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掲載日:2023年3月27日

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気になる秩父人がお薦めする“ぜひココ”な観光スポット情報 KOCO “ココ” ちちぶ
No.15 磯田 恵美(いそだ めぐみ)さん

「秩父のつながるステーション」をコンセプトとする秩父市のラジオ局「ちちぶエフエム」代表取締役の磯田恵美さんから、秩父市のお薦めスポットなどを教えてもらいました!

 1P1160895【秩父市にある「ちちぶエフエム」の事務所でお話しを伺いました。】

 秩父地域の住民に身近な情報を日々発信し、地域から愛されるコミュニティFM放送局「ちちぶエフエム」(※1)

 ちちぶエフエムの代表取締役として多忙な日々を送る磯田さんから、日頃の仕事や秩父地域の“ぜひココ”な観光スポットについてお話しを伺いました。

 ※1 ちちぶエフエムHP

リスナーを思い浮かべ、立場や置かれている状況を想像しながら相手に伝わる情報を発信して、リスナーに喜んでもらいたい。

 〇 磯田さんのお仕事やお仕事に対する想いについて教えてください。

 「開局のきっかけは、東日本大震災でした。」

 「私は秩父出身なのですが、震災のあった当時は東京で仕事をしていました。災害の情報は被災地の情報ばかりで、実家の秩父がどうなっているか全く分からない状態でした。その中で、ガソリンの給油に車が並んでいる、いつどこで計画停電があるといった、今起きているリアルタイムな情報を発信するメディアが秩父にもあればいいなと思ったのが、開局するきっかけとなりました。」という磯田さん。

 今日はどこのお店がセールをしている、ここのお花が見頃を迎えているなど、暮らしの中で住民が行動に移るきっかけとなる身近な情報や防災・防犯情報などをリアルタイムに発信している「ちちぶエフエム」。

 発信する身近な情報は、それぞれのパーソナリティが街を歩いて収集しているという。

 磯田さんに、仕事をする上で大切にしていることを尋ねると、「パーソナリティとリスナーの双方のコミュニケーションが成立するよう、相手に伝わるように話すことを心掛けています。リスナーを思い浮かべながら、立場や置かれている状況を想像して話すようにしています。」「リスナーに「実際に行ってみてよかった。」と思ってもらえるなど、報道したことの付加価値が付けられることで相手に伝わるのだと思います。現地取材では、現地を見て感じたものを話すようにしています。」という磯田さん。

2P1160903【リスナーに思いを馳せながら、身近な情報を発信する磯田さん。】

 お話しを伺って、「ちちぶエフエム」の「リスナーに寄り添い、隣で一緒に会話をしているかのような放送」が地域に愛されるのだと感じました。

 また、「ちちぶエフエム」では、身近な情報の発信だけでなく、地元のパン屋やお菓子屋と共同で「パン&焼き菓子コンテスト」なども実施しています。この企画では、リスナーからオリジナルのイラストやレシピを募集し、実物のパンやお菓子にしてプレゼントしたり、期間限定で商品として販売しています。

 「きっかけはパン屋さんからお話しをいただいて、人を集めず非接触で何かできないかと考えて企画しました。地元の高校生の協力もあって、アイデアは150通ほど集まったのですよ。」と笑顔で話す磯田さん。 

 3FC8Ofu2akAAIH-V 4pan2022【パンコンテスト2021・パン&焼き菓子コンテスト2022の受賞作品。】

 お話しを伺っていく中で、磯田さんの「リスナーに喜んでもらえた時が何よりも嬉しい。」という想いが、「ちちぶエフエム」と地域を繋いでいくのだと感じました。

 展望台から普段とは違う視点の秩父の街並みを楽しみ、そして、濃厚な甘みの甘酒ソフトクリームを味わってもらいたい。

 〇 磯田さんのお薦めの“ぜひココ”な観光スポットを教えてください。

 「お薦めでもありますし、私にとって思い入れのある場所で、「秩父ミューズパークの展望台(※2)」を紹介します。」

 「ここは、開局をする時の送信アンテナを設置する場所の候補地(※)の一つでした。どこに設置するか悩んでいたのもあって、何度も足を運んだことを覚えています。ここに立てたら向こうは電波が弱いかもしれないなど、色々と考えながら展望台から秩父の街並みを見ていました。」
(※)送信アンテナは、秩父市山田に設置されました。

 「展望台からは、秩父市街地や武甲山などを見渡せます。盆地の地形が分かったり、秩父の街を視点を変えて見られるのがお薦めです。普段は平面でしか見えていない景色を俯瞰して見られるのは面白いですよ。」という磯田さん。

 5Image20230308134231【秩父の街並みなどを一望できる秩父ミューズパークの展望台。】

 6Image20230308134245【展望台からの眺望。】

 展望台は、雲海スポットにもなっていて、気象条件が揃えば雲海が見られる場所です。

 ※2 秩父ミューズパークHP(展望台) 

 「展望台から足を延ばして、ミューズパークをぐるっと回って「酒づくりの森(※3)」に訪れるのもお薦めです。物産館で、秩父錦の酒粕を使った「甘酒ソフトクリーム」を食べてほしいです。酒粕が絶妙にマッチしていて、濃厚な甘みでとても美味しいです。」と笑顔で話す磯田さん。

 ※3 秩父錦HP(酒づくりの森)

 7Image20230308134339【甘酒ソフトクリームなどが販売されている「観光物産館」。】 

 8Image20230308134302 9Image20230308134315【「甘酒ソフトクリームがとても大好きです。」と笑顔の磯田さん。】

 お話しを伺って、展望台から秩父の街並みを楽しみ、酒どころである秩父のお酒を使ったソフトクリームを味わう、視覚と味覚の贅沢をしてみたいと感じました。

 今回の記事を通じて、「ちちぶエフエム」から流れる秩父の身近な情報に耳を傾け、秩父の美しい景色やグルメを楽しみに、秩父市を訪ねてみてはいかがでしょうか。
 

 [取材日:2023年3月8日、記事公開日:2023年3月27日] 

 ※掲載している情報は取材日現在のものです。

 ※撮影時のみマスクを外しています。

お問い合わせ

企画財政部 秩父地域振興センター 観光振興・産業労働担当

郵便番号368-0042 埼玉県秩父市東町29番20号 埼玉県秩父地方庁舎1階

ファックス:0494-24-1741

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