環境科学国際センター > 試験研究の取組 > 研究評価の取組 > 平成25年度第1回研究評価 > H25第1回審査会コメント2/評価課題(水環 H25-H26 中小河川・水路における水生生物)

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ページ番号:21710

掲載日:2023年1月12日

環境科学国際センター研究課題(水環境担当/H25~H26) 

 中小河川・水路における水生生物の生息環境の評価手法の検討

 (水環境担当:木持、田中;自然環境担当:金澤/H25~H26)

 県内河川等では、改修や周辺地域開発等により水生生物の生息環境が悪化・消失しつつあるにも関わらず、水生生物と生息環境を関連づけた研究例は少ない。そこで本研究では、熊谷市内の水路網を主対象として、河川環境・水質・生息生物等について実態調査を行うとともに、水生生物生息環境の評価手法の検討を行う。得られた情報・知見を“生息環境カルテ”のような形で整理するとともに、既往の生息環境評価手法についても試用するとともに、より実態に即した手法の構築を目指す。

《研究の概要》(PDF:192KB)

 

平成25年度第1回研究審査会コメント

研究課題

中小河川・水路における水生生物の生息環境の評価手法の検討

研究審査会コメント

  • 対象とする水性生物を増やして詳細な環境の評価ができるようになれば、更に有用性が高まると考えられる。
  • 研究目的が評価手法の構築であるのか,データを蓄積することが重要なのかポイントを明確にされたい。
  • 今後の発展が期待される研究であり、アセスメント手法と環境カルテとの関係をより明確にすることが望まれる。
  • 河川事業、水環境保全施策への貢献・連携について考慮する必要がある。
  • 既存の知見の網羅的な整理を踏まえて全体像を明らかにしたうえで、独自の生息環境評価軸、生息環境カルテなどの評価方法論の確立を期待したい。
  • 同一の用水路でも条件が異なる場所で単一の生物種だけではなく生物や生態系として調べることが重要ではないか。
  • 絶滅危惧生物であるギバチを指標にするのは統計的に信頼できるのか疑問がある。

お問い合わせ

環境部 環境科学国際センター 研究企画室

郵便番号347-0115 埼玉県加須市上種足914 埼玉県環境科学国際センター

ファックス:0480-70-2031

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