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掲載日:2021年3月26日

フクジュソウを育てよう

特徴

フクジュソウ(学名 Adonis amurensis Regel et Radde)はキンポウゲ科フクジュソウ属の多年草です。日本では九州から北海道まで分布しています。関東の露地では2,3月になると花が咲き、その後茎葉が伸長して草丈は70cmほどになり、夏になると地上部は枯れてしまいます。

福寿草は、新春を祝うおめでたい花で元旦草とも呼ばれます。福寿草を正月に飾る風習は江戸時代初期からありました。屋外に植えてあるものは2月ころに開花しますが、正月を鉢植えで飾るために、12月に掘りあげた株を温室で暖め早く咲くようにしています。県内では、秩父地方(両神、吉田)には福寿草の自生地があり、県の天然記念物に指定されている場所もあります。

フクジュソウ

露地植え

ウメなどと合わせた正月の寄せ植え

正月の寄せ植え

性質

夏の暑さに弱いため、冬~春は日がよく当たり、夏は半日陰になるなるようなところを好みます。また、極端な乾燥や過湿を嫌います。鉢植えの場合は乾いたら十分に水やりをする必要があります。フクジュソウは肥沃な条件を好みます。開花後と10月中・下旬に施肥を行うと生育が良くなります。

フクジュソウには、多くの品種があります。性質が強健で、繁殖力も旺盛なためよく出回っている品種の一つが‘福寿海’です。福寿海は、黄色い大きな花が特徴ですが、3倍体なので種ができません。野生種のものでは、種のできるものもありますが、種をまいてから花が咲くまで6年かかると言われています。

福寿海

福寿海の花

種の様子

種ができるものもあります。

植え付け

植え付けの適期は11月中旬~12月中旬です。植え付けの際には、深植えにならないよう、覆土は根の上に2~4cm土をかけ、芽の先を地上に出しておくと良いでしょう。

掘り上げた株

掘り上げた株の様子

植え付け後

芽を出して植えます

株分け

3~5年おきに堀上げて株分けを行います。時期は植付けするころに合わせます。そうすると株分け時に増えた株を鉢上げして正月飾りとして利用することができます。

株分けの方法は、まず最初に株を掘り上げます。次に金槌などを使って株の裏側をはたき、土をよく落とします。土が落ちたら両手で株を持ち、左右二つに割ります。その後は、マイナスドライバーや竹べらなどを使って3~5芽ずつに分け、植付けます。

ほりあげたところ

土を落としたところ

正月飾りにしよう

株わけであまった株は正月用の飾りとして利用できます。

株を鉢にあてて大きさを確認する

芽を鉢においてみます。

根を切らないように鉢の中に収める

できるだけ根を切らないように根を鉢の中に入れます。

竹串を使って土を根の中に入れながら定植する

隙間に竹串を使って土をいれ、上から覆土します。

コケなどで表面を装飾し、ハンドスプレーで水を与える

コケを張ったら、スプレーでまんべんなく水を散布します。

フクジュソウの正月飾り

正月飾りの完成です。水がきれないように注意し、暖かく日当たりの良い場所に置いてあげると早く花が咲きます。

園内の開花までの様子

地表面を割って地表に姿を現そうとするつぼみ

正月ころはようやく蕾がわかる程度

大きく膨らんだつぼみ

蕾が大きくなってきました

黄色身を帯びてきたつぼみ

てっぺんに色がつきました

開花

開花しました

鉢植えにする場合

7号(21cm)以上の深鉢で作るとよいでしょう。用土は赤玉土と腐葉土(3時01分)を混ぜた水はけの良い土が良いでしょう。鉢植えの場合は特に乾きやすいので、夏期の管理に注意が必要です。樹の下などの日陰に鉢を埋めてしまい、落ち葉などをかけておくと地温の上昇と乾燥を防ぐことができます。また、乾燥が長く続いた時は水をあげましょう。

開花後の管理

フクジュソウは花が咲くと同時に葉が伸長します。夏の暑さを嫌うので、夏に日の当る場所では、腐葉土やワラなどを厚めに敷くか、土寄せをして地温の上昇と乾燥を防ぎます。開花後及び10月中から下旬の2回、発酵ずみの油粕または牛糞堆肥を一株当り一握りを株元にばらまき、土にかき混ぜておくと生育が良くなります。庭植えの場合、健全株を植付ければあまり病害虫の被害にあうことはありません。

正月飾りの鉢植えを地植えにする場合は、2月中旬ころ葉が硬くなるのを待って行いましょう。根鉢はくずさず、なるべくそのまま植えてあげましょう。

フクジュソウ開花の様子当センターの梅園下のフクジュソウの様子

お問い合わせ

農林部 花と緑の振興センター 緑化企画・振興担当

郵便番号334-0059 埼玉県川口市安行1015 埼玉県花と緑の振興センター

ファックス:048-290-1012

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