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掲載日:2020年10月26日

デザイン工房まある まるやまさん

今回ご紹介するロールモデル

(編集)izumiデザイン工房まある 代表 まるやま いずみさん

今回は、音楽に特化した広告デザインとイベントを企画運営されている「デザイン工房まある」のまるやまさんにお話を伺いました。まるやまさんは、「創業・ベンチャー支援センター埼玉」にある女性起業支援ルーム「COCOオフィス」を利用している女性経営者です。
歌うようにテンポよく楽しげに、起業される経緯や今後の夢について笑顔で話してくださいました。

「デザイン工房まある」の仕事について教えてください。

音楽ホールのチラシ、個人音楽家のコンサートプログラム、ほかに広告のデザインを受注しています。また、音楽イベントの企画や広告作成も行っています。

この仕事を始めた経緯を教えてください。

私の母は合唱が大好きで、その影響で私も合唱団に入って歌うようになりました。幼い頃から現在に至るまで、合唱を中心にした人生を送ってきました。
高校生のときは、実家を離れ都内の音大に進もうと思っていました。でも親戚の大反対にあい、最終的に「音楽が一生続けられるならどんな形でもいいかな」と納得して実家から通える大学の教育学部に進学しました。

卒業後、就職した大手メーカーでは、教育センターでお客様に基本的なプログラミングを教えたり、テキスト作成を任されたりしていました。教育学部で理科を専門としていたこともこの仕事につながったのだと思います。
その後、他社と共同で行ったプロジェクトチームに入り、個人プログラマーやデザイナーの方々と仕事をする機会がありました。個性的な方が多く、とても刺激的でした。寝袋持参での徹夜作業などもあり、体力的には過酷な仕事でしたが、本当に楽しかったです。
デザインの技術もここでかなりしごかれました。これをきっかっけにデザインの面白さに目覚めて、音楽仲間からの依頼でコンサート用のチラシを作成するようになりました。

10年勤めた会社を、今でいう“妊活”のため退職したのですが、チラシ作りは8年ほど続けていました。そのうちに謝礼金をいただくようになり、徐々に知らない方からの依頼も入るようになりました。そうなると責任も増えますし、料金体系もきちんと提示しないと失礼かなと、悶々と2年ほど思案していました。
そこで、きちんと起業について勉強しようと思い、「創業・ベンチャー支援センター埼玉」の創業塾に入塾することにしました。毎週末通っていた創業塾での勉強は非常に楽しかったです。

御家族について、また起業について御家族の反応を教えてください。

music主人とは合唱が縁で知り合いました。偶然にも私の前職と同業です。一人息子も合唱が好きで家族でステージに立つこともあります。 

起業に対しての反応ですが、主人は、私が長年友人のためにチラシを作成しているのを見ていたので、そろそろ起業の勉強をしてもいいんじゃない?と後押しをしてくれました。ゆくゆくは主人と一緒に仕事ができたらいいね、と話しています。
主人の仕事も大変忙しいのですが、やれる範囲で家事を手伝ってくれますし、息子の宿題など子どもの面倒もよく見てくれます。趣味の合唱はもちろん、仕事についても理解があるので大変助けられています。 

在宅での仕事と家事、どのような割合でされていますか?

今は仕事が圧倒的に多いですね。打合せで外出することや女性起業支援ルーム「COCOオフィス」で仕事をすることもありますが、基本的には家でしています。
週に1,2回は必ず合唱の練習に出かけるので、そこでリフレッシュしています。「今日は遅くまで作業があるな」というときは休息をとったり、仕事の合間にお皿を洗ったり、庭を眺めたり、そういう“違うこと”ができることが在宅の魅力だと思います。デザインと企画、合唱、家庭と3つの柱がある生活が今の私には最適だと思っています。 

お一人で仕事をしていて、悩んだり迷ったりすることはありますか?

