部分切除等 手術・処置等2なし

36

13.56

15.47

2.78

67.31

 

緩和ケア科

DPCコード DPC名称 患者数 平均在院日数(自院) 平均在院日数(全国) 転院率 平均年齢 患者用パス
040040xx99000x 肺の悪性腫瘍 手術なし 手術・処置等1なし 手術・処置等2なし 副傷病なし

11

30.82

14.60

0.00

70.64

 
060020xx99x00x

胃の悪性腫瘍 手術なし 手術・処置等2なし 副傷病なし

-

-

11.11

-

-

 
03001xxx99x00x 頭頸部悪性腫瘍 手術なし 手術・処置等2なし 副傷病なし

-

-

12.60

-

-

 
06007xxx99000x 膵臓、脾臓の腫瘍 手術なし 手術・処置等1なし 手術・処置等2なし 副傷病なし

-

-

9.83

-

-

 
070040xx99x2xx 骨の悪性腫瘍(脊椎を除く。) 手術なし 手術・処置等22あり

-

-

23.73

-

-

 

解説

緩和ケア病棟へ入棟する患者は、院内からの紹介が約9割、院外からの紹介が約1割である。あらゆるがん種に対応している。

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