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掲載日:2018年7月13日
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埼玉県職員を希望する皆さんに対し、先輩職員からのメッセージです。
【一般行政・一般事務】
松本 大和(まつもと やまと)
飯能県土整備事務所 用地担当(主事)(平成29年3月1日現在)
平成26年 4月採用 現所属
業務内容は、道路や河川等の整備を進める上で必要となる事業用地の買収を行うことです。その際、県は事業用地となる土地を所有する地権者さんに対し、金銭による補償を行います。実際に支障となる建物などの移転を行っていただくのは地権者さんご本人であるため、地権者さんにご協力をいただくことが不可欠な業務です。そのため、常に地権者さんの目線に立った交渉を行うよう心掛けています
比較的男性が多く、とてもアットホームな雰囲気の職場です。お昼休みにバレーボールや卓球で汗を流し、気分をリフレッシュするなど、レクリエーションを介して職員間の交流を図っています。風通しがよいおかげで、仕事を進めていく中でも、上司・同僚が親身になって相談に乗ってくれます。
当初から県の道路整備事業に反対しており、説明を全くお聞きいただけなかった地権者さんがいらっしゃいました。事業用地にかかる建物には、地権者さんにとって長年の思い出が詰まっており、手放しがたい気持ちがあります。私たちは、そのような思いをよくお伺いするとともに、事業の必要性、補償の内容等についての説明を重ねました。その結果、地権者さんからの信頼を得ることができ、補償金を算定する調査にご協力いただけたことが印象に残っています。また調査当日には、地権者さんから改めて、移転する建物に関する思い出話をお聞きする機会もあり、そのような時には県の事業を進めていく責任の重さを感じます。ここで経験したことはきっと、今後、県職員としての業務をしていく中でも生かしていけるものだと考えています。
学生時代に就職を考えた際、働くことによって、生まれ育った埼玉の力になることができたらと思っていました。そのような中で、民間企業の説明会での話を聞いてもあまりしっくりくることがなく、公務員の仕事は県内の生活環境をよくしていくイメージがとても持ちやすかったため、埼玉県を志望するようになりました。
実際に入庁してみると、業務を通じて、今まで自分が知らなかった埼玉の魅力を知ることができました。今後も様々な部署への異動を通じてたくさんの埼玉の魅力に出会えることを楽しみにしています。
入庁してから3年間の経験で、仕事のゴールを見据えて事務を進めることの難しさを学びました。任された仕事についてゴールを設定し、どのように進めたら一番良いかを自分で考えることが大切だと考えています。私はぜひ幅広い分野から埼玉県のことを考えていきたいです。今後、アンテナを常に張り巡らせながら多くの職場を経験し、それぞれの分野が抱える課題に意識を向け、広い視野を持って仕事に臨みたいと思います。
昨年、第一子が生まれたため、帰宅後や休日は、子どもと過ごす時間が大部分になりました。お風呂に入れたり遊んだり、慣れない育児を家族とともに頑張っています。これにより、平日の仕事モードから気分をしっかり切り替えることができ、また仕事に向かう活力になっています。また、以前から映画鑑賞が好きなので、時間があれば、家でリラックスしながら映画を見ることもあります。
教養試験の勉強をしていた時は「広く、浅く」を意識していました。どの科目にも得意な分野の問題が一定数出題されると考えていたのでその問題を取りこぼさず得点していこうと心がけていました。論文試験については、出題されそうなテーマをいくつか予想しておき、1つのテーマにつき2つか3つ、論点をまとめておきました。面接試験対策では、自己紹介を考えるに当たり、短所を悲観的にとらえず、長所の説明にうまくつなげられるよう、自分のことを振り返りました。そのように考えることで、面接試験では、客観的に自分について説明することができたと感じています。
私はまだ埼玉県に入庁して間もないですが、職員がみな魅力にあふれている希少な職場だと思います。
私たちとともにぜひ埼玉県の輝く未来をつくっていきましょう。
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