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掲載日:2019年5月14日

代謝内分泌科

代謝・内分泌科のご紹介

外来診療日程

代謝・内分泌科とは

代謝・内分泌科では主に、ホルモンの異常および先天代謝異常による病気を診療しています。

具体的には、次のような症状の方を対象としています

  • 身長の伸びが悪い、体重が増えない
  • 太りすぎている、身長の伸びがよすぎる
  • 思春期が早い(小さい頃から陰毛や脇毛が生えるなど、女の子で小さい頃から胸がふくらむ)、あるいは思春期が遅い
  • 甲状腺が腫れている
  • 身体のバランスが気になる(手足が短い、胴が短いなど)
  • 色が極端に黒い
  • のどが渇く、尿に行く回数が多い
  • 尿に糖がでている、糖尿病の疑いがある
  • 生まれてすぐの検査で異常があると言われた

代謝・内分泌科で診ている病気には次のようなものがあります。

成長ホルモン分泌不全性低身長症、ターナー症候群、肥満、思春期早発症、思春期遅発症、甲状腺機能亢進症、甲状腺機能低下症、甲状腺腫、軟骨異栄養症などの骨系統疾患、副腎機能低下症、尿崩症(腎性、中枢性)、糖尿病(1型、2型)、先天性甲状腺機能低下症、先天性副腎過形成症、フェニールケトン尿症、など(以上の病気は、おおよそ上に挙げた症状の順です。)

代謝・内分泌科の特色と新しい取り組み

埼玉県立小児医療センター代謝・内分泌科の特色

  1. 上記の小児内分泌・代謝疾患に広く対応させていただいております。1年間に代謝内分泌科を受診される患者さまは平成29年度は延べ9,898人で、336名の方が入院治療ないし検査を受けています。
  2. 中でも多いが、低身長・成長障害のお子さんです。そのうちの一部の方は、成長ホルモンや甲状腺ホルモンなどで治療することができます。その診断のための入院検査を毎週3泊4日で行っています。平成29年度は51名の方がこの入院検査を受けています。
  3. 糖尿病の患者さまも数多く診療しております。栄養士、看護師と協力してチーム医療として、診療を行っています。また、埼玉県の1型糖尿病の子供と親の会である埼玉つぼみの会の活動に協力しています。
  4. 小児内分泌・代謝疾患では、他科との連携が欠かせない疾患が多くあります。軟骨異栄養症、プラダー・ウィリー症候群、ターナー症候群など多数の疾患が挙げられます。関連する主な科は、脳神経外科、泌尿器科、整形外科、耳鼻咽喉科、眼科、遺伝科、神経科などです。当センターでは、それらの小児専門の科がそろっていますので、集学的治療が可能です。このことは患者さまに大きなメリットと思われます。
  5. 小児内分泌・代謝疾患の診療においては食事指導が重要な場合が多くあります。当科では栄養士と緊密な連携をとって診療を行っております。糖尿病や肥満に加え、フェニールケトン尿症などのアミノ酸代謝異常症を中心とした代謝疾患が対象となります。また、栄養部と協力して年に1回「アミノ酸代謝異常症児家族の会」を開催し、一緒に食事を作ることをとおして、食事について学び、意見交換をし、さらに親睦を図っています。出席された患者さまから大変好評を得ております。
  6. 当センターでは、検査技術部の保健業務として、新生児マス・スクリーニング検査を行っています。現在日本では、出産されたすべての赤ちゃんに対して、新生児マススクリーニング(先天性代謝異常症検査)を行っています。6種類の疾患(フェニールケトン尿症、メープルシロップ尿症、ガラクトース血症、先天性副腎過形成症、ホモシスチン尿症、先天性甲状腺機能低下症)が対象となっています。これら疾患は新生児の段階で患者であることがわかれば、有効な対処法があります。陽性となった患者様に早く病院へ受診して頂くように、出産された産婦人科の先生へ当科医師から連絡をしております。そのような経緯がありますので、スクリーニング陽性となった上記疾患の患者さまを多く診療しております。

