• SPECIAL CONTENTS スペシャルコンテンツ
  • WORLD of SAITAMA じてんしゃ王国「埼玉」特集
  • POTAGIRL'S BLOG ポタガールBLOG
  • CYCLE NEWS サイクルニュース
  • ABOUT US ポタ日和とは

トップページ > SPECIAL CONTENTS スペシャルコンテンツ > 「ぐるっと走ろう!じてんしゃ王国埼玉」ルートブログ(県南東エリア) > 限界にチャレンジ!3つのサイクリングロードで臨む200kmの超・長距離ライド【ルート2 走行時期:9月初旬 40代男性  ロードバイク歴:1年】

ここから本文です。

SPECIAL CONTENTS スペシャルコンテンツ

16

限界にチャレンジ!3つのサイクリングロードで臨む200kmの超・長距離ライド【ルート2 走行時期:9月初旬 40代男性  ロードバイク歴:1年】

更新日:2019年10月3日(木曜日)

【はじめに】

スポーツとして自転車に乗り始めたのは昨年の8月、素晴らしい方たちとの出会いによってサーキット、ヒルクライム、そしてブルベと様々なジャンルを知ることができ、1年間で1万キロを走るほど自転車沼にドップりハマリ中。そんな私が選んだのは、ぐるっと埼玉サイクリングルート100の中で最長となる「三大河川巡りでぐるり埼玉づくしルート」です。

本来のルートは151kmですが、寄り道と自宅往復を含めて200kmを超えるルート設定としました。毎週末ごとにライドを楽しんでいるライダーであれば100kmは「楽しめる」距離かと思いますが200kmとなると話は別。相当な覚悟と綿密な計画が求められます。でも、このルートであればそんな心配はご無用!埼玉県の魅力を堪能しつつ、比較的低いハードルにて自分の限界を超える旅を楽しむことができるんです。さぁ、ペダルを漕ぎ出しましょう!

5時30分:「上江橋(かみごうばし)」

荒川サイクリストにはおなじみのポイントをルートのスタート地点にしました。あいにくの曇り空ではありましたが、彼方まで広がる上江橋からの眺め、昭和田んぼやゴルフ場わきの竹やぶトンネルなど、足早に変わる三者三様の景色が旅の気分を盛り上げてくれます。

いつも

6時20分:最初のハードル、東京外環自動車道の下を走る国道298号です。ここでは大型車がびゅんびゅんと走る中、薄暗い直線を約1時間走らなければなりません。今回はいつも以上にドライバーさんに見られることを意識して、ヘルメットに1つ、車体に2つの尾灯を点灯させながらふらつくことの無い走行を心がけました。ただ、週末の早朝ということで思いのほか交通量が少なかったことと、路肩がかなり幅広く作られているため思いのほかストレスが少なく、かつ車が作る追い風によってかなり楽に走ることができました。

 

6時46分:ポイントA「道の駅 川口あんぎょう」

外環道行程の中間地点。バイクラックに24時間スナックコーナーのある貴重な休憩ポイントです。ここには立ち食いそばらしからぬこだわりを感じる「乱切り」というお蕎麦のメニューがありました。残念ながら営業は9時半から16時、うーん残念、食べてみたかった!

安行 

7時25分:外環道を離れてホッと一息、ここからは水のある景色を楽しめます。三郷排水機場の大きさに胸を躍らせつつ江戸川サイクリングロード(以下CR)に合流。すぐにバフンウニを模したような(かぼちゃかも?w)モニュメントのある「風のひろば」が見えてきます。ベンチ、バイクラックが設置されており、朝から多くのライダーさん達で賑わっていました。

 うに

7時44分:ポイントB「早稲田公園」

プールと桜で有名な公園です。桜の時期でしたら是非ともCRから外れて立ち寄ってみましょう。すぐ隣にコンビニがありますので小休止にもピッタリです。

江戸川CRの特筆すべき点は一般道のように広々とした箇所がある点です。9月のこの時期、多くのCRでは伸び切った雑草によって対向車とすれ違うことが困難なほど狭くなることも珍しくないのですが、ここではランナーや散歩する人とも十二分な間隔をあけてすれ違うことができます。実に快適だ♪

