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掲載日:2019年4月5日

新生児科

2016年12月末、さいたま新都心を医療拠点に総病床数78床、(NICU30床+GCU48床)、最先端医療設備を有し、小児専門病院と総合病院(さいたま赤十字病院)とのハイブリッド型総合周産期母子医療センターがオープンしました。

 

 

外来診療日程

科長兼部長あいさつ

         (職歴・資格)

総合周産期母子医療センター長、新生児科長兼部長の清水正樹です。
卒後研修(今の初期研修)を終えて小児科に入局し、一般小児の研修後は新生児医療一筋です。新生児医療を始めてから、23年が経過しました。新生児医療も大きく変化してきており、日々若手ドクター達に刺激をもらっています。
我々の施設は、2016年末に「総合周産期母子医療センター」となりました。さいたま赤十字病院産婦人科との共同運用で、多くの公的小児専門病院が産科機能のみを付随したのと異なり、全国初の試みとして「公的小児専門病院」と「総合病院であるさいたま赤十字病院」がお互いの機能を最大限に生かして、さいたま新都心に大型医療拠点を構築することができました。
また、新病院開設と同時に遠隔医療としてITインターネットを利用した「遠隔胎児診断支援システム」が始まりました。県内産科医療機関からオンラインで胎児診断画像を当センター胎児診断支援システムに転送し、当センター胎児診断医とさいたま赤十字病院産婦人科医で「胎児診断支援」を行います。胎児診断が診断されたのちは、当総合周産期母子医療センター各科で連携して、その後の診断治療計画を立てます。
新病院には、同じ建物内に基礎研究施設・動物実験センターが開設し、今までの臨床中心の小児専門病院から基礎医学研究もできる施設へと進化します。また、近隣医療機関との共同研究、産官学共同での医療研究、さらに地域医療支援としての総合医局なども併設される、複合型医療施設となります。

新生児科とは

新生児科では未熟児やハイリスク新生児の病気を診療しています。

次のような症状の方を対象としています

  • 出生体重2000g未満の低出生体重児
  • 急性の呼吸循環不全又は慢性の呼吸循環不全の急性憎悪
  • 先天異常
  • 代謝、内分泌異常(高ビリルビン血症、電解質異常、肝腎不全、糖尿病など)
  • 意識障害、痙攣など中枢神経異常徴候を有する
  • 手術を要する児
  • 上記以外のハイリスク児(生命や後障害の危険の高い児:例えば、低体温、発熱、感染症、多血症、出血傾向など)

新生児科の特色

埼玉県立小児医療センター新生児科は、埼玉県周産期医療ネットワークの基幹病院の一つであり、一年365日24時間体制で、高度新生児医療を行っています。完全紹介型診療体制であり、周辺大学病院・市立病院・地域産科小児科から24時間体制で新生児救急搬送をおこなっています。超低出生体重児や仮死出生児などの高度新生児集中医療が必要な児は、当センター所有の新生児搬送車により埼玉県内各地や近隣地域へお迎え搬送を行い、初期治療を行いながら新生児集中治療室(NICU)へ入院となります。ハイリスク妊婦母体に関しても、できる限り分娩立会いを行う方針でいます。当NICUが満床などで入院受け入れができない場合には、責任を持って新生児の受け入れ先病院を探し、適切な対応をするように心がけています。さらに、小児の総合病院としての特性を生かし、未熟児・新生児のあらゆる疾患に対し関連各科との連携のもとに診断、治療にあたっています。特に未熟性に起因する疾患、呼吸循環障害、脳障害、感染症などの重篤な疾患に対し、後遺症を残さないための治療と退院後の健全な発育、発達のために母子関係や地域の医療、保健、教育機関との連携にも力を注いでいます。

                                                  

新生児科のスタッフ紹介

                              

総合周産期母子医療センターセンター長 新生児科 科長兼部長

清水正樹

医学博士
1989年 東京慈恵会医科大学卒業

【職歴】
東京慈恵会医科大学小児科、神奈川県立厚木病院小児科、埼玉県立小児医療センター神経科、埼玉県立小児医療センター未熟児新生児科、
東京都立母子保健院新生児科、東京慈恵会医科大学小児科講師

