1 事業の概要
教育・保育の現場で食品安全に携わる人や子育て世代な
どを対象に、食の安全に関して意見交換や体験などを通
じて学ぶ機会を設け、食の安全とリスクを判断できる消
費者教育に役立つ人材を育成する。
(1)子育て世代のリスクコミュニケーションの促進  
                     982千円
(2)リスクコミュニケーター研修     656千円
(3)食の安全体験教室           204千円
 
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5 事業説明
(1)事業内容
  ア 学校や保育の現場で食品安全の確保に関わる人に知識を深めとリスクコミュニケーションの技能を習得させるこ
   とにより、次世代を担う子供やその家庭の不安解消と知識の波及を図る。
  イ 食品中の放射性物質や食品添加物などについて、講習及び意見交換を行うことにより、日常の不安解消と正しい
   衛生知識を身につける。
  ウ 将来食の現場で働く若い世代に、実習や意見交換を通じて、リスクコミュニケーションへの理解を深める。
(2)事業計画
  ア ・市町村や子育てグループ等との連携によりリスクコミュニケ―ションの展開を図る(年5回、各80人程度)。
    ・保健センター、子育て支援センター、保育園等の保護者向けの食の安全・安心に関するパンフレットを作成、
    配布する。
  イ 市町村や教育機関との連携により、学識経験者による専門性の高い研修と意見交換を行う(年4回程度)。  
  ウ 食物系課程をもつ高校・大学等と連携し実施する。食の安全に関する実習や意見交換を行う(年10回程度)。
(3)事業効果
   食の安全性とリスクを正しく判断できる人材を育成し、食の安全の確保に資するとともに、次世代への波及を狙
  う。
 
(4)県民・民間活力、職員のマンパワー、他団体との連携状況
   市町村・教育関係機関等を通じて参加者募集や実施メニューの検討を行うほか、事業実施に当たっては、さいた
  ま市、川越市、越谷市と連携を取りながら行う。
(5)その他
   新たに、子育て世代のリスクコミュニケーションを促進するため、団体等へのリスコミ展開支援と子育て世代向け
  指導教材の作成を行う。
 
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