• SPECIAL CONTENTS スペシャルコンテンツ
  • WORLD of SAITAMA じてんしゃ王国「埼玉」特集
  • POTAGIRL'S BLOG ポタガールBLOG
  • CYCLE NEWS サイクルニュース
  • ABOUT US ポタ日和とは

トップページ > SPECIAL CONTENTS スペシャルコンテンツ > 「ぐるっと走ろう!じてんしゃ王国埼玉」ルートブログ(県北エリア) > 江戸川・利根川をひたすら100キロ【ルート1 走行時期:11月上旬 60代男性  クロスバイク歴:1年】

ここから本文です。

SPECIAL CONTENTS スペシャルコンテンツ

4江戸川

江戸川・利根川をひたすら100キロ【ルート1 走行時期:11月上旬 60代男性  クロスバイク歴:1年】

更新日:2019年12月10日(火曜日)

1年ほど前に、生まれ育った埼玉に35年ぶりに単身赴任で戻ってきた還暦男性です。休日に何をしようかと考えて、近所の自転車屋さんが「初心者でも大丈夫」と薦めてくれたクロスバイクを昨年10月に買いました。その後は、すっかり埼玉のサイクリングにはまっています。

普段は週末に荒川、見沼代用水あたりを中心に走っていますが、今回はこの秋から始めた「輪行」で、江戸川、利根川を走ってみました。「日本一長いサイクリングロード」の完走は1日ではちょっと難しそうですが、今回はそのうちの埼玉県部分100キロ余りに挑戦してみました。

1輪行 

もっと早起きしようと思ったものの、土曜朝の起床は午前6時半。朝食の後、7時半過ぎに家を出発して、JR東浦和駅前の広場で自転車の「解体ショー」です。電車に運び込むために前後の車輪を外して袋詰めするのですが、これが何回やっても上手になりません。20分以上もかかってしまいました。

2北松戸

袋詰めした自転車を肩で担いでJR武蔵野線を東へ。常磐線に乗り換えて北松戸駅で降車し、今度は駅の自転車置き場で組み立て作業です。その駅前から走り始めましたが、出発時刻は9時20分になってしまいました。果たして日が暮れるまでに、埼玉県の最北地点までたどり着けるでしょうか。

3上葛飾橋 
松戸から上葛飾橋を渡って埼玉県に戻りました。

4江戸川

江戸川堤防に登ると一気に360度の展望が開けます。舗装もよく、道幅も余裕があるので、高速のロードバイクがびゅんびゅんと走っていきます。私も負けずにスピードを上げますが、弱風ながらも北向きの向かい風。ペダルをしっかり踏みしめます。

5松伏休憩所

長い距離を走る時に心配なのはトイレですよね。特にこれからの寒い季節は、どうしても頻度が高くなります。川沿いのコースは、コンビニが近くに見つからないことも多いですし、早めに済ませておくことが大事。そろそろかなと思っていたら、松伏休憩所がコース脇にありました。飲み物の自販機や、なんと空気ポンプも置いてありました。そして一番大事なことですが、とても清潔!。

6龍Q館

先は長いしドンドン走って行かないと、と思った矢先に何やら大きな建物に遭遇。いや~な予感がしましたが、ここはあの「防災地下神殿」で有名な首都圏外郭放水路の庄和排水機場ではないですか。自転車を止めてのぞいてみると、中は「龍Q館」という資料展示施設があって見学可能です。

7内部 

こういう展示に遭遇すると、もう抵抗できません。ウワサでは聞いていたのですが、このあたりの埼玉県東部には地下50メートル、全長6.3キロの地下トンネルが掘られていて、大雨が降ると洪水を防ぐために中川、古利根川などの水を江戸川に流しているんですね。10月の台風19号の際にも、このトンネルが稼働し、「神殿」も水で満たされたそうです。ただ見学にはネット事前予約が必要だそうです。次に来るときは、是非とも予約して神殿の中に入りたいです。

おっと、時計を見ると11時40分。なんと30分以上も見学に費やしてしまいました。案内のお嬢さんに撮影をお願いし、また出発です。ちなみに、治水施設に全然関心ない人でも、ここはトイレもあるし、休憩ポイントとしても使えます。

8関宿 

正午をすぎてしまいましたが、ようやく利根川と江戸川の分岐点、関宿水門にたどりつきました(「せきやど」と読むと初めて知りました)。台風19号の増水で、水門もかなり冠水したそうですが、しっかり元通りに稼働しています。地図で見ると、このあたりは茨城県、千葉県と複雑に入り組んでいて、休憩所は茨城県五霞町にありました。

9関宿 

本当は、この先に見えた関宿城も訪ねたかったのですが、陽が短いこの季節は時間がありません。遠くから写真を撮るだけ。

10栗橋 

やっと栗橋に到着しましたが、この付近は現在、利根川の堤防強化工事が行われていて、自転車は利根川堤防を離れて栗橋の市街地を迂回します。こんな標識があちこちに出ていて、道を間違えるはずはない…のですがやっぱり一カ所、少し迷ってしまいました。

11加須未来館 

さあ急がないと。栗橋から少し走るとこんな建物がありました。加須未来館だそうです。裏手にサイクリングセンターがあって休憩できるようですが、時間がないのでパス。

12利根大堰 

その代わりに、次の休憩ポイント「道の駅はにゅう」でパンと飲み物でささっと昼食を済ませました。食堂もあってゆっくり食べることもできるのですが、もう午後2時で残り40キロあります。日没までにはJR神保原駅に到着したいので、写真も撮らないで出発です。向こうに利根大堰が見えてきました。ここで堰き止めた水は、戦後作った武蔵水路を通って荒川に流れ込み、秋ヶ瀬で取水して埼玉県、東京都の上水道に使われると小学校の時に習いました。台風19号では被害も出ましたが、川の恵みも受けている私たちです。

13深谷ねぎ 

この後は利根川堤防上のサイクリングロードをひたすら西に走ります。幸い風向きが追い風に変わってきて、ペースも上がってきました。さすがにこの辺りに来ると、走る自転車が少なくなってきて、すれ違うこともまれです。熊谷市域を過ぎると、こんな畑を多く見かけるようになりました。「深谷ネギ」ですね。朝から走りっぱなしでお腹も空いてきて、「帰ったらネギをたっぷり入れたすき焼きが食べた~い」などと思いつつペダルを漕ぎます。

14ゴール 

ということで、最後の40キロほどは、右側に赤城山や榛名山を眺めながら、ひたすら日没前のゴールを目指して走りました。なんとか太陽が西の空に沈む前、4時ごろに埼玉県最北端に近いこの場所で「利根川サイクリングコース」を終わりにしました。

15記録 

あとは神保原駅まで数キロを走って、解体・袋詰めしてJR高崎線で帰宅しました。全走行距離は119.3キロ。スマホのアプリで、地図に埼玉県の形を少し描くことができたのが嬉しいです。

普段あまり乗っていない人にはちょっとキツい距離かもしれませんが、全区間で舗装は完璧ですし、休憩ポイントも多く、思いっ切り自転車を走らせたい人には最高のコースです。これからの季節は北西の風が強まるので、逆に北から走り始めて江戸川を南下する方が楽かもしれません。この日、最初は北からの向かい風、午後は東からの追い風でしたが、微風なので快適に走れました。


TABIRIN【サイクリングファンのための情報サイト】コース紹介
https://tabi-rin.com/archives/course/25086