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掲載日:2017年1月27日

エアーポテトでつくる緑のカーテン

特徴

エアーポテトはヤマノイモ科カシュウイモの別名で、大人の握りこぶしほどにも大きくなるムカゴが特徴です。こうした「空中にイモのようなムカゴができる」様子から「宇宙いも」の別名もあります。
直線的に伸びた茎から、ハート形の大きな葉をつけます。葉は、幅が10センチメートル、長さが15センチメートルほどにもなり、日の光に透けて見える様子は、とても涼しげです。
あまり分枝せず、茎がグングン伸びるため、幅広い面積を緑化するためには、株間を20センチメートル程度に狭くするか、頂芽を摘み取って脇芽を出させたり、ツルを横にはわせるなどの工夫が必要です。
ムカゴが大きくなるのは10月頃のため、ムカゴを楽しんだり、来年用に採取するためには、晩秋までカーテンを設置しておく必要があります。

栽培方法

栽培は容易で、病害虫にも強く、簡単に育てられます。ただし、苗はあまり市販されていないため、園芸店で見当たらない場合はインターネット販売等で入手する必要があります。
病害虫は、ヤマノイモの仲間であることから、ハスモンヨトウやハダニの発生が懸念されますが、花と緑の園芸センターで栽培してきた範囲では、アブラムシの発生が若干みられる程度で、ハスモンヨトウやハダニが特に問題になったことはありません。
増殖はムカゴでおこないます。新聞紙で包んで保温し、コンテナや段ボールに入れ、凍る心配のない室内に保管します。4月の中旬ごろになると発芽してきます。発芽した場所を確認しながら、ムカゴを2から3等分に切り分けます。切り分けたムカゴは、発芽した部分が地際になるように、ポットなどに植え付け育苗します。2から3センチメートルくらいの小さなムカゴの場合はそのまま植え付けます。芽が出るまでに時間がかかる場合があるので、大きなムカゴは発芽を確認してから切り分け、植え付けた方が、ムカゴが腐る心配をしないで済むので安心です。小さなムカゴも、土に完全に埋めず、半分程度土にもぐる程度に植えます。ツルが伸びて15センチメートルくらいになると、周囲に巻き付いてしまうので、早目に植えつけるようにします。
 

 

エアーポテトのカーテン 室内から見たエアーポテトのカーテン

エアーポテトの大きな葉

左に置いてある鉛筆を大きく上回る大きさです

10センチメートルくらいに大きくなったエアーポテトのムカゴ

エアーポテトのムカゴ

左右のくぼんだ所から芽が出ます。裏側の、茎についていた部分を含め、3カ所から芽が出る場合が一般的です。

エアーポテトの苗

苗のうちは、頂芽が折れると、脇芽が伸びだすのに時間がかかります。

お問い合わせ

農林部 花と緑の振興センター  

郵便番号334-0059 埼玉県川口市安行1015 埼玉県花と緑の振興センター

電話:048-295-1806

ファックス:048-290-1012

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