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歴史文化遺産をレンタサイクルで巡る「熊谷南部荒川ふれあいルート」【ルート75 走行時期:9月中旬 60代男性】

更新日:2019年10月17日(木曜日)

【プロフィール】
今年4月にクロスバイクを購入し、ポタリングに取り組み開始。それまで2年ほどミニサイクル(20インチサイズ6段変速)で通勤遠回り経路を楽しんでいました。
趣味は、SCツアーとウォーキング 。


#ぐるさい「75 熊谷南部荒川ふれあいルート」ポタリング楽しみました‼

レンタサイクルで「#ぐるさい」

ルート全体が熊谷駅から荒川を渡った西側エリアであることから、熊谷駅からレンタサイクルを利用してできないか、レンタル店を探しました。ネット検索で「サイクルシティKATO 八木橋百貨店」を見つけ、そのレンタル車がクロスバイクとのことから即決予約をして準備が完了しました。レンタルの場所は、熊谷市老舗デパート八木橋店の店内にありレンタル受付時間が開店の10時からですが、熊谷駅から徒歩15分位の場所にあり、電車を利用して最寄りまでいけるという最適なポタリング計画は決定しました。

出発1

このルートのスタート地点は、八木橋店の国道17号の「本石二丁目」交差点から国道407号線を荒川方面へ高崎線の陸橋を超え、荒川に架かる荒川大橋を渡った地点、信号のある交差点です。そして、荒川右岸を上流に向かって、周回コース左回りでの出発点です。

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No.75「熊谷南部荒川ふれあいルート」左回りコーススタート

ここからは、荒川右岸の堤防の上を舗装整備された幅に余裕のあるサイクル&歩行者専用道路となっており、秩父や浅間山、赤城山の連山を眺めながら快適に気持ちの良いサイクリングができました。あまりにも気持ちよかったせいか、一気に約5kmを駆け抜けてしましました。

平山家住宅

この荒川右岸の途中に平山家住宅があります。中世の館跡に建てられた平山家住宅は江戸中期の建築で、県内の農家住宅としては県内最大規模を誇り、関東でも有数の農家住宅として、国重要文化財に指定されています。屋敷の周りには堀や土塁が残っています。建物は、桁行9間(東西方向17.4m)・梁行6間(南北方向11.9m)の入母屋造りであり、茅葺の屋根を持つ平屋建てです。吹き抜けの天井となる土間は40畳の広さがあり、そこにはカマドが築かれています。

鹿島古墳群

サイクリング道路を過ぎた先は、道幅も狭くなり砂利道の区間もありますが、目の前に鹿島古墳群に到着です。荒川に沿って約1,200m、幅約300mの範囲に100基以上ある荒川右岸最大の古墳群です。ほとんど「円墳」で構成されていますが鹿島73号墳のみ「方墳」です。西側の台支群、中央の鹿島支群、東側の枚方支群に分かれています。唯一の「方墳」である鹿島73号墳を見つけるのは今後の楽しみにします。

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この先は、左岸側の国道140号と荒川の反対側の右岸を並行している県道81号熊谷寄居線の車道と歩道を走行して畠山重忠史跡公園を目指します。

畠山重忠史跡公園

公園には、重忠とその家臣の墓といわれる五輪塔数基、他に伝重忠産湯の井戸、そして重忠公の銅像などがある、静かな公園である。秩父鉄道竹川駅から4km(約10分)に位置する。銅像は全国の中でも指折りに入るほど、格好良い銅像です。さらに駐車スペースもあり、東屋にはベンチといすが配備され休憩も最適、トイレも完備されています。地域の皆様の愛着が行き届いている史跡公園です。耳寄り情報として、銅像は1988年建立されその100年後に開封されるタイムカプセルがあります。2088年が待ち遠しい⁉

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六堰頭首工

次に、荒川に向かって見えてくるのが、六堰頭首工(荒川の眺望)です。この歴史は古く、徳川家康の江戸穀倉開発によって、ここから約5kmの間に「奈良堰」から左岸下流に向かって「玉井堰」、「大麻生堰」、「成田堰」、右岸に「御正堰」、「吉見堰」の六つの堰が作られました。これら六つの堰から取水される用水は総称して「大里用水」と呼ばれています。

