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掲載日:2023年9月22日

生理検査部門

生理検査とは 

生理検査は患者さんご本人に協力をいただき、体の機能や構造を調べる検査です。当センターでは個人情報などプライバシーの保護に留意し、安心して検査ができるよう努めております。何かお気づきのことや検査についてわからないことがありましたら、お気軽に検査スタッフまでお尋ねください。

心電図検査 心臓から発生する電気信号を波形とし記録し、心臓のスクリーニングや不整脈などの診断に用いられます。手術前後や各治療前後の状態を把握する上でも重要な検査です。
肺機能検査 息を吸ったり吐いたりして、肺活量や慢性肺閉塞性疾患(COPD)の有無などを調べます。肺機能のスクリーニング検査としてだけでなく、手術の際の麻酔や術中術後の呼吸管理にも重要な検査です。
超音波検査 人の耳には聞こえない超音波を使って、体内の臓器を調べる検査です。腫瘍のサイズや範囲・転移の有無などの判断に用いられます。腹部、乳腺、心臓、婦人科、甲状腺等々検査部位ごとの予約検査となっています。
超音波ガイド下穿刺検査 超音波ガイド下に乳腺・肝臓・頸部・前立腺等を安全に穿刺し、細胞や組織を採取したり、治療を行なったりします。
脳波検査 頭部に電極をつけ、脳の活動を調べる検査です。
その他の検査 ピロリ検査・体成分分析検査・聴力検査など

 

心電図検査 

検査方法

安静時心電図

ベッドに仰向けに寝ていただき、両手首・両足首に4個、胸部に6個の電極を取り付けて記録を行います。痛みを伴うことはありません。

負荷心電図

安静時の心電図を記録した後、踏み台の昇り降りをリズムに合わせてしていただき、運動負荷をかけます。その後、運動直後から10分後までの心電図を記録します。安静時では現れにくい心臓疾患の診断に用います。

ご注意

ストッキングやボディースーツ等はご遠慮いただき、手首足首と胸の開きやすい服装でおこし下さい。
また、ペースメーカーやICDを装着している場合は、ペースメーカー手帳を御提出下さい。その他、心筋梗塞や狭心症などの既往がある方は検査時にお話下さい。

心電図検査1 心電図検査2

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肺機能検査 

息を吸ったり吐いたりして、肺活量や気道の狭窄の有無などを調べます。気管支喘息や肺気腫などの肺疾患の診断や肺機能の評価に役立ちます。肺の病気の方だけでなく、手術の際の麻酔や術中・術後の呼吸管理の判断のために行う検査です。

検査方法

機械に接続されたマウスピースをくわえた状態で、検査スタッフの掛け声に合わせて息を吸ったり吐いたりしていただきます。検査項目は2~5項目です。

ご注意

検査スタッフの指示に従ってください。正しい結果を得るために繰り返し検査を行っていただきますのでご協力お願いします。
また、気管支喘息や結核などの既往のある方は検査前に申し出てください。

肺機能検査1

肺機能検査2

例)正常

肺機能検査3

上気道閉塞

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超音波検査 

体の表面から人の耳には聞こえない超音波を当て、体内の組織にぶつかってはね返ってくるまでの時間や減衰を画像化する検査です。腫瘍や転移の有無・サイズや範囲などの判断に用いられます。痛みはほとんどなく、放射線の問題もありません。

検査方法

ベッドに寝ていただき体の表面にゼリーを塗って検査します。検査項目によっては体勢や呼吸の調整をしますので検査スタッフの指示に従ってください。

ご注意

検査部位の出しやすい服装でおこし下さい。
また、腹部超音波検査や婦人科超音波検査等は検査予約表の内容をご確認の上、下記の事項にご注意下さい・

腹部超音波検査

  • 午前に検査を受ける方
    前日の夕食は午後8時までに済ませてください。
    当日の朝食は食べずにいらしてください。
  • 午後に検査を受ける方
    当日の朝食は午前8時までに済ませてください。
    昼食は食べずにいらしてください。

婦人科超音波検査

  • 検査を受ける方
    2時間前に排尿し、1時間前までに500mlの水またはお茶を飲んで下さい。

超音波検査1 

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脳波検査 

脳が活動すると脳細胞に微弱な電流が流れます。その脳細胞の電気的変化を頭皮上の電極を通じて脳波に変換して調べます。痙攣、てんかん、脳腫瘍、意識障害等の脳神経検査で用いられます。

検査方法

ベッドに仰向けになっていただき、電極をクリームで付けてリラックスした状態で記録します。覚醒と睡眠状態を検査します。

ご注意

前日は必ず洗髪し、当日は整髪料等を使用しないで下さい。

髪飾り、ピン及びピアス等アクセサリーは外していただきます。

検査は睡眠状態の記録が大切です。

脳波検査1

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その他の検査 

尿素呼気試験(ピロリ検査)

胃・十二指腸潰瘍や胃癌と深く関わりがあるといわれているピロリ菌が、体内(胃内)にいるかどうかを調べる検査です。

検査方法

最初に呼気を採取し、検査薬を1錠飲みます。左側臥位で5分間、座位で15分間安静にしていただいた後、再度呼気を採取します。検査薬を飲んだ前後の呼気中の13-C(炭素)の濃度を比較して判定します。体に痛みを伴うことはありません。

ご注意

  • 飲食…1週間前からの機能性ヨーグルト摂取禁止。前日の夕食は午後8時までに済ませ、当日の朝食は食べずにいらしてください。
       検査の2時間前から飲水禁止
  • 喫煙…当日は禁煙
  • 飲酒…検査1週間前から禁酒
  • 服薬…検査1週間前から抗生物質の服薬を控えていただきます。
      (お薬に関しては主治医とご相談の上、決定していただきます。)

体成分分析検査

人体を構成する成分(水分量・骨量・脂肪量・ミネラル量)を測定する検査です。当センターでは栄養管理の指標の1つとして用いられています。

検査方法

ベッドに仰向けに寝ていただき、両手指と両足かかとに8個の電極をつけて測定します。

ご注意

体水分分布を安定させるため、検査10分前からベッド上で安静を保っていただきます。
原則、検査3時間前までに飲食を済ませていただきます。
ペースメーカー装着者や妊婦に対しての検査は行っておりません。

生体機器4

ピロリ検査

機器画像7

体成分分析検査

 

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地方独立行政法人埼玉県立病院機構 埼玉県立がんセンター  

郵便番号362-0806 埼玉県北足立郡伊奈町小室780番地 埼玉県立がんセンター

ファックス:048-722-1129

※※お問い合わせフォームご活用時の注意点※※

上記フォームからの受診や治療等に関するお問い合わせについては、医療上の安全確保のため回答しておりません。
受診や治療等に関するご相談は、患者サポートセンターへ直接お電話でお問い合わせください。
担当の者が内容を伺い対応させていただきます。
なお、既にがんセンターを受診している方の場合は、診療科外来へお問い合わせください。

【患者サポートセンター連絡先】
電話番号:048-722-1111(代)※「患者サポートセンターに相談したい」とお伝えください。
受付時間:平日9時~12時、14時30分~15時30分

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