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掲載日:2020年8月7日
竹間沢車人形保存会は、三芳町を含め3地域のみ現存する車人形を次世代に継承すべく、その啓発と振興のため意欲的に活動しています。
江戸の末期から明治時代にかけて、竹間沢村(現在の三芳町)の里神楽師であった前田家に車人形が伝わりました。それまで小さな人形を使った人形芝居から、ろくろ車という台車に腰かけて操ることにより、大型の人形を1人で操れるようになったことが特徴です。「吉田三芳一座」として盛んに興行を行っていましたが、やがて浪曲や映画などに押されて衰退し、大正10年には興行が途絶えてしまいました。その後、昭和46年に埼玉県の調査により前田家の納戸から車人形が発見されたのがきっかけで、翌年50年ぶりの復活公演が実現。以降、現在まで毎年公演を実施しています。次世代育成のため人形遣いを公募するなど、地域ぐるみでの継承に努めています。
MIYOSHIオリンピアード推進課
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