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掲載日:2023年11月1日
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名称 | 三芳合金工業株式会社 |
業種 | 製造業 |
業務内容 | 特殊銅合金の製造 |
所在地 | 入間郡三芳町 |
従業員数 | 101人(男性89人、女性12人) |
URL | http://www.yamatogokin.co.jp/ |
関連会社では、すでに別の部署がテレワークを実施し、社内の人数を極力減らしてはいましたが、弊社では、製造業のため、なかなか実施に至ってはいませんでした。しかし、コロナウイルスが蔓延し、社会全体が、感染症予防のためにも、テレワーク推奨の動きが強まり、社内でも蔓延させないためにできることを考えた上で、業務内容が事務作業中心の部署において、テレワークを実施する運びとなりました。
実施する部署 総務課
リモートデスクトップの形態にて、出社時と変わらず自身が使用しているパソコンを使用し業務を行う。業務内容は、今まで滞っていた、書類の整理や、納品書の入力及び整理、売上を上げる際の納品書の発行を行う。
社内にいる人数を減らすことにより、感染症予防に務めることが出来た。総務課がテレワークを先駆けて行うことで、社内でテレワークをする機会を増やしていくきっかけとなり、テレワーク実施にあたり、行わなければわからなかった問題点なども見つかり、今後の改善点として考えていかなければならないことが判明した。
通常全員が揃った状態で顔を見合わせながら行っているミーティングをZoomを使用し、当日の来訪予定や連絡事項、業務内容を総務課内で確認しました。また、終日テレワークを行いましたので、16時30分から再度ミーティングを行い、残業の有無や業務内容の確認をしました。業務内容としましては、出社している社員に依頼したり、(具体的には、発注をするものは発注依頼書をメールにて送信したり又は電話で直接依頼したりする)納品書の整理や書類の整理などを行いました。
連絡手段を確立されておらず、携帯電話は個人用を使用したため、電話番号を伝えなくてはならずプライバシーの問題を感じました。また、長時間電話をしてしまうと使用料がかかってしまうため、気にしながら電話をする必要がありました。緊急用は携帯電話を使用しましたが、それほど緊急ではない場合はZoomを自身主催としてアクセスできるようにしました。パソコンの動作が重く感じました。社内のパソコンは有線を使用し業務を行っていますが、自宅では無線を使用しているため重くなってしまったのではないかと考えられます。
テレワークについては、向き、不向きがあるのではないかと感じました。仕事とプライベートの気持ちの切り替えがしっかりとできる人であれば問題はありませんが、それが出来ないと時間で区切ったとしてもなかなか難しく、ストレスに感じてしまうことがありました。もしかしたら、自宅内に仕事をする環境(作業部屋など)があれば、このような問題は解決できるのかもしれないと感じました。
三芳合金工業株式会社 総務課 課長 石井 正彦 様
今回初めてテレワークを実施された総務課の皆様、準備等を含めて本当にお疲れ様でした。通勤時や社内のコロナ感染防止、通勤時間削減等の観点から、当初導入するに当たり、テレワークでは全く仕事にならないのではないかと危惧しておりましたが、御陰様で杞憂に終わりました。特にリモートにより、社内の自分のパソコンを自宅から操作できる点が良かったのではないかと思います。これにより、社内のソフトやデータを出社時と同じ様に活用できる事となりました。しかしながら、課題も見受けられました。通信環境や連絡手段、データ化されていない社内にある情報が閲覧出来ないと言った問題です。また、プライベートと仕事の切替が難しい点や、セキュリティの観点から、持ち帰る会社のノートパソコンが重いといった問題も有りました。今後は、軽いノートパソコンを購入したり、会社のWi-Fiルーターや会社携帯を貸与する等、一つずつ問題をクリアしていき、自部門だけでなく、他部門へ水平展開して行きたいと思います。
どうか総務課員の皆様には、引き続きご協力の程、お願い申し上げます。
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