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集合1

桶川・田園と歴史を再発見するコース(定例会編)ACL俱楽部【ルート30・31 走行時期:9月上旬 70代女性】

更新日:2019年10月17日(木曜日)

【プロフィール】
我が【ACL倶楽部】は、上尾市西保健センターが実施する健康増進事業のアッピーサイクリングライフ講座の修了生の有志が、サイクリングを通して、生活習慣病の予防と健康寿命の延伸を図ることを目的に活動する同好会です。

発足して5年目になります。

毎月第3火曜日を定例会と定め、サイクリングの他、健康維持・増進に関する座学、自転車のメンテナンス、交通規則、調理実習などを学んでいます。 


9月17日9時、桶川駅西口公園入口に集合。今日は、ロードバイク5台、ママチャリ11台、計16人で、3グループに分かれて走ります。試走の時とは打って変って良いお天気で、暑くなりそうです。

集合1

9月3日の試走を踏まえて、午前中「31 桶川・田園と川のルート」を先に、周辺から駅前に向かって走り、お昼は2班に分かれ、桶川駅東口で田舎うどんを頂きます。

先ずは、稲荷神社から。

近郷の氏子や崇敬者により、鎮守として祀られています。かつて、この地は芝川の水源地帯で、湧水が中山道を横切ってこの付近を流れ、一帯は豊かな杜が広がっていました。市街地に鎮座するにもかかわらず、鎮守の杜には大きなご神木がそびえ、とても広い境内を持ち、明るく且つ清々しい神社です。本殿、幣殿、拝殿、手水舎、神楽殿、社務所のほか、八雲社、雷電社、琴平社、阿夫利社が祀られています。

稲荷2

また、江戸時代から紅花の特産地であったこの地の鎮守に相応しく、紅花商人寄進の大きな安政石灯籠の奉納も見られます。

かつての桶川宿の繁栄を偲ばせる文化財なども大切に守られています。

また境内には、嘉永5年に岩槻の三ノ宮鵜之助が持ち上げたという日本一の「大盤石」があり、とても人間業とは思えない大きさに仰天しました。

べに花ふるさと館は、古民家を修復した広々とした立派な建物です。定休日は、月曜日(月曜日が祝日の場合、翌火曜日)なのでご用心。よって、この日はお休みでした。

グリコ3

加納天満宮へは、グリコふれあい通りを北上するルートをとりました。とてもきれいに整備された新しい道路です。その名の通り、グリコピア・イースト(埼玉)の前を通ります。目の前の田圃では、もう稲刈りが始まっていました。いよいよ秋ですねぇ・・・。

道なりに、光照寺(コウヤマキ)、を目指します。

光照寺には、樹齢約500年のコウヤマキという大木があります。落雷により枯れた枝を切断し亜鉛版で覆ってありますが、今なお緑の葉を茂らせている姿に元気を頂きました。

コウヤマキは、マキとはいうもののマキ科の植物ではなく、日本特産の常緑喬木のスギ科の植物です。特に和歌山県の高野山に多く生えていることに由来するそうです。

後谷公園は後谷遺跡の跡地です。漆塗りの櫛など、多数の貴重な土器や石器、装身具などが出土し、国の重要文化財に指定されています。現在公園内には解説板があるのみで、出土品は桶川市歴史民俗資料館などに展示されています。

神社4

赤堀川まで。交通量はあまり多くはないと思われます。

川沿いを、右折。多気比売神社に参拝。

安寧天皇の時代(紀元前567年 - 紀元前510年)に創建されたと伝えられています。桶川市内で最古の神社です。祭神は「豊葦建姫命」で、地元では、「ひめみやさま」と親しまれ、古くから安産の神様として多くの信仰を集めて来ました。

鳥居の脇にそびえる大シイは、樹齢は約600年と推定され、市の天然記念物に指定されたご神木です。5月末頃には黄色い房状の花が咲き、9月にはドングリに似た小さなシイの実が熟します。