基本的にあまり煮詰まったりはしない方です。悩むのは1日だけ。それでも答えが出なければ実行してみます。
音楽家からの依頼の場合には、演奏する曲によってイメージする色が変わってきます。どういう曲か、どこの演奏ホールかなど、詳細が分かるとイメージが浮かんできます。私自身がずっと合唱をしてきたので、その経験を踏まえて、依頼者のイメージを具体的にお聞きして御本人の希望に添えるようにしています。 

宣伝や集客についてはどう工夫されていますか?

市や県のイベントや音楽関係の方からの依頼をいただくことが多かったので、ありがたいことに今まであまり集客に困ることがありませんでした。でも、自社主催の企画なども視野に入れて、現在、集客についての勉強をしています。
最近「満席コンサート研究会」という団体とつながりを持たせていただき、演奏家にもっと活躍できる場を提供できないか、演奏会をもっと一般化できないか、などについて考えています。
CDや携帯でも音楽を聴くことはできますが、生の音楽に触れて欲しい。人間性がにじみ出てくるライブだからこそ感動できると思うのです。そのために集客力を身に付けたいと思っています。 

具体的な計画はありますか?

stage0912毎年さいたまスーパーアリーナで開催されている「SAITAMA Smile Womenフェスタ」の平成27年度の場外イベントを企画させていただきました。クラシックに限らず、ダンスやゴスペルなど20団体を集めて2日間のプログラムと広告を請け負いました。今後はこういった音楽とコラボしたイベントを企画したいと思っています。たとえば、音大生とイベントのマッチングなど。
また、自分が年をとって家から出られなくなったときに、演奏家を自宅に呼んで演奏してもらえる、そんなシステムを作れたらと思っています。
ホールに行くことに抵抗がある方、たとえば小さなお子さんをお持ちの方や外に出られない方でも生活の場で生の音楽を楽しめたら素敵ですよね。 

御自身の性格について教えてください。

新しい交友関係を作りたくて、友人には内緒で大学のサークルに入るような学生でした。何でも友人に聞いて同じことをするのは好きではありません。
石橋をたたく前に渡ってしまうタイプなので、最近はリスクも考えて行動しなくていけないな、と思っています。主人にもよく考えなさいと言われますし、今年のおみくじにも「よく考えて行動するように」と書いてありました(笑)。

イベント企画など、全てお一人でなさっているのですか?

今は一人でも何とかこなしていますが、複数のイベントを抱えるようなときには、音楽関係の学生さんにアルバイトをお願いしてもいいなと思っています。そういった機会を学生さんにも持っていただき、今後の役に立てて欲しいと思っています。

一歩踏み出して、起業したいと思っている方へメッセージをお願いします。

埼玉県は起業したいと思っている方を応援する環境が整っているので、そういう場所に積極的に行って話を聞きに行く、また自分の想いを伝えていただきたいですね。こういうサポート機関はどんどん利用した方がいいと思います。
“私でもいいのかしら”と思わず、まずはアイデアを聞いてもらうことが大切です。アドバイザーの方は親身になってくれますし、次の一歩を踏み出すきっかけをくれると思います。格好をつけず、原寸大の自分をぶつけてみてください。
実は、私自身も創業塾に入ったときに具体的な起業計画はありませんでした。その頃は『音楽は好きだけど、デザインでやっていきたい』とか、『歌は好きだけど、企画とデザインは仕事だから別』なんて言っていました。すると、アドバイザーの方に『音楽に特化した方が面白いと思うよ』と言っていただいて、それが今の事業形態の基になりました。
専門の方々に相談していくうちに、ぼんやりしていた景色が整理されて、自分の進む方向が見えてくることがあるので、これから起業を考えている方にも、躊躇せずサポート機関を利用して欲しいと思います。

会社紹介

デザイン工房 まある

  • 所在地
    〒338-0001 さいたま市中央区上落合3-3-2
    新都心ビジネス交流プラザ3F COCOオフィス内
  • 社員
  • 業種
    サービス業
  • 事業内容
    デザイン・イベント企画運営
  • URL
    http://design-maru.xsrv.jp/

お問い合わせ

産業労働部 多様な働き方推進課  

郵便番号330-9301 埼玉県さいたま市浦和区高砂三丁目15番1号 本庁舎5階

ファックス:048-830-4821

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