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掲載日:2020年12月9日
身近な素材でクリスマスリースを作ろう
開催を休止している緑化講座にかえて情報をお届けするページです。今回はクリスマスリースづくりです。
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完成したクリスマスリース。玄関ドアや壁に飾りましょう。 |
クリスマスリースの作り方
1 材料と道具
- リースの台をつくるツル植物(リースの台は市販されていますが、つる植物や柳の枝などで簡単につくることができます。手に入ればご用意ください)
- とりつける材料として手に入るものを用意します。針葉樹の葉(カイズカイブキなど。台を十分に覆い隠す量を用意し、扱いやすい長さ(7cmぐらい)に揃えておきます)、木の実やドライフラワー、お好きなオーナメントやリボンなど。
- 「フラワーワイヤー」などの名前で売られている細い工作用の針金。28番ぐらいの太さが適当です。
- 下げて飾るためのヒモを必要な長さで用意します。
- 道具は、材料とフラワーワイヤーを切ることができるハサミだけです。
2 「台」をつくります
まず「台」をつくります。もちろん、購入した台を使うのであればこの工程は不要。
- 用意したツルで、まず作りたい大きさの円をつくり、
- その円に残りのツルを巻き付けていきます。巻き付け方は自由ですが、あまり細かくせず、最初の円から見て45度の角度で進むとうまくできます。
- 巻き終わりの飛び出したツルを切り離し、きれいに丸く仕上がるよう整えて出来上がり。下げるためのひもをつけておきます。
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ツルを巻いて台をつくります。大きさや台の太さはお好みと用意できる材料に応じて。 |
3 「花束」をつくります
台に取り付けるパーツを「花束」と呼んでいます。これをつくります。
- 針葉樹の葉を数本(束にして台の幅がすっかり隠れるぐらいのボリュームで)用意し、足元の部分2cmほどの葉を取ります。
- 1の葉にドライフラワーや木の実などを添えて束にします。
- 2の足元の部分をフラワーワイヤーでしっかり束ねます。材料が乾くと外れやすくなるので、強く束ねてください。ワイヤーは真ん中のところを使うようにして、両側のワイヤーをそのまま残しておきます。
- 用意した台全体を覆える数の花束を準備してください。
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フラワーワイヤーで束にします(フラワーワイヤーは緑色が普通ですが、わかりやすいように白く・太くしています) |
4 花束をとりつけます
花束を台にとりつけます。
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最初の花束をとりつけたところ。裏側でフラワーワイヤーをしっかりねじります。
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- 平らに置いた台に用意した花束全部を当ててみて、とりつける順番の検討をあらかじめつけておきます。
- 最初の束を台にとりつけます。下げるヒモの位置から始めます。台の表側にする面に花束を当て、花束のワイヤーを台の裏側に回してねじってとめます。
- 次の花束は、最初の花束の足元を隠す位置にとりつけます。
- 3つめ、4つめ、というように花束をとりつけていきます。
- 最後の花束は最初の花束の足元を隠すようにすると丸くできあがります。
5 仕上げ
- お好みのオーナメントやリボンなどを取りつけます。
- ボリュームが足りない部分があれば針葉樹の葉を差し込んで補い、飛び出した部分はハサミで切り取ります。
- 部分的に花束の向きがおかしかったり、外れそうな場合はフラワーワイヤーを差し込んで固定します。
- 裏側に出ているフラワーワイヤーの不要な部分を切り取ります。
- これで出来上がりです。特別な道具や材料を使わずに簡単につくれますので是非おためしください。