トップページ > SPECIAL CONTENTS スペシャルコンテンツ > 「ぐるっと走ろう!じてんしゃ王国埼玉」 ルートブログ(県南西エリア) > 大宮・川越からの毛呂山上陸!フラットペダル初心者に立ちはだかる健脚ロード(桂木観音と鎌北湖と宿谷の滝)を仲間と走破!!【ルート40 走行時期:10月上旬 30代男性 ロードバイク歴:2か月】
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更新日:2019年11月1日(金曜日)
【プロフィール】
ロードバイク歴2か月です。走った後の打ち上げが好きです。
SNSで知り合った方から縁あってロードバイクのフレームを譲り受け、ローディーの仲間入りをしたばかりの県東在住の会社員です。その方から、ぐるさいの存在を聞き、さっそく申請することに。複数選択できる希望コースでは、2つを一般コース、残りは場所の関係から健脚コースに。
決定通知書を見たとき、目が点になりました。まさかの健脚コース。。。しかしながら、男子校時代に培った根性で、腹をくくることに。
当日は、あいにくの曇天で、この先どうなることやら。ローディー仲間は川越にいるため、まずは小江戸川越までソロポタ。
仲間と合流してパシャリ。まだまだ笑顔が溢れています。
ここから114号を15km程走って、やっとスタート地点の毛呂山町に到着。
スタートしてすぐに現れたのは、鎌倉街道。小雨も降っていたので、通れないかと思っていたけれど、水たまりはあるものの、なんなく通過することができました。
鎌倉街道から39号に入ると、すぐに毛呂山町歴史民俗資料館に到着。なんだ、健脚コースと言っても全然余裕じゃないかとばかりに休憩をすることなく先に進むことに。この時は、後半の怒涛の苦しさを知る由もなかったのです。
前日にルートを頭に叩き込んで今回のポタリングに臨みましたが、ルートコースには丁寧に標識がありました。標識のおかげで、迷わずルートを進むことができました。標識のとおりに進んでいくと、次の目的地である箕和田湖の看板が見えてきました。
ここで初めて上りの道の登場。ギアを下げ、ケイデンスをあげて、必死で漕ぐこと数分。
ついに、箕和田湖に到着しました。
本当ならば、もっと近くで写真を撮りたかったのだけど、釣りをされている方々もいたため、ひっそりと撮影することに。道を上り切ったことに満足していたけれど、今振り返ると、ここは坂でもなんでもありませんでした。
途中踏切に差し掛かった時に、何やら石碑を発見。よく見てみると、山根城跡。えっ!お城?と思うほど、全く面影が残っていない石碑でした。
ここから、いよいよヒルクライムです。
当初、見所の順番通りの反時計回りで進もうと思ったけれど、標識が時計回りを指していたため、素直に従うことに(この判断は間違っていませんでした)。
ローズパークを越えると、いよいよ坂道です。進んでも進んでも坂。途中心が折れそうになるも、これを越えさえすれば山場は越える(と勘違いしており)力を振り絞って、足を動かし続けました。なんとか、平坦な箇所に到着し、倒れこみました。
この時、本当に達成感でいっぱいでした。曇りではあるものの、見晴らしもとても綺麗でした。しかしながら、メーターを見ると、残り20km以上もある。。
あれ、おかしいなと疑問に感じたものの深く考えることなく、しばしの下りで足を休めるのでした。
桂木観音。ここに来る前の道がとてつもない傾斜で、漕いでも漕いでも前に進めず、蓄積した太腿の疲労もあってか、転倒しそうになったため、泣く泣く断念。。実は初心者であり、まだビンディングではないのだけれど、むしろフラットペダルでよかったなと思えた体験でした。
余力があったら、お参りする予定だったものの、皆さすがに階段を登る余裕がなく、下からの写真に収めて今回は帰ることに。
実は、帰りの下り坂がなんといっても恐怖でした。疲労で生まれたての子鹿のようにプルプル震える足で、しっかりとバランスを取らなければ、カーブで放り出されてしまうほどでしたが、体重を後ろにかけることを仲間に教えてもらい、目いっぱいブレーキをかけて下ることに。
無事に下ると、柚の木が我々を迎えてくれました。
今回のルート40のコース「ゆず香る歴史の道元気ルート」の名前の由来にもなっている「柚」。毛呂山の特産品のようです。街中にも、「ゆず」の名を冠した美容院やカフェなどがありました。写真は、少し見づらいけれど、この写真の中にも、多くのゆずが隠れています。飲兵衛の私は、ついつい柚サワーを飲みたいなという衝動に駆られてしまいます!
「柚」をあとにし、いよいよ鎌北湖に向かうことに。ここからは平坦であろうと思っていたが、甘かった。
傾斜はそれほどではないものの、鎌北湖までの途中にある道は、なんといっても長い上りでした。桂木観音で瀕死状態の足にとっても効きます。それでも諦めずに、足をつかずに鎌北湖まで到着しました。
ヘロヘロになりながら、鎌北湖へ到着。
ここは見覚えのある場所でした。大学生の頃、家族と車で旅行に来た場所で、懐かしい思いとともに、自転車でそんな遠くまで来たんだという達成感を感じながら湖畔を走るのは、とても気持ち良かったです。このとき、なぜだか勝手にここがゴールなのだと思い込んでいましたが。。
しばらくすると標識が出てきました。標識の指す方向は、山道でした。一体いつまで体を酷使すればいいのかと心が折れかけるも、ランナーズハイならぬ、ローディーズハイのためか、また気力を吹き返すことに。身をもって健脚ロードを実感しました。坂では、S字に走り、少しでも足を止めないような工夫をしながら、少しずつ自転車を前に進めました。恥ずかしながら、最後のほうは、徒歩の人の方が速度が速いのではと思うほどでしたが、ここもなんとか皆の応援もあり一度も降りずに左折の標識のある場所まで上りきることができました。
上りから解放されると宿谷の滝なる看板を見つけました。
私はフラットペダルだったので、自分のみ下って写真をとることに。一人で写真を撮るので、ボトルを使って面白い写真を撮ってみました。仲間にもウケて、力が少しずつ蘇ってきました。
最後は運動場の脇や埼玉平成高の脇を走ってついに完走です!走りがいがあり、達成感と自然を満喫することができとっても楽しいコースでした。
と実はこのあと、川越まで15km、さらにそこから自宅までソロポタと。家に帰ってきたときには、ヘロヘロでしたが、とても気持ちの良い1日を過ごすことができました。
次回は、桂木観音のリベンジですかね?!
TABIRIN【サイクリングファンのための情報サイト】コース紹介
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