代謝・内分泌科の新しい取り組み

代謝内分泌科では骨の病気の診断や治療に精力的に取り組んでおります。

骨の病気に対しては、以前は骨折や変形に対する対症的な治療が主に行われてきました。近年、医学の進歩により骨の病気の一部で内科的治療が可能となりました。当科では、これらの治療を積極的に行っており、以下に紹介します。

1. 軟骨異栄養症(軟骨無形成症・軟骨低形成症)に対する成長ホルモン治療

現在25例の軟骨異形成症の患者さまが成長ホルモンの在宅自己注射を行っておりますが、良好な結果を得ています。なお、軟骨無形成症の場合、合併症を持っていることが多いため、脳神経外科や整形外科との連携は大変重要です。

2. 骨形成不全症に対するビスフォスフォネート治療

骨形成不全症は骨が大変もろく、骨折しやすい病気です。現在、骨形成不全症の重症の方5例に本治療を行い、骨が丈夫になり、骨折回数が減り、生活の質が改善するといったよい結果が得られています。ただし、ビスフォスフォネート製剤は副作用もある薬であり、治療の適応を選び、治療を開始しても慎重に経過観察しております。

上記以外の骨の病気に対する新しい取り組みをご紹介いたします。

3. ステロイド骨粗鬆症に対するビスフォスフォネート治療

小児のネフローゼ症候群や膠原病では多くの場合ステロイド剤による治療が欠かせません。そして、しばしばステロイド骨粗鬆症という骨がもろくなり、骨折しやすくなる合併症がみられます。成人におけるステロイド骨粗鬆症に対してはビスフォスフォネートによる予防的治療が一般的になりつつありますが、小児においてはまだ確立していません。当センター腎臓科や感染免疫科では先に述べた疾患の患者さまを多く診ていますが、われわれは腎臓科や感染免疫科の先生方と協力してステロイド骨粗鬆症に対するビスフォスフォネート治療を注意深く行っています。

4. 稀な骨の病気の診療

骨の病気には大変多くの種類があり、診断が難しい場合が少なくありません。こうした患者さまに対して放射線科や遺伝科の先生方と協力して診断を行っています。また、必要に応じて、遺伝科、放射線技術部、あるいは他の研究施設の方々と協力して遺伝子診断を行っています。

5. 若年性骨粗鬆症(骨減少症)の診断および治療

骨がもろく骨折しやすい病気として閉経後骨粗鬆症や老人性骨粗鬆症は有名ですが、小児でも稀に骨が弱くて骨折しやすいお子さんがいます。異常がない場合もありますが、軽症の骨形成不全症などの病気が隠れている場合もあります。当科では新しい骨密度測定装置やX線撮影などによりそのような患者さまの診断や治療を行っています。何回か骨折の既往のあるお子さんや骨が丈夫かどうか心配なお子さんは一度受診されることをお勧めします。

代謝・内分泌科へご受診・ご紹介いただくには

  • 代謝内分泌科は毎日外来を行っていますが、午前または午後のみの日がありますので、外来診療日程をご覧いただき、ご注意願います。
  • 初診の方の診療は月曜日から水曜日の午前、金曜日の午後となっております。患者さまの病状が緊急を要する場合には、この限りではなく、直接紹介医から代謝内分泌科医師にご連絡いただけるようお願い致します。
  • 初診の方は、母子手帳および今までの成長記録(幼稚園や学校の身長、体重の記録)をご持参ください。診療に大変役立ちます。
  • セカンドオピニオンをご希望される場合には、通常の外来日以外に診察・相談の日を設けたいと思います。詳しくは、セカンドオピニオン外来のご案内のページをご覧ください。

代謝・内分泌科の診療実績

平成28年度 代謝・内分泌科初診患者の主訴・病名別患者数

 

主訴・病名 患者数
低身長(発達障害を含む)

294人

乳房腫大

50人

甲状腺機能低下症

38人

新生児マス・スクリーニング関連

 

(内訳)

TSH

 

17α-OHP

タンデム関連

ガラクトース

フェニールアラニン

32人

 

11人

4人

5人

11人

1人

思春期早発症(疑いも含む)

