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掲載日:2023年11月1日
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名称 | 株式会社キョーリク |
業種 | 教育、学習支援業 |
業務内容 | 学習コンサルティング・受験指導 |
所在地 | 熊谷市 |
従業員数 | 5人(男性5人、女性0人) |
URL | https://www.socra.jp/ |
コロナウィルス感染拡大に伴い、政府より緊急事態宣言が発出され、感染防止の観点から3密回避、ソーシャルディスタンシングなど新しい生活様式の順守など社会的要請の背景のもと、社内でも職員・顧客の安全を第一に考え、感染防止の観点からできるだけ人が接触することを減らすことが必要であると考えた。
社内で協議のもと、バックオフィス関連業務等についてテレワーク導入可能と判断されるものについては、在宅勤務にて実施するに至った。
在宅勤務にて、顧客メール返信、教材作成、名刺作成、講習案内作成等を行った。クラウド上で情報共有、チームコミュニケーションツール「slack」やビデオ会議アプリ「Zoom」にて進捗状況を随時報告しながら、各業務を遂行していった。グーグルドライブにてスプレッドシート等データ共有して、どのスタッフからも業務の内容にアクセスできるように行った。また、オフィス出勤日についてもモバイルワークを導入し、テザリングにてネット環境が使える環境のもと、移動中での資料作成、業務報告等を行い、業務効率の向上に努めた。
従来オフィス内にて行っていた業務の中から、在宅にてバックオフィス関連業務を中心に実施可能な内容を行うことによって、オフィス内では基幹業務に集中、在宅では事務系といった形式となり、業務内容の整理に伴い効率化が図られた。同時にオフィス内での勤務人数の減少にもつながり、コロナウィルス感染予防として行うことができた。
顧客メール対応、小学校受験クラス教材作成、顧客スケジュール表編集、業務報告書作成
職員名刺デザイン作成、夏期講習外部ポータルサイト原稿編集、オンラインセミナー受講
テレワークを行うにあたり、事前に可能な業務を選別していたこともあり、滞りなく遂行することができた。クラウド上でのデータ共有、グーグルスプレッドによる協働作業にて、本部とのタイムラグなしに情報共有できていたことが、シームレスに業務を進められた要因だったと思われる。報告・連絡・相談等のコミュニケーションについては対面でできないことに当初は不安があったが、コミュニケーションツール「slack」の利用により、情報の範囲を設定して発信・共有できたのでタスクごとの課題解決が容易となった。
オフィスワーク時はさして意識していなかったが、テレワークでの対面で質問できない環境での仕事を通して、情報へのアクセシビリティ、チームメンバーとの共通認識、業務のプライオリティのつけ方についての重要性を痛感させられた。クリエイティブな仕事にかける創造的時間を生み出すため、属人化してしまっている業務はマニュアル化、ルーティン化している業務は工程を見直し効率化を図れないかを検討していきたい。
今回のテレワークを通して、必ずしもオンサイトでなくてもできることが多くあることの発見につながり、新型コロナウィルス感染症対策の観点からも、新しい生活様式にかなう望ましいワークスタイルであると感じるとともに、Withコロナ時代における社会変革の潮流にいち早く触れることのできる貴重な経験となった。
株式会社キョーリク 代表取締役 原田 勲 様
今回のコロナ禍を因として、従来の働き方に加え、新しい選択肢として、テレワークを実施できたことは大きいです。当社の働き方改革を達成するために、テレワーク導入はその課題解決のヒントになったと考えています。
当社の事業は学習塾であり、塾という空間に集うことが一つのサービスのカタチです。それはこれからも変わらないと改めて感じましたが、withコロナの時代の塾の学ぶカタチとして、オンライン(リモート)授業は非対面型サービスとして、保護者の方にも新しい生活様式における新サービス形態として認知していただき、好評を博すことができました。これまでは保護者の方も対面型サービスを希望され、オンライン導入は技術的・イメージ的にも対面型を超えることは難しかったです。
今回のテレワーク導入により、新しい働き方と同時に新しいオンライン授業というサービスが確立し、当社としては意義深い取組となりました。
同時に具体的な課題を本事業の取組において、抽出できたことは今後の糧となると思い、職員と共に改善を目指していきたいです。
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