お知らせ一覧 > 「おたがいさま」 in 川島

ここから本文です。

ページ番号:138309

掲載日:2018年10月3日

「おたがいさま」 in 川島

pathio

川島町八幡地区パティオ

minnanoshokudo

みんなの食堂準備中

curry

ともいきカレー

 地域包括ケアシステム応援サイトのお知らせコーナー。 

 今回ご紹介するのは、川島町の八幡地区で始まっている、ちょっとした困りごとを地域で助け合う仕組み「おたがいさま」です。

 この活動は、30分100円の謝礼でお互いの困りごとを助け合う仕組みで、川島町八幡地区の「コミュニティサロン八幡(通称パティオ)」で行っています。

 「パティオ」は2年前、自治会が町と町社協の協力を得て作った多世代交流の場で、ボランティアにより運営されています。

 「おたがいさま」の活動を始めるきっかけとなったのは、「パティオ」とは別組織で、有志の方々から成る「ともいき八幡」(第2層協議体に相当)の立ち上げ時、地域の困りごとを取り上げたゲームを行ったことです。

 ゲームにあった困りごとの助け合いを「パティオ」で具体的に検討し、この活動を「おたがいさま」と名付けました。

 活動においてちょっとした謝礼を受け取るのは、頼む方も頼まれる方も気兼ねなくしたかったからです。

 また、助け合い活動を始める上で気を付けたのは、「やれることから始める」ということ。

 困りごとの全てを受けるのではなく、地域の中でやってほしいこと、できることの両方を聞いて、一致するものから行うようにしました。

 約750世帯からアンケートをとり、ボランティアを募集して、やってほしいこと、やれることを約80項目から9項目に絞りました。

 意外にも、人気があるのが包丁などの刃物研ぎだそうです。

 また、「パティオ」では、パティオ通信という地区の広報誌を月1回発行し、各世帯に配布しています。

 「おたがいさま」の活動を知ってもらうことで、助け合い活動にかかわる方も少しずつ増えているそうです。

 一方、「ともいき八幡」は、食を介して人々がつながる場を作ろうと、小学校近くの公民館で「みんなの食堂」を始めました。

 オープンセレモニーでは、美味しい手作りカレーライスとデザートが振る舞われました。

 開催は月1回で午後3時から午後9時までです。終了時間を遅くして、親が帰るまでの子供たちの居場所にもなるようにしています。