江戸川

8時27分:ポイントC「Koji sandwich suzumura」

ここでちょこっと寄り道です。こともあろうか千葉県に(笑)。なぜなら「川沿いCRとして日本一長い」を掲げる江戸川・利根川CRを走りきるためには身体も精神も満たされている必要があるからです!…で、ここのサンドイッチは“飲み物“と表現できるぐらいしっとりとしたパンが特徴で、飲み物が無くてもスルッとのどを通ってしまいます。さらにあふれんばかりの具材と常時50種もある選択の幅がこのお店を至高の存在としています。珈琲も実に美味しくて、心も体も満タンにしてくれます。いつ来ても最高!

サンド

10時:ポイントE「龍Q館」

「翔んで埼玉」や「仮面ライダー」の撮影場所となった首都圏外郭放水路。あまりの人気に公式Webサイトが『防災地下神殿』と名乗るノリノリっぷり♪残念ながら見学には予約が必要ですが、巨大な地上部分や展示されているシールドマシンの面盤だけでも見ごたえは十分です。

龍Q 

10時25分:ポイントF「喜八堂 お休み処」

寄り道パート2。再び千葉県に入りました。おせんべい屋さんですが夏場はかき氷を頂くことができます。熱い江戸川CRにて溜め込んだ体の熱はここでクールダウンしましょう。もちろんお米の専門家ですのでせんべいやお団子などの炭水化物による栄養補給も忘れずに。温かいお茶のサービスと8時30分から開いているのも魅力です♪

kihashi 氷

11時10分:ポイントG「大凧会館」

コース図には会館とありますが、建物は東日本大震災により被災、跡形も無く取り壊されて真新しい公園になっていました。まさか東北から遠く離れた埼玉で震災を思い出すとは思ってもみませんでした。でも、こういう機会ってとても大切ですよね。

会館に展示されていた大凧の名残は遊具の上にかわいらしく残っていました。この公園を訪れる際にはぜひとも龍Q館そば、国道16号線沿いにある庄和公園にも立ち寄ってみてください。高さ15mもある実物大の大凧モニュメントにきっと驚きますよ。

たこ

栗橋市に入り国道125号線に合流してからは走行に注意が必要です。大規模な堤防工事が行われているため利根川CRを走ることができません。カスリーン公園の先までは迂回路を走ることになります。

迂回 

12時13分:ポイントI「カスリーン公園」

利根川CRを走っているとその工事個所の多さに「どうしてここまで大規模な堤防工事が必要なのか?」という疑問がわきますが、それはここで解決します。昭和22年、カスリーン台風はまさにこの場所の堤防を決壊させ、流れ出した濁流は大利根町ばかりか葛飾・江戸川区(!)に至る甚大な損害を引き起こしたというのです。最近は大雨被害のニュースを多く耳にするため、身の引き締まる思いで石碑から堤防を眺めました。

カスリーン

12時32分:ポイントJ「道の駅おおとね」

走行距離が100kmを超え、CRの景色にも飽きがきましたので実にうれしい休憩ポイントです。

さらに7月から10月まで楽しめるという薄紫色のホテイアオイが満開で到着を迎えてくれて、心もリフレッシュできました。

 大利根

12時47分:ポイントK「三県境」

こんな所にも寄り道をしてみましたよ。ここは「日本で唯一歩いて行ける三県境」です。わずか3秒で埼玉、栃木、千葉と三県を周遊できるのですから利根川CRを走ったら立ち寄らない手はありませんよね!ホップステップジャンプ!