赤堀川の対岸には、桜並木が続いています。お花見には最適な穴場でしょう。

そのまま道なりに進み、上越新幹線の下をくぐると、備前堤の碑が建っています。

江戸時代の関東郡代、伊奈備前守忠次が、赤堀川を幅4m高さ3m、長さ600mの堤を築いて締切り、その流れを元荒川に直角に落としたものだそうです。

この堤の完成によって下流の伊奈、蓮田方面の村は洪水の害をまぬがれるようになったと言います。

県道311号から明星院に向かいます。この道は、交通量が多いので、要注意です。

室町時代のはじめに隆尊上人によって開かれ、五大山興願寺と称しました。1591年(天正19年)には徳川家康より朱印地10石を寄進されています。

カヤ5

明星院には戦国時代から江戸時代に活躍した太田氏、北条氏、徳川氏に関する古文書等(徳川家康の寺領寄進の朱印状、金蒔絵行厨、金屏風等)が残されていると言われています。

本堂裏には「明星の井戸」があり、明星院の名前は、この井戸に由来するそうです。また、高さ約31m、推定樹齢600年の大きなカヤの樹があり、「倉田の大カヤ」(埼玉県指定天然記念物)と呼ばれ、隆尊上人が修行中に挿し木したものであると寺では伝えられているそうです。

子どもわんぱく村に到着です。園内は、雑木林に囲まれた、アスレチック遊具やコンビネーション遊具、滑り台、ターザンロープ、スライダーなど子供達が楽しめる様々な遊具が揃っています。その他にも自由広場や多目的広場もあり、家族連れでピクニックや体を動かして一日中楽しめる公園です。

県道12号に出て、中山道に戻り、昼食を摂ります。

1班は、桶川駅前交差点にある「手打ちうどんいしづか」で期間限定メニュー「夏野菜の揚げ浸しうどん」880円を頂きました。

うどん6 うどん6-1

うどんは、噛みごたえがあり、もっちりしていました。夏野菜は、南瓜・蓮根・ヤングコーン・オクラ・茄子・パプリカ・水菜・万能ネギ・大根おろし・鰹節と具沢山でした。めん汁をかけて頂くのですが、かけ過ぎないように気をつけましょう。とても美味しく頂きました。

別の班は、中山道宿場館・桶川観光協会の隣の「手打ちうどんまつや」で、「もりうどんプラス天麩羅」630円、「カレー南ばんうどん」750円、「肉汁うどん(つけ麺)」700円を戴きました。

うどん7 カレーうどん8

天ぷらうどん つけめん8

メニューにはありませんが、80円追加でもりうどんに天麩羅を付けて頂けます。

うどんは太目で堅く、噛みごたえがありました。手打ちと言うことで、不揃いなのも愛嬌かと・・・。

もりうどんのつけ汁には、煮た鶏肉と葱が入っています。一人暮らしのメンバーは、一人になってから、カレーは滅多に作らないからと、カレーうどんを注文していました。カレーそのものが美味しいと言っていました。肉汁うどんは、温かい、大きめの豚バラ肉が5枚も入った汁に付けて頂きます。美味しゅうございました。

中山道沿いの、江戸時代を彷彿とさせる宿場町の跡地です。あまり大きな宿場ではなかったようですが、周辺で生産される農産物の集散地として賑わっていたようで、特に「桶川臙脂(えんじ)」と呼ばれた紅花は最上地方に次ぐ大生産地で、桶川宿に多くの富と文化をもたらしていたと伝えられています。

中山道9 

中山道宿場館では、桶川市の宿場情報や市内の史跡・観光情報のご案内は勿論、中山道の諸々、埼玉県内の宿場紹介、旅の貴重な情報やこんな事、あんな事、旅の土産話、なんでもお話し下さい。とのことです。

中山道9-2 版画10

館内には、近隣の情報がところ狭しと並べられています。

また、版画「第七 岐阻街道桶川宿曠原の景」の三色摺りの体験ができます。

はんだ10 はんだ10-2 はんが10

武村旅館は、江戸時代の旅籠の姿を今にとどめ、間取りが今なお残されています。国の登録有形文化財に指定されています。この建物だけを見ていると、タイムスリップしたような不思議な感覚になります。

