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掲載日:2019年4月11日
2019年度採用の後期研修医を下記のとおり募集します。
バランスの取れた循環器内科医を養成するため、研修期間中にあらゆる急性期及び慢性期の循環器疾患を経験し、特に心臓カテーテル検査、基本的なPCI手技、心エコー(経胸壁・経食道心エコー)を独立してできることを目標に広く人材を求めます。
循環器内科
若干名
新臨床研修制度に基づく初期臨床研修の全過程修了予定者及び既修了者
(医師免許取得後、2年以上の臨床経験を有する者)
身分 : 埼玉県非常勤職員
勤務 : 平日週4日、1日7時間15分(8時30分~16時15分、昼休み12時00分~13時00分)が原則です。
報酬 : 月額430,000円
手当 : 宿日直手当、通勤手当、夜間等診療対応手当
有給休暇 : あり 年間10日
加入保険 : 健康保険、厚生年金、雇用保険、労災保険
職員住宅 : 公舎あり
3年間の研修期間中に虚血性心疾患の診断と治療、CCU管理、心臓画像検査(心エコー検査、CT・シンチ・MRI)、不整脈(EPS、アブレーション、ペースメーカー)、弁膜症の診断と治療の基礎を習得することを目標にします。日本内科学会専門医、循環器学会専門医、CVIT(日本心血管インターベンション治療学会)認定医・専門医、日本超音波学会専門医、JB-POT(日本周術期経食道心エコー認定医)、SHD認証医などを取得できます。
平成31年4月1日から平成34年3月31日
循環器内科 科長 中島 崇智
循環器内科 医長 藤井 真也
1年目:基礎研修
循環器病棟・CCUにて病棟医として勤務します。1年目より心臓カテーテル検査の助手に入り、半年から1年後には独立して心臓カテーテル検査ができるように研修を受けます。1年目の目標は循環器救急の初期対応とCCU病棟管理、心臓カテーテル検査を自ら行えることを目標にします。
2年目以降:選択研修
PCIや心エコー検査を中心に行い、病棟医として勤務します。なお、以下のコースから選択し、循環器領域でのSpecialtyを高められるようにします。
1) 虚血・CCUコース
AMIやUAP、予定PCIを受け持ち、最終的には自分で治療戦略を考え、第一術者として対応できるようにトレーニングを受けます。CTOセカンドについて、PCIのためのテクニックを習得します。またCCUでの急性期管理を自立してできることを目標とします。
2) 末梢血管コース
EVT(Endovascular Treatment: 下肢閉塞性動脈硬化症に対する血管内治療)を主に担当します。画像診断技術の習熟、緊急時内科的治療法の習熟と外科的治療適応の決定が迅速に行えるようになる事を目標とし、末梢血管疾患においては保存的治療やカテーテル治療を含めて、適切な治療法決定が行えるようになることを目標とします。
3) 心エコー・SHDコース
心エコー・SHD担当グループスタッフや、生理検査部のソノグラファーとともに実際の診断業務に参加し、手技の習得と結果に基づき適切に治療方針決定ができるようになることを目標とします。
4) 不整脈コース
電気生理学的検査及び、カテーテルアブレーション、ペースメーカー・植え込み型除細動器(ICD)・心臓再同期療法(CRT)等についてスタッフとともに手術に携わり、技術の習得並びに術後管理について習熟することを目標とします。
(5)研修スケジュール
|
8時00分 |
9時00分 |
14時00分 |
17時30分 |
---|---|---|---|---|
月 |
カンファ |
CAG・PCI |
CAG・PCI |
カンファ |
火 |
カンファ |
緊急PCI |
CAG・PCI |
カンファ |
水 |
カンファ |
外来 |
CAG・PCI |
カンファ |
木 |
カンファ |
CAG・PCI |
TEE |
カンファ |
金 |
心外カンファ |
CAG |
緊急PCI |
カンファ |
土曜日・日曜日は基本休日、当直・オンコールは週1回ずつあります。学会参加なども可能です。
当院に赴任して早3年が経ちます。現在は主に心臓カテーテル検査、PCI、経食道心エコーを担当しています。当院の特徴は何といっても、圧倒的な症例数の多さと循環器救急疾患を多く経験できることにあります。特に虚血性心疾患の経験数は非常に多く、年間緊急PCIは400件前後になります。また、後期研修医1年目から心臓カテーテル検査を担当し、半年から1年で独立して検査にあたる実力を身につけられます。
また、当科でのPCIは、病変形態や心機能、患者背景などによりレベル制を取っており、レベルが上がれば1年後にはPCIのFirstとして治療にあたることができます。本人の希望により心エコーや冠動脈CT、心臓MRI、心筋シンチ、EPS、アブレーション、ペースメーカーの研修も可能です。CTO(冠動脈慢性完全閉塞病変)やASO(閉塞性動脈硬化症)、弁膜症のカテーテル治療も積極的に行っており、最先端の治療に接することができます。心臓血管外科カンファを通して、弁膜症などのオペ適応を学ぶ機会もあります。多くの症例に触れることで、実臨床を通して自分の力で考え、行動することができるようになることが当科での研修の強みです。
研修医レジデント時代は週1回の研究日があるため、院外でも自己研鑽に励むことができました。また、土曜日・日曜日は基本休日ですので、OnとOffの切り替えもできます。学会参加も交通費・参加費が支給されるので、より積極的に勉強できる機会があります。熊谷は都内にも新幹線で30分で出ることができ、上信越方面のスキー場へのアクセスも良いです。家賃や物価なども都内と比べれば過ごしやすい場所ですので、是非一度研修の場として考えてみてはいかがでしょうか?
平成24年度 |
平成25年度 |
平成26年度(※) |
|
---|---|---|---|
PCI |
1,071 |
1,066 |
1,078 |
冠動脈CT |
951 |
803 |
653 |
経胸壁心エコー |
7,233 |
7,582 |
7,485 |
経食道心エコー |
222 |
235 |
256 |
心臓MRI |
191 |
226 |
216 |
ペースメーカー植え込み(新規) |
66 |
68 |
86 |
ペースメーカー植え込み(交換) |
34 |
33 |
44 |
カテーテルアブレーション |
47 |
54 |
66 |
(※)あくまでも速報値であるため、実績とは異なる可能性があります。
当センターで行っている様々な検査・治療(PDF:713KB)
下記書類を特定記録郵便などでご提出いただきます。(封筒に「後期研修医応募」と明記してください。)
応募期限:平成31年12月13日(必着)
※事前に電話連絡の上、下記住所へ応募書類を御郵送ください。
〒360-0197 埼玉県熊谷市板井1696
埼玉県立循環器・呼吸器病センター事務局総務職員担当 濵口・関
Tel:048-536-9900(内線2531)
メール:k369900@pref.saitama.lg.jp
※見学については随時行っていますのでお気軽にお問合せください。
面接試験を実施します。(試験日は別途調整予定です。)
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