堰

洪水により堰が流され、日照りにより水争いに悩まされながら、これらの問題を解消するため六つの堰を統合した「六堰頭首工」が造られたのです。現在の姿は、平成27年3月に完成した真新しい姿です。堰に並行して道路が通っていて、向かって走る前方に見える管理棟の連続する屋根が並んで見える姿は、テラスハウスのように見えます。

永田駅

六堰頭首工の最寄り駅「永田駅」は、秩父鉄道秩父線の深谷市永田にあり1913年(大正2年)開業した駅です。待合室のある無人の駅舎があり、駅構造は地上式です。ホーム内にトイレがありました。緊急の生理現象時は利用場所の候補地にできます。

自転車5

永田駅からは、六堰頭首工と畠山重忠史跡公園を逆行して農林公園方面に向かいます。荒川に架かる「重忠橋」(六堰頭首工に平行)を渡り、寄居警察署本畠駐在所の十字路を荒川と反対方向に右折して農林公園を目指しますが、この区間は河岸段丘のような地形の上り坂を登ります。坂路を登り切った地点の左側が埼玉県農林公園で、右側に川本サングリーンパークです。

埼玉県農林公園

埼玉県農林公園は、利用者が農村文化に触れ、農林業を体験することができる施設・公園です。敷地が広大で園内には、四季折々の花、植木、野菜などが植えられています。広い敷地で走り回るもよし、いろいろな楽しみ方で一日を過ごすことができます。園内ショップ、手打ちうどん、石釜ピザ、ジェラート工房等があります。ピザは深谷ねぎのネギピザもあるようです。是非食べてみたいものの一つに加えます。また、食後やおやつタイムにはジェラートも最適です。

6 碑

田舎のカフェおにっ子ハウス

農林公園正門から南門方向へ左折して、次の目的地「文珠寺」へ向かいます。その途中に右側の県立循環器・呼吸器病センターを通り過ぎた左側に、地域福祉活動グループが運営するおにの家、「田舎のカフェおにっ子ハウス」がありました。手作り味噌、地卵などの直売と軽食コーナー併設で日替わりランチも人気のようです。昼食後でしたので、直売品のドリンクを各自一口賞味してきました。日替わりランチは次回のランチタイムに味わう楽しみとします。

卵 卵2 ドレッシング

ドリンクで気分を一新して約半分のコースへレッツゴー、まずは文珠寺です。

文珠寺

文珠寺は、「京都の切戸(天橋立)文殊」、「山形の亀岡文珠」と並ぶ日本の三体文殊菩薩のひとつ、熊谷市野原の文殊さま、知恵の文珠寺で知られています。「三人寄れば文殊の知恵」のことわざのとおり、文殊菩薩は知恵をつかさどる仏さま、遥か昔から学業成就の願いを求め、県内はもとより県外からも多くの人が訪れています。

文殊

さていよいよ終盤、文殊菩薩さまより鋭気をもらいゴールを目指して出発です。

滑川町エコミュージアムセンター

文珠寺から国営武蔵丘陵森林公園の西側道路、県道173号ときがわ熊谷線を南下して、滑川町役場などがある滑川町エコミュージアムセンターへ向かいます。県道の歩道をはじめ高低差約10メートルを登り、登ったらその後は緩やかな下りを軽快に、森林公園の西口、中央口交差点を通り越し南口交差点をUターンするようにエコミュージアムに到着です。このミュージアムは、国の天然記念物であるミヤコタナゴを人工繁殖、生態などが詳しくわかります。また、滑川町内に生息する魚など飼育・展示しています。見学・観察はじっくりとできる機会の楽しみにしましょう。

根岸家長屋門

南下してきた県道173号を北上、県道307号福田鴻巣線を右折し森林公園中央口を通り東方向にある根岸家長屋門に向かいます。ここの区間も武蔵丘陵森林公園のエリアとあって、登り下りを繰り返しながらの終盤の頑張りがいがあり、励ましあいながら達成感も味わえる区間になったと思います。国道407号線の交差点を越した先の左手に根岸家長屋門があります。長屋門の規模は、幅13間、奥行き3間、屋根棟高10メートルを誇ります。正面左側は剣術道場の「振武所」として使われ、右側は当時の番頭たちの帳場に使われた部屋が設けられています。建設は江戸時代、寛政年間の頃と伝えられており、敷地の広さは1,600坪にも及び、土蔵5棟、酒蔵1棟があり、更に庭には私塾の三余堂が建てられていた事が屋敷見取り図にあります。当時の根岸家はこの地域の名主を務める豪農であり、修復しその面影が取り戻されていました。

