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掲載日:2023年11月1日
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名称 | 株式会社コーケン |
業種 | 教育、学習支援業 |
業務内容 | スポーツ選手への栄養指導、食事指導 |
所在地 | さいたま市南区 |
従業員数 | 32人(男性15人、女性17人) |
URL | https://www.medicare-sports.jp/ |
4月の緊急事態宣言に伴う外出の制限に伴い、会社に出社せずにできる仕事の進め方を検討している中、費用の助成があることで、導入しやすくなったため。
当事業の対象者は食育事業部の社員11名。当初2名(管理+トレーナー兼任者)は1~2日/週の頻度でテレワークを実施し、最終的に食育教育事業部全員がテレワークを実施した。
新型コロナ感染拡大以前は、高校生スポーツ選手への栄養指導、食事指導、コンディショニング指導などを月1回学校へ出向いて指導していたが、指導方法にもSNSを取り入れ、会議もZoomによるリモート会議を実施した。
また、社内利用のノートPCを持ち帰り、会社から貸与したスマホのテザリング機能でインターネットへ接続し、Web会議やメール送受信、社内クラウドファイルへのアクセス(富士通クラウドサービス)などテレワーク業務を実施した。
その後、リモートシステム(Zoom)の有料アカウントを取得し、リモート利用の時間や人数を増やした。外勤者8名は貸与したスマホを使用して、クライアントからの相談や指導をLINEなどで行い、内勤者はリモートデスクトップやクラウドを活用したテレワークを今後も継続して行う。
公共交通機関を利用して通勤していた者の出社頻度が減ったことにより、新型コロナウイルス感染のリスクが軽減した。
また、従来は各支社から出張で本社へ移動していた会議などにもリモートで参加することで、結果的に感染リスクの軽減とともに移動交通費などの経費削減にもなった。
・クライアントの体重表入力
・体重・体脂肪率の確認・報告
・指導内容文書の作成・報告
・指導者へのメール・電話報告
・各種データ整理、まとめ
・SNSを使用したクライアントへの指導業務
・リモート会議への出席など
資料を拡大してプリントした場合や大量にプリントするなどの際には複合機などの大型機器が必要となるため、あらかじめ会社で必要なものを準備しておくなどの計画性が重要となると感じた。
自宅でありながらも仕事となるため、勤務時間中は制服を着用するなど、気持ちに対してのけじめが必要と感じた。
勤務時間の軽減や交通費の削減などの経費的なメリットと、新型コロナウイルス感染へのリスク軽減など、精神的な負担の軽減になったと感じた。
株式会社コーケン 常務取締役
新型コロナウイルスの感染拡大や、緊急事態宣言の発令により、テレワークやリモートという言葉自体も社会で認知され始めた。
自社のスタッフの意識の中でも、従来は他人事のように考えていたものが身近なものとなった感があり、必然的に取り組まなくてはならない状況でもあったため、環境的には取り組みやすかったのではないかと思う。
また、実際にテレワークに取り組んでみると、デメリットよりも経費面や時間面でのメリットは多いと感じた。
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