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平林寺

新座・志木 自然や歴史を巡るルート(台風の爪痕残る) 【ルート17 走行時期:11月中旬 50代 ランドナー・ロード歴:7年】

更新日:2019年12月10日(火曜日)

【プロフィール】

ランドナー・ロード歴7年(高校は自転車同好会で競技参加)、32年ブランク後、ロード歴4年


都内の高校時代に自転車サークルで国道254号や国道463号浦和所沢バイパスを通って国道17号で板橋まで戻るのがホームコースでした。懐かしい風景を楽しむ事ができました。現在、栃木県民ですが、実家である所沢とご近所にもかかわらず、ゆっくり散策したことがなかったこのルートで、沢山の出会いや発見がありました。公園や運動場、学校などが多く、老若男女問わずポジティブにスポーツを楽しんでいる姿が印象的でした。自転車は身近な移動手段で、その中に混ぜてもらったような感じがしました。新座、朝霞、志木では、市内を流れる川という場で、読書や散歩、ジョギングをしたり、小さい子供たちの遊び場になり、市民の憩いの場でした。夕日で長い影を引きながら、黒目川沿いの長いダートを走っていて、「街の誇り」の場に誘われて来たように感じました。平林寺や野火止用水は小学校のころ訪れたと思うのですが、宅地開発が進んだ今、緑のオアシスとしての価値が高まっていると感じます。凛とした空気でついつい長居してしまいました。旧高橋家住宅は、小川町の吉田家住宅と同じ時代に建てられたそうですが、中規模農家の佇まいが環境ごと残っているのは貴重だと思います。閉館時間直前にもかかわらず管理されている方と話し込んでしまいました。ポイントごとの魅力についつい休憩が長くなり、志木に向かうときは日没を迎え、新河岸川沿いの道が一部工事中で迷ったりして、最後は駆け抜けるだけになってしまいました。とても充実した一日を過ごせました。街路樹も色づき始め、走行中も楽しませてくれました。人の手により、きちんと管理された自然の中で、思い思いの場所で自分の時間を楽しんでいる、そんな街の雰囲気を感じました。

1起点
このコースの起点です。荒川の西側に看板がありました。近くのコインパーキングに車を止めてきました。朝は冷え込んだのですが、空は快晴でサイクリストを多く見かけました。

2起点  

このルートのコースマップです。新座、朝霞、志木の自然や歴史を巡るルートという事で、市街地を縫うように進み、見所も多いので、フラットペダルに運動靴で回ることにしました。お寺や施設にも入りやすいし、長く続く坂道もないので、正解だったと思います。

3荒川 

コース起点を探しながら、荒川の上にかかる羽倉橋を渡りました。下方に秋ヶ瀬公園を走るローダーも少しずつ見かけました。洪水の被害から平時の状態に早く戻れるよう祈っています。

4うらとこ

走り出して気持ちよく進んでいると、浦和所沢バイパス沿いの街路樹がとても立派に成長し、紅葉が始まっているのが目にとまりました。道の対向車側は高校時代の街道練習ルートで懐かしい面影がありました。交通量は多く注意が必要ですが舗装も良く、走りやすかったです。

 5うらとこ 

OlympicとAlpenの店舗ビルの間に中野ふれあい公園があり、左折してすぐ近くに見える柳瀬川の堤防のほうに進みます。

ふれあい橋

車道を離れ、堤防を登っていくと、柳瀬川にかかるふれあい橋です。通学途中の学生さんがひっきりなしに通っていました。橋の下では子供たちが水辺で遊んでいます。映画の一コマのような風景で、訪れたのは初めてですが懐かしいような感じがします。

ふれあい橋 

橋の上からの眺めが良く、自転車と歩行者のための橋なので安心して景色を楽しめます。急いでいる下校の生徒に気を付けて進んでいきます。

浄水場 

東北通りを右に曲がり、凸版印刷に向かって歩道の広い道を走っていくと、なにやら背の高い円筒形建物が見えてきます。これが野火止浄水場です。車道は道幅が広く走りやすいですが、歩道を走るお姉さまたちも結構なスピードで飛ばしています。対向車だけでなく、同方向の自転車も注意していきます。

野火止 

浄水場から凸版印刷を超えて、繁華街を少し走ると、野火止用水公園に到着。水路に沿ってできた公園で、ベンチも多く井戸端会議をしながら子供たちが安心して遊べる環境。すぐ近くはマルシェを開催していました。

野火止  

野火止用水公園と、野火止公園とをつなぐ橋があり、国道254号を跨いでいます。254号も街道練習コースだったのですが、この橋も昔からあったように感じます。254号の風景を写真に撮りました。

平林寺 

野火止用水。堀の下に今もさらさらと水が流れていました。あたりは広葉樹の林が残されていて、野鳥の鳴き声が響きます。川沿いの歩道は自転車通行ができないので、しばらく押しながら森林浴を楽しみました。

 

野火止用水から、新座市役所に向かって進み、右折するとすぐに平林寺の立派な総門が目に入ってきました。立派な茅葺屋根が目印の総門です。駐輪場は総門を通り過ぎ、十字路を右折した右側にあります。サイクルラック等はないですが、金網に立てかけさせていただきワイヤーロックしていきました。

