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更新日:2020年1月15日

第6回埼玉県版ホームステイを実施しました。(2019年(令和元年)10月5日、6日)

今回で6回目を迎える「埼玉県版ホームステイ」。2019年(令和元年)10月5日(土曜日)、6日(日曜日)に実施しました。

今回は行田・熊谷エリアを視察。在日大使館職員や海外メディア関係者など15名が参加しました。

埼玉県版ホームステイ

1日目(10月5日(土曜日))

1日目は「埼玉県の国宝」をテーマに、行田・熊谷エリアを視察しました。皆ホームステイを心待ちにしていたようで、県担当者に「この日を楽しみにしていました」と声をかけてくれました。

国宝「金錯銘鉄剣」見学とまが玉づくり体験

最初に訪れたのは「埼玉県立さきたま史跡の博物館」。行田市にある埼玉古墳群(さきたまこふんぐん)の稲荷山古墳から出土した国宝「金錯銘鉄剣」は、約1500年前のもので、剣の両面には金で施された115文字の銘文が刻まれています。

参加者は博物館職員から説明を受け、「このきれいな文字は出土した時からこの状態なのか」との質問がありました。

国宝「金錯銘鉄剣」を鑑賞するゲスト 

その後、参加者たちはまが玉づくり体験に参加。まが玉は三種の神器の1つとして天皇に代々継承されているほか、古代では魔除けの役割を持ち、埼玉県の県章のモチーフにもなっています。石をやすりでひたすら削る根気のいる作業ですが、参加していたスペインの親子は「すばらしいお土産ができた」と喜んでくれました。

石を削るスペイン人親子 完成したまが玉を首にかける参加者

田んぼアート

続いて、田園にそびえ立つ展望台が印象的な「古代蓮会館」へ。今年で12年目を迎える田んぼアートを見学しました。田んぼの絵柄は毎年変わり、今年のテーマは「ラグビー日本代表」。約2.7ヘクタール(180m×165m)のキャンバスに色の異なる稲でラグビー代表選手が描かれていました。

ラグビー日本代表3選手が描かれた田んぼアート 田んぼアートを鑑賞する参加者

想像以上の精巧さに参加者は驚き、「来年の絵柄はオリンピックマークですか」と、東京2020大会を見据えた質問を投げかけていました。

実は、この日の夜、ちょうどラグビーワールドカップ2019日本大会の日本対サモア戦があったため、参加者たちは「今夜はみんなで日本を応援しよう」と意気込んでいました。

足袋御殿で昼食

建物が登録有形文化財に指定されている和牛懐石「彩々亭」で昼食。この建物は別名「足袋御殿」とも呼ばれています。足袋の産地として栄えていた行田で、一代で財を築き上げた足袋屋の名士、荒井八郎氏が贅を尽くして建設した別宅を料亭として蘇らせたものです。入口にはドラマ「陸王」で有名になった足袋型のランニングシューズが飾られていました。

「彩々亭」で昼食をとる参加者

国宝「妻沼聖天山歓喜院本殿」

初日最後の訪問先は熊谷市の「妻沼聖天山歓喜院」。埼玉日光とも称される色鮮やかな彫刻が印象的です。本殿は2012年7月に国宝に登録されました。建造物としては県内唯一の国宝です。

観光ボランティアの方々による英語でのガイド説明を聞きながら1つ1つの彫刻をじっくりと鑑賞。拝殿・中殿・奥殿の3棟の建物からなる本殿の中で、最も豪華な彫刻で彩られた奥殿に入れるのは院主だけと説明がされると、皆不思議そうにその訳を質問し、「奥殿にはご本尊が祀られており、ご本尊と会うことが許されるのは最も位の高い者だけである」という理由に至極納得している様子でした。

奥殿の彫刻の説明を聞く参加者

ホームステイ体験

歓喜院本殿見学後、ホストファミリーと対面。ゲストの国旗を持っているホストファミリーもいて、ゲストは自分のホストファミリーを見つけると笑顔で握手を交わし、対面を喜びました。