【資格】
日本小児科学会専門医・指導医、日本周産期・新生児学会新生児専門医・評議員、日本新生児生育学会評議員、新生児蘇生法「専門」コースインストラクター、日本脳低温療法・体温管理学会幹事、埼玉県新生児医療懇話会代表幹事

【所属学会など】
日本小児科学会、日本周産期・新生児学会、日本新生児成育学会、日本脳低温療法・体温管理学会、日本脳循環代謝学会、日本再生医療学会、日本小児神経学会、日本小児救急医学会、日本遠隔医療学会、日本胎児心臓病学会、周産期循環管理研究会、慢性肺疾患研究会、埼玉県新生児医療懇話会など

【ひとこと】
モットーは「仕事と家庭の両立」「自身の幸せが、患者に幸せをもたらす」です。
仕事と余暇の時間をはっきりと分けられるように努力しており、いわゆる「WORK Life Balance」を重視し、スタッフにも「ゆとり」を持って新生児医療をするように推奨しています。

【趣味】
スキー、写真撮影、熱帯魚飼育です。スキーをこよなく愛し(スキー歴50年)、冬場の週末は日本各地のゲレンデにこもっています。カメラはCanon派で、主に静物・植物を撮影しています。熱帯魚飼育は、新生児医療に通じるところがあり、どちらが仕事でどちらが趣味かわかりません(笑)。

スタッフ紹介

(平成31年4月1日現在)

胎児診断支援システム

国内最大規模のネットワークIT技術を屈指した「遠隔胎児診断支援システム」が稼働しました。埼玉県内産科医療機関とインターネット回線で結び、胎児超音波診断と同時に出生後の新生児管理、治療経過を観察することができます。

「胎児診断遠隔支援システムについて」をご覧ください。

つくしんぼ外来 

当センター総合周産期母子医療センターを退院した極低出生体重児(出生体重1500g未満の児)や在宅医療指導乳児(在宅酸素、在宅人口呼吸管理、経管管理など)のご家族、または養育に不安を感じているご家族などに、3~4か月毎に来ていただき、ご相談や何らかのサポートを行っている外来です。入院中あるいは退院時にスタッフの方からお声をかけさせていただきます。

                           

すくすく外来

 

当センターNICUを退院した出生体重1000g未満の超低出生体重児のお子さまとそのご家族を対象に、発達支援外来を年3回(2月、6月、10月)行っています。多職種(新生児科医師、神経科医師、新生児病棟看護師、保健発達外来看護師、理学療法士、作業療法士、臨床心理士、言語聴覚士、栄養士など)による発達支援およびご家族の育児支援を目的としています。

 

 研修プログラム/医師募集

当センターNICUで、働いてみたい若手医師および見学してみたい医師、看護師、コメディカルの方はご連絡ください。

当センターNICUでは、最先端の新生児医療が日夜行われています。新生児救急救命医療の最前線を体験してみませんか?

連絡は、新生児科まで。(電話 048-601-2200(代表))

 

新生児科常勤医募集

2018年度、当センター総合周産期母子医療センター新生児科で働きたい、卒後6年以上の新生児科医あるいは新生児医療に興味のある小児科医を募集しています。

2017年度は、年間入院数600名程度を予定しており、極低出生体重児(超低出生体重児を含む)は約100名/年前後、重症新生児仮死、重症呼吸障害(人口呼吸器装着率50%超)、その他先天性心疾患、先天性外科疾患も多数入院しています。Late Pretermを含むハイリスク新生児は、県内地域周産期母子医療センター、大学病院や市立病院のNICU、新生児センターを紹介しているため、重症ハイリスク新生児を管理しています。
しかし、我々の施設には総勢15名、新生児科常勤医が11名、レジデント医が3名、後期研修医1~2名が所属しており(2017年4月段階)、比較的余裕をもって各人が診療にあたっております。卒後15年以上(新生児科医歴10年以上)の常勤医が3名、卒後10年目以上(新生児科医歴5年以上)の常勤医が3名、卒後9年目1名、8年目1名、7年目1名、6年目が2名勤務しているため、業務体制に余裕があります。また、指導体制も充実しています。

