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まさかの水上ルート!フェリーを使って行く三偉人探訪サイクリング【ルート6 走行時期:10月上旬40代男性  自転車歴:9年】

更新日:2019年10月15日(火曜日)

【プロフィール】
健康のために始めたロードバイク。最初は近所を走っていましたが、初めて参加した埼玉サイクリングフェスティバルの楽しさに触れ様々なイベントに参加。そして気が付けば9年経ち、今は【目的地を特に決めないちょっと長めなサイクリング】が好きになりました。

【参加のきっかけ】
この企画の事を知ったのはつい先月、ツイッターでたまたま見つけた「#ぐるさい」の文字でした。自分も参加してみようとHPを見てみると対象ルートがたくさん。どれも魅力的でどこにしようか迷います。初めての知らないコースを走りたい気もしますが、紹介するならば近所のよく知っているコースのほうが良く、その他のコースは皆さんの記事を見てから行くほうがイイに決まってる。ということで今回のルートとなりました。

【ルート概要】ルート6 三偉人を巡るルート
埼玉県が誇る3人の偉人ゆかりの地を、主に利根川自転車道を使って巡ります。
推奨ルートはおよそ38kmです。
今回は電車での輪行ケースを想定して、JR児玉駅からスタートし、ゴールはJR熊谷駅というものにしました。

 

ここはJR八高線・児玉駅、今回のルート6スタート地点の最寄り駅です。大宮方面からだと川越線もしくは高崎線からの乗り換えとなり多少アクセスしにくいです。なので無理にここからではなく高崎線本庄駅からスタートというのが現実的でしょう。

今日は天気も良く絶好の自転車日和。最初は三偉人の一人目、塙保己一さんを目指します。

 

しかしその前に是非とも走りたい場所があったので寄り道。

ここは「こだま千本桜」。児玉駅から南下した小山川沿い5kmに渡って桜並木があるサイクリングロード。桜の季節には大変美しい場所になるので機会があれば是非訪れてみてください。またこの近所にはあの有名なガリガリ君の工場もあります。

 

ルート復帰し最初の目的地、塙保己一記念館。

【施設情報】
本庄市児玉町八幡山368番地アスピアこだま内
入館無料 9時~16時30分 月曜休

 

中にはさまざまなものがあり、資料や音声ガイダンスで塙保己一をより深く知ることができます。また展示室の空間がとても洒落た作りになっていたのが印象的でした。

 

 

記念館から3kmほど離れた場所には生家と墓地があります。こちらは展示物ではなく実際に末裔の方が暮らす住居となっているので外観だけを見るに留めておきましょう。

 

次は深谷方面に向かいます。塙保己一生家から少し行くとぐるっと埼玉の看板発見。どうやらこのルート【6 三偉人を巡るルート】は、【85 児玉の原風景を回るルート】と共通区間があるようですね。県内のあちこちで見かけるこの看板、これは見やすくてとてもいいと思います。

ルートの途中で関越自動車道の高架橋をくぐるところがありますが、自転車はここで歩道側に入りましょう。車道でも行けますが、そのまま行くと高速道路から降りてきた車が左側からの合流になります。なので、あらかじめ歩道に入ったほうが安全に走ることが出来ます。

 

坂東大橋が見えてきたら利根川サイクリングロードを走りましょう。

でもその前に少し早めの昼食をとることにします。

 

本庄市老人福祉センターつきみ荘。

先ほどの写真の場所からすぐに見えます。

  

実はこの中にある食堂、一般の人も利用可能でとってもリーズナブルなんです。食堂エリア手前にある大広間ではカラオケ大会などやっており、自慢の歌声なんかも聞こえてきます。

今回チョイスしたのはカレーランチセット、日替わり品のお得なセットらしい。エビフライ入りのカレーにサラダ、タマゴスープ、コーヒーゼリーまで付いて、その値段はなんと500円。すごく得した気分です。
食堂利用時間 11時~15時

 

お昼を食べた後はサイクリングロードを深谷方面に8kmほど走ります。

ほどよい風が吹き最高に気持ちのいいコンディション、でも時々路面にいるバッタを轢かないように注意して走りましょう。

 

上武大橋まで来たらサイクリングロードを降りて南下します。
途中に青淵(せいえん)公園があるので休憩するのもいいでしょう。

トイレ、自販機などあるので水分補給には困らないと思います。

 

青淵公園からすぐ近くにあるのが2番目の目的地「渋沢栄一記念館」。
新紙幣に採用が決まった、いま話題の場所です。

 【施設情報】
埼玉県深谷市下手計1204
入館無料 9時~17時

  

資料館内は撮影禁止なので写真は載せられませんが、様々な資料や展示物があり、じっくり見学すると30~40分ほどかかりそうです。また館内に案内のあった画面右側のようなアプリ。これで渋沢栄一ゆかりの地に関連したデジタルスタンプラリーができます。試しにやってみたらかなりの寄り道になりました。(論語の里:開催期間は2020年の3月末まで)

