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掲載日:2023年11月1日
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名称 | 関東図書株式会社 |
業種 | 製造業 |
業務内容 | 印刷、デザイン・編集、出版、ウェブサイト制作 |
所在地 | さいたま市南区 |
従業員数 | 61人(男性37人、女性24人) |
URL | https://kanto-t.jp/ |
公共交通機関や人との接触を避けるとともに、社内の密度も下げることが社員の生命・健康を守ることになると考えました。また、場所を選ばずに勤務できる体制を整えることで、将来的に会社の生産性の向上にもつながるものだと思い、今回テレワークを導入しました。
社内においてはVPNを設置し、またリモートデスクトップも活用しました。また、チャットアプリであるSlackとグループウェアmitocoも導入し、社内コミュニケーションの円滑化を図っています。また、Zoomを活用し遠隔で顧客との打ち合わせや、社内会議を行うなどしています。顧客に対してはXMFRemoteを用いオンラインで校正作業を可能にしたり、i-Autolaymagicを使ってオンラインで受注を可能にしたりするなど、直接対面せずとも作業が進行できる取組を行っています。また、必要に応じてZoomでの打合せを行っています。また、テレワークを行うようになり勤怠管理についてもクラウドサービスを導入し軌道にのるように準備をしています。
柔軟な働き方ができるような体制を整えていくきっかけとなりました。それは環境を整えるだけでなく、柔軟な考え方ができるようになることで、通常の状態に戻った際にもより働きやすい会社になっているはずと実感しています。
電子入札案件・結果の確認作業/社内データベースの整備作業/勤怠管理システムの各種設定、導入作業/グループウェアの各種設定、導入作業
在宅勤務開始前には不安もありましたが、実際に始めてみると、工夫することと、段取りをつけることで大抵のことは解決できると実感しました。在宅勤務の最大の利点は、まとまった時間を取ることができる点、継続して自分の業務に集中することができるという点だと感じます。通常、出社している時に、まとまった、なおかつ継続して集中できる時間を取ることはほぼ不可能です。度々作業が中断すると作業効率が下がる業務を自宅で行うことで、通常の勤務体制上ではなかなか実現できない、質の高い業務を行うことができています。在宅勤務時には時間に余裕を持つことができる反面、出社時には通常以上の負担がかかりますが、それも含めてメリハリをつけて業務にあたることができていると感じています。
また、社内の変化を顕著に感じられていることが、自分にとって良い経験になっていると感じます。必要に迫られないと大きな変化は起こりづらいものだと思いますが、今回のこの事態をきっかけとして、不便と向き合いながら新しい方法を探し、工夫し考え集団が変化していく様子を度々目にしました。変化に対応する力、柔軟に対応する力の大切さに改めて気づくことができ、良い機会になったと思っています。
必ずしも万全の体制が整っているわけではない状況での在宅勤務は、自分の能力の向上につながっている上、実際に顔を合わせて同じ空間で業務にあたることの価値や意味、さらには紙や印刷物の存在意義について、改めて考えるきっかけにもなりました。今回の経験を通して得たスキルや思考を、今後に活かしていきたいと思います。
関東図書株式会社 業務本部長 相木 明子 様
当社の現在置かれている状況、抱えている課題、それに対する対策方法などを第三者の詳しい方に相談していくことで、自分たちの頭の中が整理された気がします。まだまだ、テレワークをスムーズに実施していく上で課題は山積です。しかし、このようにテレワークを可能にし、より柔軟な働き方に対応していくことは、将来的に必ず当社のプラスになることと信じていますので、今回を機にさまざまな状況に置かれている従業員の方にも働きやすいような環境を整えていきたいと思います。
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