46人

甲状腺腫

7人

甲状腺機能亢進症

8人

糖尿病

(内訳)

1型

型不明

6人

 

2人

4人

肥満

16人

 

代謝・内分泌科のスタッフ紹介

名前

望月  弘

役職

副病院長

専門(得意分野)

小児内分泌学

資格

日本小児科学会専門医・指導医、日本内分泌学会専門医・指導医、日本小児内分泌学会評議員、日本先天代謝異常学会評議員、埼玉県医師会学校医会糖尿病管理委員会委員長、成長科学協会埼玉地区委員、埼玉小児発育障害研究会幹事、埼玉県小児糖尿病相談会代表世話人、埼玉県小児糖尿病懇話会世話人、埼玉県骨粗鬆症研究会常任幹事

最終学歴(卒業年)

東京慈恵会医科大学卒(昭和56年)

名前

会津 克哉

役職

科長兼部長

専門(得意分野)

小児内分泌学

資格

日本小児科学会専門医、日本小児内分泌学会会員、日本糖尿病学会専門医

最終学歴(卒業年)

弘前大学卒(平成元年)

名前

田嶼 朝子

役職

医長

専門(得意分野)

小児内分泌学

資格

日本小児科学会専門医・指導医

最終学歴(卒業年)

北海道大学卒(平成10年)

名前

河野 智敬

役職

医長

専門(得意分野)

小児内分泌学

資格

日本小児科学会専門医・指導医、日本内分泌学会専門医・指導医、日本小児内分泌学会評議員、
臨床遺伝専門医

最終学歴(卒業年)

東京医科大学卒(平成15年)

名前

鈴木 秀一

役職

レジデント

専門(得意分野)

小児内分泌学

資格 日本小児科学会専門医・指導医

最終学歴(卒業年)

防衛医科大学校(平成20年)

名前

田代 昌久

役職

レジデント

専門(得意分野)

小児内分泌学

最終学歴(卒業年)

日本医科大学(平成25年)

名前

萩原 秀俊

役職

研修生

専門(得意分野)

小児内分泌学

資格 日本小児科学会専門医

最終学歴(卒業年)

防衛医科大学校(平成25年)

(令和元年5月1日現在)

お知らせ

参考資料(PDF形式)

  1. 成長ホルモン注射について(プリズム 11月号 平成13年11月)(PDF:269KB) (PDF:269KB)
  2. 低身長について(医薬・健康ニュース 第356号 平成14年7月)(PDF:613KB) (PDF:613KB)
  3. 埼玉医科大学 佐々木教授、広島赤十字・原爆病院 西部長との対談(教育・医事新聞 第225号 平成15年5月)(PDF:1,097KB) (PDF:1,097KB)
  4. 最終身長について(ほのぼのふれんど No.3 平成15年12月)(PDF:103KB) (PDF:103KB)
  5. 低身長について(あんふぁんママの質問箱 あんふぁん 春休み号平成16年3月)(PDF:1,210KB) (PDF:1,210KB)
  6. こころとからだのなんでも相談室(グローイング 第23号 平成16年9月)(PDF:985KB) (PDF:985KB)
  7. 病気のことをもっと詳しく 軟骨異常栄養症 (平成19年3月)(PDF:911KB) (PDF:911KB)
  8. 成長と運動の深い関係(ほのぼのフレンドNo.13 (平成19年3月)(PDF:267KB) (PDF:267KB)
  9. 教えてドクター!身長が低いのも個性の一つでも、病気が隠れていることも…(リビングさいたま中央 平成20年3月)(PDF:728KB) (PDF:728KB)

その他のお知らせ

  • 埼玉県立小児医療センターは、紹介制です。 医療機関の紹介状を必ずお持ちください。
  • 受診される方はあらかじめ予約センター(048-601-0489)にお電話いただき予約を取って受診してください。

 

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お問い合わせ

病院局 小児医療センター  

郵便番号330-8777 埼玉県さいたま市中央区新都心1番地2

電話:048-601-2200(代表)

ファックス:048-601-2201

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