 

次は妻沼の偉人・荻野吟子さんを訪ねます。
利根川サイクリングロードを刀水橋付近でそれ、やってきたのは妻沼聖天山。縁結びの神様として有名で国宝に指定されたこの場所は外せないでしょう。本堂の歓喜院聖天堂の装飾は見事です。※妻沼は現在の熊谷市の北部

 

これはサイクリング前日に撮った写真ですが、今の期間は境内にある貴惣門と平和の塔へのライトアップが行われています。ピンクリボンライトアップといってピンクの照明を照らされた姿は今しか見られないので興味ある方は行ってみてください。ピンク色に染まった社寺はとても神秘的でした。これは一見の価値ありです。

開催期間:10月1日~10月31日 17時~21時

 

 

話は戻りますが、本当の目的はコレだったりします。「聖天すし」とか言われてる大きいお稲荷さん。

 

有名どころのお店は近隣に3か所あります。お店によりそれぞれ味が濃かったり薄かったり、また海苔巻きの巻き方、詰め方、紅しょうがの切り方など様々。好みはそれぞれでしょうからいろいろ買って食べ比べるのも一興でしょう。お寿司460円。

 

お土産を買ったらルートに復帰します。しかし今回、刀水橋の架かる国道407号からあえて群馬県側に渡ります。国道ですが、この場所は自転車歩行者専用道路が併設されているので安全に渡ることが出来ます。

 

刀水橋を渡る途中で水面にいくつも見えてくる丸太。
わざわざ群馬県側に渡った理由はこれが見たかったからです。
実はこれ昔の橋の橋脚だそうで、当時木造だった橋は今でも橋脚部分だけが撤去されずに残っており当時の面影を垣間見ることが出来ます。

 

そして刀水橋を渡って利根川河口方面に少し行くとこんなのが見えてきます。

写真の〇印で囲んだ部分に注目。これは熊谷駅から妻沼まで通ってた東武熊谷線(通称:妻沼線)という鉄道を群馬県側へ開通させるための橋脚となるはずだったものです。しかし実際には戦争の影響でそれは実現せず、鉄道自体も1983年に廃止となり今では鉄道自体の名残はこれくらいではないかと思われます。

なおこの辺りを地図アプリ等の航空写真で見ると線路用地跡が良く分かります。

現存する西小泉駅から妻沼駅跡地まで見える緑色の敷地。これは現在公園や緑道になっていますが、もとは線路用地だったというのも頷けるでしょう。橋脚跡から利根川を横断する鉄橋が設置され今でも鉄道が残っていればの交通網はかなり変わっていたでしょう。

このように、今もなお昔の建造物が存在するのはなんだか感慨深いですね。

 

河川敷のグライダー滑空場。

あの室屋義秀(むろやよしひで)さんも練習したという場所だ。
この日もたくさんのグライダーが大空を舞っていました。

グライダー滑空場を過ぎて少し先に行くとある赤岩の渡し。群馬県と埼玉県の県道を繋ぐ渡船で利根川で唯一の水上県道になります。県道なのできちんとした道路扱いですから運賃も無料です。表題にもなっている水上ルートとはこのことでした。ちなみに埼玉側では葛和田の渡しとも呼ばれています。

 

乗船するには現場で待機している船頭さんにお願いするだけです。船には自転車や原付なども載せられ、僅か500m足らずですが立派な船旅を味わえますよ。

 

最期の目的地 荻野吟子記念館。

 

【施設情報】
熊谷市俵瀬581番地1
入館無料 9時~17時 月曜休

 

  

日本人初の女医の荻野吟子さんの生涯の記録や数々の展示物があります。
またその生涯を映画化された際の衣装が展示されていたのが印象的でした。
記念館の隣には生誕地記念碑もあります。

 

全ての偉人の探訪が終わりました。

あとは熊谷駅に帰るだけですが、途中にある熊谷スポーツ文化公園に立ち寄って休憩するのもいいでしょう。ラグビーワールドカップ開催会場の一つであるこの場所は、期間中随所に関連装飾が施されていました。

 

あとは3kmほど走って熊谷駅到着となります。
お疲れ様でした。

 

 

【今回の感想】
知っているようで知らなかった三偉人。
「ああ、現代のあのことが実はこの人のおかげだったのか」「実はそんなこともやっていたんだ」などなど、今回このような機会が無ければ知らなかったことがありました。

当初、地元のことなので皆さんにいろいろな情報を発信できればいいとだけ思っていましたが、それだけでなく併せて自分も知識を得ることが出来とても有意義なサイクリングとなりました。

この記事を読んで少しでも気になり、このコースに興味をもっていただければ幸いです。ありがとうございました。

 

 

走行距離 ルート6推奨コース 38km
実走行距離(寄り道含む) 78km
お小遣い 1440円(昼食+お寿司+飲み物+500ml×3本)
走行時間 8時30分~16時