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更新日:2020年11月5日
東京2020大会期間は、例年交通量が多い上に、観戦客や大会関係車両等の利用が加わることから、何も対策を行わなかった場合、圏央道の内側を中心に、深刻な交通渋滞が発生する恐れがあります。
そこで、東京2020大会では、円滑な大会の運営と経済活動や都市活動の両立を図るため、大会組織委員会を中心に会場周辺の交通対策や首都高速道路における料金上乗せ等の実施を予定しています。
皆さまのご理解とご協力をよろしくお願いします。
東京2020大会では、選手等の大会関係者や観客の各会場までの輸送について、下記のとおり検討しています。
選手等の大会関係者の輸送
選手村から各会場間を、専用のバス・乗用車で輸送します。
観客・大会スタッフの輸送
「観客利用想定駅」から基本的に徒歩による移動となります。
また、会場まで距離のある駅からは、シャトルバスが運行されます。
なお、一部の観客利用想定駅には、障害のある方でも利用しやすい「アクセシブルルート」 が設定されています。
県内競技会場の観客利用想定駅について
競技会場 | 観客利用想定駅 | 移動手段 |
---|---|---|
さいたまスーパーアリーナ | さいたま新都心駅、北与野駅 | 徒歩 |
埼玉スタジアム2〇〇2 | 浦和美園駅 | 徒歩 |
浦和美園駅(往路のみ)、浦和駅、東浦和駅、北越谷駅 | シャトルバス | |
霞ヶ関カンツリー倶楽部 | 笠幡駅 | 徒歩 |
川越駅、狭山市駅、稲荷山公園駅 | シャトルバス | |
陸上自衛隊朝霞訓練場 | 朝霞駅、和光市駅、光が丘駅 | シャトルバス |
※下線はアクセシブルルートとして設定された利用想定駅。
大会関係者・観客の輸送ルートの検討状況は、下記リンクからご確認できます。
競技会場における関係者輸送ルート・観客利用ルートについて(外部サイトへリンク)
競技会場周辺での混雑発生が予想されるため、大会組織委員会では交通対策の実施を検討しています。
県内の4会場においても、競技時間前後の時間帯を含め、交通状況に応じた「通行規制」の実施や、終日通行できない「進入禁止エリア」などが設定される予定です。
各会場周辺の交通対策については、下記リンクからご確認できます。
対象期間
オリンピック大会期間:2021年7月19日から8月9日まで
パラリンピック大会期間:2021年8月24日から9月5日まで
内容
ETC搭載車
範囲 | 対象車種 | 時間帯 | 料金 | |
---|---|---|---|---|
料金上乗せ | 首都高都内区間 | マイカー等(※) | 午前6時~午後10時 | 1000円上乗せ |
夜間割引 | 首都高全線 | ETC搭載車 | 午前0時~午前4時 | 5割引 |
(※)小型貨物自動車や事業用自動車(タクシー等)を除く普通車以下の車両
ETC非搭載車(現金車)
範囲 | 対象車種 | 時間帯 | 料金 | |
---|---|---|---|---|
料金上乗せ | 首都高全線 | 普通車以下の全て | 午前6時~午後10時 | 1000円上乗せ |
夜間割引 | なし |
対象となる範囲や車種の詳細については、下記の東京都オリンピック・パラリンピック準備局ホームページをご確認ください。
東京2020大会における首都高速道路の料金施策に関する方針(外部サイトへリンク)
料金上乗せ対象外申請について
障害者手帳の交付を受けている方が運転・同乗する車両及び福祉関係車両は、事前に手続きすることで、大会期間中における首都高の料金上乗せ(1,000円)の対象外となります。
詳しくは下記の東京都オリンピック・パラリンピック準備局ホームページをご確認ください。
「東京2020大会期間中の首都高における料金上乗せ」の実施に際し、料金上乗せにならないための手続きのご案内(障害者・福祉関係車両)
大会組織委員会及び東京都では、大会期間中の列車の増発や深夜時間帯の運行について、東京圏の鉄道事業者と協議・調整を行っています。
下記リンクから検討状況をご確認いただき、観戦計画を立てる際の参考として是非ご活用ください。
東京2020大会期間中の鉄道の運行(概要)について(第2報)(外部サイトへリンク)
東京2020大会では、交通量の大幅な増加により道路や鉄道の混雑が見込まれます。
下記リンクの大会輸送影響度マップを参考に、混雑する時間帯や移動ルートを避けていただくなど、混雑緩和に御協力ください。