ニカラグアの国旗を持って迎えるホストファミリー ゲストと握手を交わすホストファミリー

マッチング後、ホストファミリーはゲストを地元の観光スポットへ案内。温泉施設の大衆演劇に足を運んだり、一緒にラグビーワールドカップの中継を見て盛り上がったり、一緒にダンスを踊ったりして、楽しいひと時を過ごしました。

大衆演劇の役者と写真を撮るゲスト ホストファミリーの子供と一緒に絵本を読む2歳のゲスト

ラグビーの試合中継を見てハイタッチをするゲストとホストファミリー 忍城址の前でホストファミリーと写真を撮るコロンビア大使館のゲスト

ホームステイを終え、ゲストは「ホストファミリーの親戚やそのご近所さんと一緒にご飯を食べたが、にぎやかで楽しかった」、ホストファミリーは「ゲストは我々のつたない英語を理解しようと一生懸命話を聞いてくれた」とそれぞれ感想を語ってくれました。

2日目(10月6日(日曜日))

ホストファミリーと楽しい一夜を過ごしたゲストは羽生駅に集合。さいたま市に向かうためバスが発車しようとすると、見送りに来ていたホストファミリーの中には別れを惜しんで涙を流す人もいました。

それを見たゲストたちも遠ざかるホストファミリーに手を振りながら「別れが寂しい」と漏らしていました。

埼玉スタジアム2○○2スタジアムツアー

東京2020大会のサッカー競技会場であり、浦和レッズのホームスタジアムでもある埼玉スタジアム2○○2に到着した一行をレッズカラ―の赤いジャージに身を包んだガイドが出迎えてくれました。ガイドおすすめのスタジアム全体が見えるスポットで記念撮影し、バックヤードツアーがスタート。日本代表の歴代ユニフォーム展示や取材エリア、実際に試合が行われるピッチなどを見学しました。

ゲストがツアー中に一番興味を示したのが選手ロッカーでした。「ここでみんなで写真が撮りたい」というゲストからの要望で、選手に倣ってゲスト同士肩を組んで写真撮影を行いました。

日本代表の歴代ユニフォームを見学 選手ロッカーで記念撮影をするゲストたち

越谷市日本庭園「花田苑」

試合開始までの時間を使って、越谷市にある日本庭園「花田苑」を訪問。この日は風もなくよく晴れていたため水面に太鼓橋や灯篭が映り込み、風情ある情景が見られました。

ガイドが紅葉の季節の花田苑の様子を語ると「個人的にまた来てみたい」というゲストも。

太鼓橋を渡るゲスト 「花田苑」の竹林を歩くゲスト

浦和レッズ vs 清水エスパルス戦

スタジアムに戻り、いよいよ試合観戦です。モルディブ出身のゲストは「サッカーは自国で一番人気のあるスポーツ。早く試合が見たい」と待ちきれない様子でした。アウェー席の応援に負けじとゲストたちも声を張り上げてレッズコール。試合は2対1で浦和レッズが勝利を収めました。

試合観戦後、ウガンダ出身のゲストは「サッカーが日本でこれほど人気があるとは思わなかった」と、驚いた様子でした。

浦和レッズがゴールを決め立ち上がって喜ぶゲスト

今回の埼玉県版ホームステイの概要

 期間

2019年(令和元年)10月5日(土曜日)、6日(日曜日)の2日間

参加国 ※アルファベット順

【大使館関係者】

コロンビア、コソボ、リトアニア、モルディブ、ニカラグア、ルーマニア、スペイン、ウガンダ

【メディア関係者】

ドイツ、韓国

今回参加したゲストたち

見学場所

  • 埼玉県立さきたま史跡の博物館
  • 古代蓮の里「古代蓮会館」
  • 和牛懐石「彩々亭」
  • 妻沼聖天山「歓喜院」
  • 埼玉スタジアム2○○2
  • 越谷市日本庭園「花田苑」