14 15

16 17

13時13分:ポイントK「加須未来館」

金属ドームにガラス張り、入館しなくても未来を感じさせる外観です。プラネタリウムと天体望遠鏡を備えた、未来を担う子供達のための施設のようで、1階のフロアではさまざまな手作りおもちゃで遊ぶ子供たちでいっぱいでした。子供の笑顔はまさに未来やわー未来

13時52分:ポイントM「道の駅はにゅう」

まだまだ強い9月の強い日差しとペコペコのお腹と相まって、かなりグロッキーになりつつの到着です。お昼ご飯ポイントは目の前なのですが、たまらず購入したアイスを頬張りつつ、広々とした河川情報展示室の椅子でひと息つきました。

 

14時15分:ポイントN・O「利根大堰~大釜~行田サイクリングセンター」

ここでようやく利根川CRとはお別れ!今日ほどこの利根大堰の雄姿を心待ちにしていた日はありません(嬉)

大堰

そして待望のお昼ごはんはここから5分ほど先にある「大釜」さん。盛りの多さとぺろぺろしたやさしい食感のうどんが評判のお店です。

 

カツ丼とおそばのセットでこれでもか!というほどお腹を満たした後は行田サイクリングセンターへ。ここはバイクラックにトイレ、自動販売機に仏式空気入れまでが完備され、高い天上の建物内には心地よく風が抜けています。私は椅子に体を預けて15分ほど気持ちよく仮眠。パンパンのお腹を落ち着かせることができました。

ランチ 建物

さぁ、残りは4分の1、いよいよ南下していくぞ!…の前に、是非とも見ていただきたいのが利根川の水をそれぞれの用水路に導く大分水工ゲート。目の前を圧倒的な流量の水が流れていくさまは思わず吸い込まれてしまいそうでゾクゾクします。ああ、たまらない!

分水 分水2

15時35分:ポイントP「さきたま古墳公園」

草と川の光景から一変、市街地に入ります。「さきたま」なんて紛らわしい名前だなぁと思ったら、なんと埼玉の由来となった土地なのだそうですね!そうと知ったら目指されている世界遺産登録の実現を県民として願わずにはいられません。

公園内の「はにわの里」では子供たちの自由すぎる発想の可愛らしい埴輪たちがズラリとお出迎え。思わず笑顔がこぼれます。

さきたま はにわ

16時3分:ポイントQ「吉見総合運動公園」

見どころは公園内の管理事務所です。ライダー向けの設備が一通りそろっているだけじゃなく、カップラーメンやお弁当、イチゴのベジタブルスムージー、果てはタイヤ、チューブ、パンク修理キット、CO2ボンベ、さらにはプロテインクッキーにエネモチまでもが揃い、公式に「サイクルコンビニ」を謳う驚きの充実っぷりに驚かされますよ!

16時50分:ポイントR「さくら堤公園」

名前の通り桜並木が続く遊歩道です。桜の季節であればここは感嘆の声を漏らしてしまうほど見事な桜のトンネルが続きます。交差する道路を越える橋のそばにはトイレもありますよ。ここは歩行者が多いので、走行には十分注意しましょう。 

さくら  

17時00分:Finish「上江橋」

長かった旅もいよいよ終わり。夕日に照らされる上江橋に迎えられ、安堵と達成感が胸いっぱいに広がります。家まではここからさらに40分。帰宅時の走行距離は212kmになりました。これ、ブルベというサイクリングイベントでしたらほぼノンストップに13時間で走る距離なのですよ!でも、ほぼ平坦かつ信号ストップの無いCRをつなぐ埼玉県のこのルートでしたら写真を撮り、名所を楽しみ、グルメに舌鼓を打ち、さらには仮眠までとる余裕までできちゃうのです!

おわり 

もしかしたら、埼玉県は多くの自転車乗りが憧れる200kmライドを日本で一番実現させやすい県なのかもしれません。ですので「このルートの最大の見所はこのルート自身!」と言い切ってこのレポートをまとめちゃおうと思います(笑)サイクリストとして大きな自信につながる200km走破。ご自身の限界を突破してみたい健脚さんに強くお勧めするルートです!

map 

 TABIRIN【サイクリングファンのための情報サイト】コース紹介
https://tabi-rin.com/archives/course/30639