根岸1 根岸2 根岸3

大里の原風景

最後の目的地、大里の原風景までは、荒川の堤防を右手に見ながら眺望の開けた田園地帯を北上して向かいます。平坦地を進むと県道257号冑山熊谷線の交差点にある熊谷消防署大里分署を右折します。特に通殿川を渡る堰上橋からの前方には、広大な田園風景、実りの秋を待つ黄金色が目に飛び込んできました。大里の原風景は、西の比企丘陵と東の荒川に挟まれた地域で、領域の低地一帯は条里制の遺構を遺す田園地帯、南部の一部は洪積層の丘陵地に位置しています。条里制とは、日本において、古代から中世後期にかけて行われた土地区画(管理)制度です。ある範囲の土地を約109m間隔で直角に交わる平行線(方格線)により正方形に区分するという特徴があります。刈り取る寸前の稲穂風景は、コメの品種別に稲穂の色の違いを見比べられ、その風景を脳裏に焼き付けることができました。

大里1 大里2

No.75「熊谷南部荒川ふれあいルート」左回りコースゴール

この先は出発地点を目指して荒川大橋までは、大里の原風景の真っただ中の田園風景を北上して、「熊谷南部荒川ふれあいルート」ポタリングは、無事に事故もなく終了しました。

歴史・文化遺産を巡って‼

このコースの感想として、荒川流域の沿線の地理的、歴史的な文化遺産が多いことを実感しました。また、サイクルルートの感想としては、地形的には荒川右岸の沿線地域と武蔵丘陵森林公園を含む丘陵地をエリアとしており、一部荒川堤防のサイクリングコース以外は、近隣の小川町や東松山市を結ぶ県道などを周回するコースでした。丘陵地の峠を越える箇所がありますが、全体的に県道の歩道を走行することができ、安全にポタリングを楽しむことができました。

 

参加者の感想としては、参加ルート【No.75「熊谷南部荒川ふれあいルート」37km】の#ぐるさい(2次募集)に応募し、第2希望が指定され、いの一番に率直に感じたのは、このコースは何もない平坦なのどかな地域を走り、終わるのかなと思いました。ところが当日は、気温も丁度よくさわやかな天候に恵まれ、実際に走ってみると埼玉県の歴史が彷彿とされ、悠久の昔に思いを馳せさせるポタリングでした。

指定のコースの中には、鹿島古墳群あり、畠山重忠史跡公園、日本の三大文殊菩薩の文珠寺、根岸家長屋門、平山家住宅と、郷土の先人が築かれた足跡を辿る旅でした。良かった。最高でした!!

これもひとえにこのような企画・取組みをされた埼玉県県民生活部広報広聴課の皆様方に感謝、そしてポタリングをした仲間に感謝で一杯であります。

ありがとうございました。これで健康寿命10年延びたこと間違いなし・・・・・・。

また、始めて走ったコースでしたが、秋晴れの中自然一杯で走りやすく、とても心癒された一日となりました。始めてのクロスバイク・・・レンタサイクルで回るポタリングもいいものですね。秋は栗‼直売所に大きなおいしそうな栗が沢山直売されていました・・・。

おすすめしたい「No.75」レンタサイクル利用も

参加したルートNo.75「熊谷南部荒川ふれあいルート」は、熊谷市の西部は櫛挽(くしびき)台地、南部は江南台地及び比企丘陵の一部となっており、畑や平地林に覆われ、この地域は荒川流域の豊かな水と肥沃な大地により、自然環境が形成されています。このような環境の中で育まれた歴史文化を巡るコース距離37kmは、十分堪能できる巡回コースであると思います。

また、熊谷市の至近に位置しており、今回私たちが選択したようなレンタサイクルを利用しての「#ぐるさい」も推奨できるルートであると思います。


今回利用したレンタサイクル店情報

店名:サイクルシティKATO八木橋店
場所:八木橋百貨店 4階
電話:048-577-7708
利用:予約制(電話もしくは店頭)
料金:4時間/540円、1日(10時から18時)/860円
貸し出し対象自転車は、街乗り、サイクルに最適なクロスバイクです。
サイズは推奨身長により用意している。


TABIRIN【サイクリングファンのための情報サイト】コース紹介
https://tabi-rin.com/archives/course/25377