1 事業の概要
県管理道路のうち、歩道のない小学校の通学路におい
て、児童・生徒が安全・安心に通学できる道路環境を確
保するため、道路の路肩を緑色に塗るグリーンベルトを
整備する。
(平成26年度〜平成28年度の3年間で98km整備)
(1)通学路のグリーンベルト整備等 120,000千円
整備手法:@路肩のグリーン化
A注意喚起の路面表示 など
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5 事業説明
(1)事業内容
通学路のグリーンベルト整備等 120,000千円
小学校の通学路に指定されているが歩道のない道路では、児童は自動車が通る車道の右端を歩いて登校し
なければならない。このため、道路路肩部におけるグリーンベルトの設置や注意喚起の路面表示などの交通
安全対策を行う。
(2)事業計画
県管理道路のうち、歩道のない小学校の通学路(バス通学等を除く)すべてについて、平成28年度までに
グリーンベルト等を整備する。
・平成26年度:38km ・平成27年度:35km ・平成28年度:25km
(3)事業効果
グリーンベルトを設置することにより、通学児童等が歩きやすい道路空間を確保することができる。
また、短期間に集中して県内の至る所でグリーンベルトを整備することにより、埼玉県内の道路は、
「グリーンベルト=通学路」というドライバーへの意識付けがなされ、自動車の速度抑制などによる
安全運転の効果も期待できる。
※ グリーンベルトの整備効果事例
・路 線 名:県道騎西鴻巣線(鴻巣市下忍地内)
・延 長:約500m
・整備概要:平成23年7月、グリーンベルトの設置及び区画線の補修を実施
・速度比較:グリーンベルト整備前後の車両平均走行速度を比較(ホンダのインターナビ登載車両による検証)
整備前 31.5km/h → 整備後 27.6km/h △3.9km/h(△12.4%)
(4)他団体との連携状況
安全・安心かつ効果的な交通安全対策が進むよう地元市町村、地元小学校及び県警等との調整を行う。
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