 島村家11 shimamura

道路を隔てて300m位の、ちょっと分かりにくい所ですが、島村家住宅土蔵が有ります。天保七年(1836)に建立された県内でも珍しい三階建ての蔵で、国の登録有形文化財に指定されています。天保の大飢饉にあえぐ人々に仕事を与え、その報酬により多くの人々が餓えから救われたため、「お助け蔵」ともいわれています。毎月第一土曜の午後1時~4時まで、一般公開され、江戸時代の生活用具が展示されています。太い梁や渋沢栄一謹書の勅語、享保雛人形などを見ることができます。見学料は、100円です。

くまの12

ここからは「30 桶川・田園と歴史を再発見するコース」です。
県道川越栗橋線(12号)を西に向かい、滝の宮交差点を左折。熊の神社古墳へ

熊野12-2 くまの神社13

桶川市は原始古代の遺跡の宝庫として知られています。とくに、川田谷地区の熊野神社古墳は、埼玉古墳群より約1世紀前に築かれ、県内における古墳時代の始まりを物語る古墳として注目されてきました。

富士見ホタル親水公園は、桜、紫陽花、藤の花の咲く頃は、きっと見事なのでしょう。7月にはホタルの鑑賞会が開催されるそうですよ。

次は泉福寺。何時も荒川サイクリング道路を走る時には通りすぎているのですが、じっくり拝観したのは初めてです。

  

馬頭13 馬頭13-2

ここに安置される仁王像は石造で、埼玉県内でもとても珍しいものだそうで、近隣の村々(桶川、北本、上尾、川島、吉見、東松山、川越、岩槻)の奉加のもと造立されたそうです。

馬頭観音は馬が草を食べるように煩悩を食べ尽くし災難を取り除くとされているようです。家畜の安全と健康を祈り、旅の道中を守る観音様として信仰されました。昔は武家や農民にとって、馬は生活の一部となっており、馬を供養する仏としても信仰されたそうです。

 へいしゃ14

イメージ15

桶川市の旧若宮寮(旧熊谷陸軍飛行学校桶川分教場)跡地 整備基本計画書より

熊谷陸軍飛行学校桶川分教場は、1937(昭和12)年6月に荒川沿いに開校し、荒川河川敷を滑走路として用いて、少年飛行兵や学徒出陣の特別操縦見習い士官など、延べ1,500~1,600人の航空兵を訓練しました。

戦争末期には、特別攻撃隊(特攻隊)の訓練基地となり、1945(昭和20)年4月には特攻隊員12人を鹿児島県の知覧特攻基地へ送り出しました。

戦後は、海外からの引揚者等のための寮(通称:若宮寮)となり、1956(昭和31)年頃には64世帯、300人程度が暮らしていましたが、2007(平成19)年3月に最後の入居者が転出し、寮としての役目を終えています。

若宮16

当時の雰囲気を残した貴重な建物です。この跡地を保存し、飛行学校を語り継いで行こうとする運動が起こりました。

旧若宮寮(旧熊谷陸軍飛行学校桶川分教場建物)跡地は、復原整備工事を実施のため、令和2年3月16日まで閉鎖されています。

原山古墳群ではもう蝉しぐれは聞かれませんでした。2週間で確実に秋が近づいています。

歴史民俗資料館では、桶川の歴史や、生活文化が学べます。体験学習室も設置されていて、食文化や民族芸能、年中行事など興味は尽きません。

展示室では、縄文時代の漆工芸品を含む後谷遺跡の出土品(国指定重要文化財)、埼玉県を代表する歴史民俗資料館前期古墳である熊野神社古墳出土品(国指定重要文化財―複製)、近世の桶川宿を特徴づけるものとして「桶川臙脂」として知られた紅花の資料、宿場の人々の生活舞台である桶川宿の模型をご覧いただけます。

資料館17

城山公園は鎌倉時代の平山城「三ツ木城」の城跡横に造園された公園です。城址公園と言う方もいます。「三ツ木城」は、太田氏岩槻城の支城のひとつと言われています。

城山公園18

現在の城址はこんもりとした樹木に覆われ、小高い丘となっていて少しはお堀らしきものが見られる程度です。