• トップページ
  • 診療のご案内
  • センターのご紹介
  • 当施設について
  • 診療関連部門診療科のご案内
  • 採用案内

埼玉県立がんセンター > 診療のご案内 > 他施設との連携による治療(粒子線治療)

ここから本文です。

 

掲載日:2023年9月8日

他施設との連携による治療(粒子線治療)

がんの治療は「手術による治療」、「抗がん剤による治療」、「放射線による治療」に概ね分類されますが、近年注目されている治療法として「粒子線による治療」があります。

この治療法は、重粒子線や陽子線を使った療法で、早期の固形がんに効果があり、身体への負担が少なく、副作用もほとんどないという利点があります。療法ごとの主な適応疾患は下記のとおりです。

現在、先進医療として厚生労働省が位置付けており、治療そのものの技術料は自己負担となりますが、それ以外の入院費、検査料などは健康保険の適用となります。技術料の自己負担額は療法によって異なりますが約294万円~314万円程度です。
なお、平成28年4月から、陽子線治療については「小児腫瘍 (限局性の固形悪性腫瘍に限る) 」が、重粒子線治療については「切除非適応の骨軟部腫瘍」が、それぞれ公的医療保険の適用となりました。(詳細については、各実施施設にお問い合わせください。)

この治療が可能な施設は残念ながら埼玉県内にはありませんが、別図のとおり、隣接の群馬県や千葉県、茨城県には実施施設があり、当センターからの紹介により治療を受けることが可能となっています。

この粒子線による治療を希望される場合には、まず当センターの主治医にご相談ください。

なお、がんの状態や進行具合によっては、この療法では効果が得られない場合もありますので、ご了承ください。

陽子線療法の主な適応疾患

脳腫瘍、頭蓋底腫瘍、頭頸部腫瘍、肺がん、肝細胞がん、転移性肝がん、骨軟部腫瘍、前立腺がん、食道がん、膀胱がん

重粒子線療法の主な適応疾患

脳腫瘍、頭蓋底腫瘍、頭頸部腫瘍、肺がん、食道がん、肝臓がん、膵臓がん、大腸がん、前立腺がん、子宮がん、骨軟部腫瘍

※上記の疾患であっても、ご病状によっては適応とならない場合がありますので、ご了承ください。

近県の粒子線治療実施施設一覧

地図番号 名称 所在地 連絡先 治療法 自己負担額

(1)

群馬大学医学部附属病院
重粒子線医学センター
群馬県前橋市昭和町三丁目39-22 027-220-7111
(代表)
重粒子線 3,140,000

(2)

筑波大学附属病院
陽子線医学利用研究センター
茨城県つくば市天久保2-1-1 029-853-7100 陽子線 2,938,000

(3)

独立行政法人
国立がん研究センター東病院
千葉県柏市柏の実6-5-1 04-7133-1111 陽子線 2,883,000

(4)

国立研究開発法人量子科学技術研究開発機構
放射線医学総合研究所病院
千葉県千葉市稲毛区穴川4-9-1 043-206-3306 重粒子線 3,140,000

※自己負担金額は概算です。詳しくは各施設にお問い合わせください。

近県の粒子線治療実施施設一覧地図

お問い合わせ

地方独立行政法人埼玉県立病院機構 埼玉県立がんセンター  

郵便番号362-0806 埼玉県北足立郡伊奈町小室780番地 埼玉県立がんセンター

ファックス:048-722-1129

※※お問い合わせフォームご活用時の注意点※※

上記フォームからの受診や治療等に関するお問い合わせについては、医療上の安全確保のため回答しておりません。
受診や治療等に関するご相談は、患者サポートセンターへ直接お電話でお問い合わせください。
担当の者が内容を伺い対応させていただきます。
なお、既にがんセンターを受診している方の場合は、診療科外来へお問い合わせください。

【患者サポートセンター連絡先】
電話番号:048-722-1111(代)※「患者サポートセンターに相談したい」とお伝えください。
受付時間:平日9時~12時、14時30分~15時30分

より良いウェブサイトにするためにみなさまのご意見をお聞かせください

このページの情報は役に立ちましたか?

このページの情報は見つけやすかったですか?