主治医制を廃止し、6~8名のグループ制を導入しています。患児家族には、それぞれ担当医が対応しますが、夜間休日は基本的にグループで対応しています。当直は、二人当直体制(上級医+常勤医、レジデント医、後期研修医)で、夜間・休日の緊急入院にも複数人で対応します。当直明けはもちろん時間外は基本的にフリーとなっています。また、当センターは公営企業法の全適応をしていないため、当センター以外での医療業務への従事は禁止されている(レジデント医、後期研修医は可能)ため、常勤医の外勤勤務はありません。地方公務員法により身分は保証されています。

また、女性医師は、通常の勤務体系(当直含む)や子育て支援体制(当直、休日勤務なし)、産休・育児休暇など、ライフスタイルに合わせた勤務体制を可能としています(要相談)。

当センター新生児科で新生児医療に従事したい先生で、1年以上の勤務が可能(できれば複数年勤務可能が望ましい)であればご相談ください。面談等で詳細についてご相談させていただきます。

平成30年度の常勤医レジデント医の募集は、定員に達したため終了しました。

平成31年度の常勤医・レジデント医を若干名募集予定です。

待遇については、医師・常勤医師/常勤医師/新生児科常勤医師のページをご覧ください。

研修プログラム

研修期間別の習得目標

6か月研修目標

基本的な新生児診療手技、新生児蘇生、低出生体重児の管理、呼吸障害管理、新生児仮死の管理などができる。
12か月研修目標 極低出生体重児(一部超低出生体重児)、重症新生児仮死児、遷延性肺高血圧症児、重症呼吸障害の管理ができる。
低出生体重児、新生児仮死児、呼吸障害児などの新生児搬送ができる。
24か月研修目標 あらゆるハイリスク新生児に対して診療計画を立て、それが実施できる。新生児医療の指導教育ができる。

新生児科レジデント医募集 

卒後3年目以上で新生児医療に興味があり、短期間ないし長期間専門分野の研修をしたい、あるいは小児科医として基本的な新生児医療を習得したい、あらゆるハイリスク新生児に対応できるようになりたいなど、さまざまな要望に対応できます。大学医局に属したままでの派遣も対応できます。
特に埼玉県出身で、将来的に埼玉県で小児科医として働く予定の先生は大歓迎です。
当センター総合周産期母子医療センターには2017年度600名前後の入院数を予定しています。2016年度前の人工呼吸装着患児は53%で年間300名近くの人工呼吸管理をする予定です。そのために人工呼吸器は84台(ABEA、VN500、ハミングビューX、ハミルトンC3、ベラビスタベンチレータなど)所有しています。また、極・超低出生体重児は年間100例を予定しています。埼玉県遠隔胎児診断支援システムにより様々な先天性心疾患、先天性外科系疾患も入院し、小児専門病院としての特性を生かし、未熟児・新生児のあらゆる患児に対し対応が可能で、小児外科・心臓外科等の連携のもとに診断、治療にあたっています。特殊治療は、新生児脳低温療法(年間20例前後)、NO呼吸療法(年間60前後)、CHDF、ECMOなども経験できます。新生児専用ドクターカーを所有しており、年間100件前後の新生児搬送をしています。

当NICUは最重症例が多く、指導が充実しているため、当センターで研修(1から2年)をすれば、どのような症例であっても対応ができる自身がつくと言われています。(卒業生談)

待遇については、医師・職員募集/非常勤医師/新生児のページをご覧ください。

後期研修医募集

後期研修医の研修プログラムは基本的に当センター研修委員会で定められております。3年間の小児科専門医取得コースと2~3年の小児科専門医取得支援コースがあります。この研修中で4か月間のNICU研修(新生児科研修)が必須となっています。専門医取得コースでは、希望により3年目にさらに新生児科研修を選択することも可能でです。

待遇については、医師・職員募集/後期研修医のページをご覧ください。

総合周産期母子医療センター新生児病棟看護師募集

赤ちゃんと家族の始まりを支える看護を一緒にやりましょう。

              

 

 

 

 

 

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お問い合わせ

病院局 小児医療センター  

郵便番号330-8777 埼玉県さいたま市中央区新都心1番地2

電話:048-601-2200(代表)

ファックス:048-601-2201

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