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掲載日:2023年6月23日

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(1)生命科学体験講座~いのちを体験しよう~

血液1滴からわかること

教室の概要

  • 日時      令和4年7月22日(金曜日)13時~16時30分
  • 会場      埼玉県立大学 

教室の様子

県立大11

小学4年生~6年生を対象に、いのちを体験する教室「血液1滴からわかること」を開催しました。

当日は13名の参加者が白衣を纏い、大学生にお手伝いをしてもらいながら本格的な研究活動ができました。

本学健康開発学科の教員より造血の仕組みや血球など、血液についての講義を約20分間受けたあと、3つの実習を行いました。

県立大12

1つ目は採血の手順、駆血、消毒の仕方を習い、針刺しをしないように注意しながら模擬採血を体験しました。

県立大13

2つ目はマイクロピペットや引きガラスなど現場で実際に使っている道具を使いながら血液の標本を作り、血液凝固の様子を観察しました。

3つ目は作成した塗抹標本を顕微鏡で観察、スケッチ、写真撮影を行いました。

小学校ではほとんど使われることのない双眼顕微鏡に慣れない姿もありましたが、すべての工程を楽しく行うことができました。

とても有意義な夏休みの1日となりました。今回は募集人数に対して、10倍以上もの申込みがあり、大盛況イベントとなりました。

参加者からの感想

参加者からはもっといろんな細胞を見たい、病原菌も顕微鏡で見てみたい、自分の血も見たいと、それぞれ自分のやりたいことが見つけられ、看護師になりたいと思った子もいたようです。

魚の顕微鏡標本をつくろう

  • 日時      令和4年7月25日(月曜日)13時~16時30分
  • 会場      埼玉県立大学

教室の様子

県立大7   県立大8

県立大9   県立大10

この講座では本学健康開発学科の教員が講師となり、100名以上の応募から選ばれた小学4~6年生16名が魚の顕微鏡標本作りに挑戦しました。

はじめに魚の解剖学や実習で行う染色方法の講義を聞いたあと、実体顕微鏡による骨格標本を観察しました。

さらにシロウオの顕微鏡標本(薄切標本)を作製し、染色、封入、鏡検という一連の病理検査技術を体験しました。

魚の臓器を探すのに苦労している小学生も多いようでしたが、大学生が優しくサポートしてくれて、探すことができました。

この体験を通して、魚類から人類に至る進化の中で引き継がれる体のしくみを学習することができました。

標本観察では写真撮影をし、瓶詰したシロウオの骨格標本と、今回の実習で作成した顕微鏡標本はおみやげに持ち帰ることができ、大変好評でした。

子供の好奇心、探求心の満たされる講座となりました。

関連情報

お問い合わせ

県民生活部 青少年課  

郵便番号330-9301 埼玉県さいたま市浦和区高砂三丁目15番1号 衛生会館3階

ファックス:048-830-4754

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