1 事業概要
土地の転用が進む「三富開拓地割遺跡」とその周辺地
域は貴重な文化遺産であり、地域住民の理解と協力を得
て保全・活用していくことが必要である。
本事業により、県指定旧跡「三富開拓地割遺跡」を中
心とする三富新田地域の歴史的価値と現在的意義、保全
の必要性について普及・啓発することにより、地域住民
をはじめとする県民が三富新田地域の重要性を改めて認
識し、これを保全しながらまちづくりなどに活かしてい
くことができる。
(1)魅力再発見事業費 130千円
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5 事業説明
(1)事業内容
ア 魅力再発見事業 専門家の指導により三富の魅力を再発見する見学会・観察会等 130千円
(2)事業計画
ア 魅力再発見事業
年度ごとに「歴史」「民俗」「自然」といったテーマを定め、専門家の視点を取り入れて三富の魅力を再発見
する見学会、観察会、講座等を実施する。24・27年度は歴史、25年度は民俗、26年度は自然をテーマに実施した。
(3)事業効果
普及啓発印刷物 文化財ウォーキングマップ6,000部×4種類・地割航空写真クリアファイル(23年度)
パンフレット「未来に伝えよう埼玉の文化的景観」800部(24・25年度)
チラシ「平林寺境内林の萌芽更新と野火止用水の文化的景観」1,000部(26年度)
魅力探訪バスツアー 平成24年度「多福寺と三富開拓関係文書」3月20日、26名
平成25年度「開拓民の暮らしと三富地域の民俗芸能」9月28日、25名
平成26年度「人の暮らしと雑木林の生きものたち」4月26日、33名
平成27年度「川越藩 新田開発の歴史を訪ねる」11月28日、44名
(4)県民・民間活力、職員のマンパワーの活用、他団体との連携状況
ア 魅力再発見事業
県立博物館等に所属する各分野の専門家を活用するとともに、地元市町教育委員会、地元農家や事業者等にも
御協力いただいている。
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