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掲載日:2024年3月22日

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先輩職員からのメッセージ(農業  吉田 冬希)

埼玉県職員を希望する皆さんに対し、先輩職員からのメッセージです。

【農業】

吉田  冬希(よしだ  ふゆき)

農林部  農業支援課  新規参入支援担当  技師(令和2年4月1日現在)

吉田さん

異動歴

平成30年 4月採用  現所属

現在の仕事の具体的な内容とやりがいを教えてください

吉田さん1  農業を始めたい方への支援と青年農業者に対する支援を主に行っています。具体的には、就農相談を受けたり、新規就農希望者ための実践的な研修である「明日の農業担い手育成塾」の補助金事務(県から事業主体への補助金)を含む事業運営等を行ったりしています。

「埼玉農業」を支える担い手の確保・育成にかかわる事業を担当しているため、5年後、10年後、もっと先の「埼玉農業」を支える人材育成にかかわっていることに責任とやりがいを感じます。

【参考】「明日の農業担い手育成塾」

https://www.pref.saitama.lg.jp/a0903/ninaitejuku.html

※写真は、コロナ対策を実施した上で一時的にマスクを外しています。

職場の雰囲気を教えてください 。

吉田さん2  上司、同僚ともたくさん声をかけてくださるので、自分からも話しかけやすい環境だと思います。

  特に、新規採用1年目はブラザー(注)に担当する事業のことはもちろん、庁内システムの使い方など県職員としての基本まで丁寧にご指導いただき、また課全体としても温かく見守り気遣っていただきました。

  また、忙しい時期もありますが課全体で一丸となって取り組んでおり、自分もやるぞ!という気持ちに自然となるような雰囲気があると思います。

(注)ブラザー・シスター制度

新規採用職員が早期に県職員としての自覚を持つとともに実践的な職務遂行能力を習得できるよう、新規採用職員一人一人に指導員がついて、能力開発を支援するための制度です。おおむね1年間、同じ担当内で年齢が近い先輩職員が指導員となります。

http://www.pref.saitama.lg.jp/f1903/saiyou/26faq2.html#faq2

ある日の1日のタイムスケジュールについて教えてください。

時刻 スケジュール

8:00

8:30

 

9:00

11:30

12:00

13:00

14:30

15:30

16:00

17:45

出勤

新聞チェック

1日のスケジュール確認

メールチェック

明日の農業担い手育成塾の補助金事務、調整

就農相談準備

昼食(弁当持参)

就農相談

ホームページの更新

就農イベント関係の資料作成、内容の調整

退庁

今までの仕事で印象に残っていること、大変だったこと、嬉しかったことについて教えてください。

  現課では3年間、就農相談の担当をしています。はじめの約1年間は、上司が相談を受ける場に同席して、説明方法や多くの必要な知識を学ぶのに精いっぱいでした。さらに、就農の方法以外にも農地の法律や栽培について等、様々な質問を受けることもあり、いざ一人で相談を受けると質問に答えられないことも多く、相談を受ければ受けるほど、自分の知識不足を実感しました。相談が終わった際に説明が分かりやすかった、参考になったと言っていただけた時は、やはりうれしいです。

  就農相談は農業を職業として選択する第一歩、つまり相談者の人生設計にかかわる大切な相談ですので、就農に関する幅広い情報提供もできるよう、移住や特産物、有機農業等様々な資料を駆使しながら、有益な相談になるよう努めています。 

 吉田さん4

※写真は、コロナ流行前のものです。

埼玉県職員を志望した理由や、埼玉県職員になってよかったと思うことを教えてください。

  自分の生まれ育った埼玉県に住む人、働く人を支え、次世代も継続していく県づくりに関わりたいと考え埼玉県職員になろうと思いました。さらに自分が最も貢献できるのは、大学で深く学んだ農学の分野だと思い、農業職を選びました。

  農家の方や市町村、他都道府県、国など様々な関係者と協力しながら、多くの関係者とともに施策を取り組むことができるのも県職員ならではの経験だと感じます。広域行政である県の立場だからこそ、様々な団体と連携・協力ができるのだと思います。

これからの埼玉県の未来をつくる役割の一翼を担う県の職員として、今後チャレンジしたい事やどのような職員になりたいかを教えてください。

  今後チャレンジしたいこととしては、農業に関する情報を提供し農業者の農業技術や経営を向上するための支援をする「普及指導員」(注)として、農業者へ直接役立てる職員になりたいです。

 また、農業職の中でも担当により、普及指導、試験研究、行政事務など幅広い業務があり、必要な知識もそれぞれですが、「埼玉農業」を支える人材になるために果敢にチャレンジしていきたいです。

 

(注)「普及指導員」とは

国家資格で、取得には最低2年の実務経験が必要です。指導にあたっては本来必要な資格で、資格手当も付きます。農業職で普及指導担当の仕事に就くと実務経験を積むことができ、農業職の職員の多くはこの資格を取ってスキルアップするようにしています。

休日や余暇の過ごし方を教えてください。

  長期の休みが取れたときは、旅行に行きリフレッシュしています。

  また、手元を動かすことが好きなので、ステイホームが続いた2020年は特に編み物などの手芸もしました。

受験するにあたってのアドバイスがあれば教えてください。

吉田さん5  筆記試験については、大学の授業の内容の復習や市販されている参考書等で勉強しました。

埼玉県ホームページにもありますが、「埼玉県の食料・農林業・農山村」(https://www.pref.saitama.lg.jp/documents/185024/zenpezi.pdf

には、埼玉農業の概要や主要な事業が記載されています。このような資料を参考に埼玉県が行っている事業を具体的に知り、自分がどのような仕事をしたいか明確なイメージを持つことをおすすめします。

  さらに御自身の経験したことが、県職員としてどのように活かせるのか考えておくのがよいと思います。

 

 

埼玉県を目指す方へメッセージをお願いします 。

  埼玉県は、平野から山間部など様々な地形があること、大消費地の東京に近いこと等から、様々な作物がつくられ、魅力が詰まっています。

  将来、みなさんと一緒に働ける日を楽しみにしています。

 

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人事委員会事務局 任用審査課 採用試験担当

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