平林寺

500円払い、中に入る(入山する)と落ち葉などが丁寧に掃き掃除されていて、とてもとても綺麗。臨済宗の禅寺で、境内全域が修行道場たる所以だと思う。不思議に中の空気が澄んでいる感じがした。

平林寺 
華美ではないけれど、とても風情ある山門。

平林寺

おばあちゃんが、一緒にきていた孫にぜひ写真をとってお母さんに見せなさいと語っていた看板。ありがとう、すみません、どうぞ、この3つの言葉で明るい生活ができる、との事。禅寺の中に書かれていると、普段読み飛ばしてしまうものが染み入ってくる。

平林寺 
もみじ山は少し色づいていた。あと1、2週間後が見ごろだろうか。ほかにも境内林や廟(びょう)など見所は多いのだが、後ろ髪ひかれつつ先を急ぐ。

妙音沢 

関越自動車道まで南下し、右折すると快調に黒目川まで下り、一転登り始めると右側に何やら公園らしいものが見えてくる。黒目川を渡る橋の脇から細い道を入っていくと妙音沢に着いた。台地の地下水面が断崖斜面のこの地に現れる事で湧き水が現れるようで、かなりの水量があって驚いた。

妙音沢 

木道をつたっていくと、湧き出ている箇所を見ることができる。

自衛隊
妙音沢から坂を上っていくと、陸上自衛隊朝霞駐屯地前の真っ直ぐな道に出る。街路樹がここも綺麗。

お楽しみ

国道254号を渡って朝霞の市街に向かい走りやすい道を進む。中央公園を通過し、朝霞郵便局を左折すると、朝霞の森が左手に見える。米軍基地の跡地でバーベキューなども楽しめる場所になっている。テントを張ったりして思い思いのアウトドアを楽しんでいた。朝霞の森を超えて右折し、城山通りを北上。消防署前の信号で右折して100mくらい入り左手にお目当てのパティスリーパスティーユがあった。予めネット検索していたお店の中でも、ここだけは行ってみたいと思っていたお店だ。店内にはテーブルなどはないが、外に椅子があり、そちらでいただいても良いというのでお言葉に甘えた。変なおじさんだと思われるかと躊躇はあったが、食事なしで走り続けていたので、ディスプレイを見た瞬間とても美味しそうで、食べたい気持ちが羞恥心を大きく上回ってしまった。お店の方はとても優しかった。

お楽しみ
一番人気のイチゴショートのスペシャルをいただいた。生クリームも甘味控えめでイチゴは味が濃くて、甘味だけでなくジューシーな酸味も感じられ、大人が食べてもとても満足できる味。上に載っているものだけでなく、スポンジの間の層に入っているイチゴすら、ボリュームたっぷりで食べ応え十分。実は2ブロックぐらい先まで行き過ぎてしまってから戻ったのだが、大正解でした。ブログに載せる了解も得られたので、ご紹介まで。

博物館 

おなかを満たしたところで、先を急ぐ。城山通りを北上し、東武東上線を超えてガストの交差点を左折。カーブを下りきった左側に博物館があった。ここは土器などの展示がありそうで、興味あるが先を急ぐため今日はパス。

ガストの道まで戻る。

 

黒目川
城山通りを進み、城山公園を右手に見ながらパスすると、黒目川が見えてきた。この土手沿いに細い道がある。橋のたもとから道に入り、黒目川を登っていく。夕日が黒目川に反射してとても綺麗。ずんずん進んでいき、桜堤に到着。

黒目川 
サギが飛び立つところ。

黒目川
橋を渡って、川の対岸の道を今度は下っていく。菊が綺麗。

黒目川 

桜の木がたくさんあり、春はとても綺麗だろうなあ。散歩や自転車など、この道沿いで思い思いの時間を過ごしている感じがした。

黒目川 

途中道路を横切るが、アンダーパスが用意されているため、車道を渡る気遣いはいらないのがうれしい。

高橋家

城山通の反対側まで黒目川を下り、右折して激坂をあえいで登るとしばらくして旧高橋家住宅が見えてきた。閉館20分前だが、快く入れていただけた。

高橋家

この地方に環境を含めて民家が残っているのが珍しく、国指定の重要文化財となっている。江戸時代の一般的な農家の佇まいで、小川町の吉田家住宅とほぼ同じ時期で同じような形式の家とのこと。今も現役の釜で翌日の収穫祭は150人ほどの煮物を作るとのこと。まだ堂々の現役です。素晴らしい。

高橋家  
この板の間を、寝食ともに使っていた様子。

高橋家 
農地や薪をとるための雑木林もあり、住みやすそうなところ。高台にあるので水はどうかと思ったが、湧き水のたまり場がこのすぐ下にあったらしく、便の良い立地で代々住まわれて来たのではないかと話してくれた。気が付くと閉館時間直前まで、たくさん教えていただいた。

そうこうしているうちに、日没を迎え急いで志木に向かった。

新河岸川沿いの道に入りしばらく走ったが、アジサイロードに入ってすぐに、工事中で迂回を余儀なくされた。団子屋さんから、本町1丁目に出た。すでに真っ暗で、そのあとは志木市街から、ゴールに向けて何とか走り切り終了した。

まさにタイトル通り自然や歴史をめぐるルートであり、川の近くに人が集まる空間がある事が魅力的だと思った。そんなに長い距離ではないけれど、見ごたえがたっぷり詰まった、充実感のある一日だった。


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