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埼玉県立がんセンター > 臨床腫瘍研究所 > 研究所プロジェクト紹介 > 緑茶カテキンによるがん予防と転移抑制機構の物理学的・分子生物学的解析

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掲載日:2015年3月26日

緑茶カテキンによるがん予防と転移抑制機構の物理学的・分子生物学的解析

担当:菅沼 雅美・渡邉 達郎・高橋 淳

緑茶カテキンであるEGCGががんを予防することを私共は世界に先駆けて1987年に発表しました。緑茶は副作用がなく安価であり、しかも様々な臓器のがんを予防する点で他のがん予防化合物と一線を画します。がん予防有効量と定めた1日10杯の緑茶によるがん予防を多くのヒトが始められるように、農林総合研究センター茶業特産研究所はカフェイン量を1/3に低減した低カフェイン緑茶エキス粒を開発しました。緑茶と緑茶エキス粒を併せて1日10杯の緑茶を飲用する『埼玉方式』を原発がんの予防として勧めております。最近、埼玉方式による緑茶飲用が大腸ポリープの再発を予防することを臨床介入試験で証明しました(岐阜大学との共同研究)。これらの結果を踏まえ、次の二つを柱として緑茶の新しい研究を展開しています。

  1. EGCGが抗がん剤の効果を相乗的に増強する結果を基に、抗がん剤とEGCGとの併用によるがん治療後のがん予防とがん治療への応用の可能性を探求しています。最近、併用によって誘導されるGADD153遺伝子を見出しました。
  2. EGCGはがん転移も抑制します。現在、EGCGによるがん転移抑制機構をがん細胞の物理学的特性変化から解き明かすことに挑戦しています。細胞の物理学的特性をナノレベルで測定できる新しい技術である原子間力顕微鏡(AFM)を用いて、EGCGの処理ががん細胞を固く変化させて転移を抑制することを見出しました。物理学特性(固さ)と生物学特性(がん転移能)に対するEGCGの効果を解析し、緑茶カテキンのミラクルながん予防機構を解き明かします。

原子間力顕微鏡(AFM)による細胞弾性と転移能の関連

原子間力顕微鏡(AFM)による細胞弾性と転移能の関連

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